【ライブレポート】ロジャポ、現体制ラストを笑顔で飾ったワンマンライブ!「ロッカジャポニカがあったから大丈夫だと思えます」
Pop'n'Roll 編集部
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ロッカジャポニカが、4月29日(月・祝)に中野サンプラザホールにてワンマンライブ<ROCK A JAPONICA “FRONTIER” LIVE 〜中野サンプラザ 平成最後のアイドルコンサート〜>を開催した。
撮影:小坂茂雄、草間智博
ロッカジャポニカ<ROCK A JAPONICA “FRONTIER” LIVE 〜中野サンプラザ 平成最後のアイドルコンサート〜>写真
先日のFRESH LIVE配信での発表のとおり、この日を持ってメンバーの内山あみは卒業。現体制でのライブはこれがラストとなるが、会場には1,336人のオトモダチ(ロッカジャポニカのファンの総称)が集まり、悲しみではなく、笑顔と“タコ感”(ロッカジャポニカの中で“多幸感”の意)の溢れるライブとなった。
ライブは「OVERTURE」からスタート。メンバーは階段上から登場し、メジャーデビューシングルの「ワールドピース」が流れると会場からは大きな歓声が上がった。メインステージに降り「ASTRO GIRL」と続き、「WEE FIGHT OH!!!!!」の間奏では煽りからコール&レスポンスも起こり、中野サンプラザはさらに大きな歓声で包まれた。
その後、改めて自己紹介と会場に集まったオトモダチに挨拶と感謝を述べ、パフォーマンスを再開。「世直しタイムスリップ」では通常より長めの“一揆!”コールでホールに声を響かせ、「ボクタチ、ワタシイロ」、「ダサくなきゃ信じない」とロジャポの中でも1、2のロックナンバーを続けて熱演。「最the高」に続き、「タンバリン、凛々」はスクリーンに流れるMVに合わせてたっぷりと歌い上げた。
幕間では2月から行なっていた全国ツアーやフリーイベント、この公演のリハーサルでのオフショットなどを内山あみ自身が撮影/編集した“ponmovie”が流れ、彼女のセンスやオフショットならではのメンバーの自然な笑顔をファンは楽しんだ。
映像が終わり、暗転の中、歴代のロッカジャポニカのアーティストロゴが散りばめられた新衣装を身につけて再登場した彼女たち。「DIVE TO VIEWS」を披露し、「タコ感 ロッカジャポニカ」ではお馴染みの大縄に挑戦。引っかかることなく大成功、さらには客席へ降りて、よりファンに近い場所でパフォーマンスを行った。続いての「Chillっ子同盟」も客席でスタートし、客席を練り歩きながらメインステージへと戻った。
その後は4月上旬に脱退した椎名るかがメインとなっていた楽曲を中心に構成されたメドレーを映像と合わせて披露し、続けて彼女のソロ曲「Memories」を“ROCK A JAPINICA ver.”として4人で歌い上げた。
本編も後半に差し掛かったところで、ライブ鉄板曲である「SPARKLE TOUR!!」では風船が、「ぶっちぎりデイズ!!」ではメンバーからサインボールが客席に投げ込まれた。さらにアップテンポの「BUSY」と続き、会場にはこの日1番とも言える歓声やコールが響き渡った。
一転し、「わたしの地図」ではピンスポットに照らされた4人が壮大に歌い上げ、「Saint Mental gift」では再び明るく笑顔でパフォーマンスを行った。「だけどユメ見る」をエモーショルに歌い上げ、「記憶のサイズ」ではキャノン砲で輝くテープが舞い、さらにペンライトの演出で彩られた。パフォーマンス後、4人は1人ずつ感想を述べ、内藤は“ロッカジャポニカって何なんだろうと考えて、メンバー、スタッフ、オトモダチと作り上げたタコ感いっぱいの景色、空間そのものだなと思いました”と語り、本編は幕を閉じた。
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