26時のマスカレイド[江嶋綾恵梨 生誕祭密着レポート]魅せるステージで証明したグループの大いなる成長と強さ「10月30日まではリーダーとして役目をしっかり全うしたい」 <26時のマスカレイド 江嶋綾恵梨 生誕祭>密着レポート
Pop'n'Roll 編集部
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26時のマスカレイドが、2022年5月10日(火)にEX THEATER ROPPONGIにて<江嶋綾恵梨 生誕祭>を開催した。4月17日に2022年10月30日(日)をもって解散することを発表した26時のマスカレイドの江嶋綾恵梨にとって、今回はグループでの最後の生誕祭となった。今回、Pop’n’Rollは、そんなメモリアルな<江嶋綾恵梨 生誕祭>の密着レポートを敢行。リハーサルからライブ、そして本番を終えての気持ちを語った終演後インタビューをお届けしよう。
<26時のマスカレイド 江嶋綾恵梨 生誕祭>EX THEATER ROPPONGI(2022年5月10日)
【リハーサルレポート】
高度な新曲とトラブルに向かう姿で見えたグループの覚悟と絆の強さ
26時のマスカレイドとして最後の江嶋綾恵梨の生誕祭が行なわれた5月10日は、連日雨が続いたGWが明け、彼女の生誕祭にふさわしい太陽が燦々と輝く晴天となった。
リハーサルは、15:00からスタート。まずは、江嶋のソロ曲「10年分のフォトグラフ」をチェック。2021年にアイドル10周年を迎えた記念として自身が作詞したこの曲は、江嶋にとってもファンにとっても大事な楽曲。1曲を通して歌い終わると、少し納得できていない様子で、“もう1回いいですか?”とスタッフに依頼。気になるところを1つひとつ丁寧に確認しながら、再度この曲を歌唱した。
来栖りん、吉井美優、森みはる、中村果蓮もステージに集まると、同公演で初披露した新曲「Bloom」をパフォーマンス。ニジマス史上最も激しいダンスで、公演2日前に振り入れしたというこの曲に対しては、メンバーも不安があったようで、リハーサルが3回行なわれた。メンバー同士で“最初の立ち位置どこだっけ?”“サビの最後の音、合ってた?”と聞き合ったり、江嶋が“立ち位置、もうちょっと後ろじゃない?”とアドバイスする場面も。気になる部分をメンバー同士が細かくフォローし合う姿が、5人のこの曲にかける想いの強さをうかがわせた。
リハーサルも終盤に差し掛かったところで、来栖の使用しているイヤモニの調子が悪くなり、彼女の歌い出しが少し遅くなってしまう事態が発生。曲を途中で止めると、江嶋と森がすぐさま駆け寄り、“大丈夫?”“イヤモニ密閉しな!”と声をかけていた。リハーサル終了後も、まだ不安が残っているようで、涙を浮かべる来栖。メンバーは彼女に寄り添うと、江嶋が“大丈夫だったよ”とやさしい言葉で励ます。5人の輪の中で、安心した表情となった来栖の姿を見ていて、ニジマスメンバーの絆の強さと、江嶋のリーダーとして存在感の大きさを改めて感じることができた。