26時のマスカレイド［江嶋綾恵梨 生誕祭密着レポート］魅せるステージで証明したグループの大いなる成長と強さ「10月30日まではリーダーとして役目をしっかり全うしたい」＜26時のマスカレイド 江嶋綾恵梨 生誕祭＞密着レポート

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【終演後インタビュー】

26時のマスカレイドの楽曲とパフォーマンス力の強さを見せつけた＜生誕祭＞終演後の江嶋綾恵梨をバックヤードでキャッチ。同公演に込めた想いや今後について語ってもらった。

パフォーマンス力が上がってるところも観てほしいなって思っていました

――今日のセットリストは、どのように組まれたんですか？

江嶋：
ニジマスの曲をめちゃめちゃ聴き込んで、流れを作ったら、それを何回も再生して、自分の中で1番しっくりきたものにしました。音楽要素を強めにしたかったんです。

――確かに、楽曲を聴かせに来てるなって思いました。

江嶋：
そうそうそう、だからファンの人的にどうだったのかな？と思ったんですけど、「ハートサングラス」とか「B dash！」は、ほかの対バンイベントなどでいつでも聴けるなと思ったので（笑）。ニジマスの中でもめっちゃ名曲だって思ってるものをとりあえず挙げて、あとは曲のエンディングのあたりの音とか雰囲気とかを聴いて、スッていう自然な流れに持っていける感じにしたいなって思っていました。

――冒頭の2曲は、アッパーな曲ではなかったですね。

江嶋：
そうですね！　やっぱり最初は（テンションを）上げた方がいいかなって思ったんですけど、私は最後に向けて徐々に上がっていくのが好きなんですよ。だから今回は、大事な曲を最初に持ってきて、そこからちょっとずつボルテージを上げていく感じにしました。

――センター曲「Bloom」は、どういうイメージで作ったんですか？

江嶋：
これまでもクボさん（クボナオキ）とはよく一緒に曲を作らせてもらっていて、今回はソロ曲（「10年分のフォトグラフ」）とは対比のある曲を作りたかったんです。ソロ曲はどちらかというと歌謡曲寄りのJ-POPみたいな感じで、ああいう曲も好きなんですけど、私はハロプロさんからアイドルに入ってるし、アニソンとかも大好きなんです。ニジマスもアニソンぽい曲が多いんですけど、もっと強めの印象のある曲が欲しくて。私、けっこう柔らかめの曲やバラードを得意としているイメージがついていると思うんですけど、実はめっちゃ踊る曲好きだし、めちゃめちゃカッコいい感じとかも好きでやってみたかったから、これはいい機会だと思って。歌詞も、私、普段はあんまり尖ったことは言わないんですけど、自分が書かないからいいかなと思って、うちに秘めてる気持ちや、芯の強さみたいなところをクボさんなりに書いてほしいですってお願いして。あとはやっぱお花が好きなので、お花にまつわる感じで書いてほしいってお願いして。それと吉ちゃん（吉井美優）とのハモリパートが主旋みたいな、「Go Way」みたいな感じを絶対入れてほしいですっていうのを伝えて……もうクボさん、さすがでした。

――ダンスもかなり魅せるような仕上がりでしたね。

江嶋：
実は、2日前の5月8日（日）が振り入れだったんですよ（笑）。だから、みんな不安で。でも、私、先生に“ニジマス史上で1番踊るのが難しい振り付けにしてください”ってお願いをしていたんです。みんなには言ってないんですけど（笑）。ニジマスって歌がメインで、一緒に真似できる振りが多いから、ゴリゴリに踊ってるみたいな曲ってあんまりないんですよね。ただ、私、もともと歌って踊るスタイルがベースだったから、（「Bloom」の）振り入れしてる時に、“ずっと動いてるって感じがめっちゃ懐かしい”って思って（笑）。ずっと踊っている感じを久しぶりに思い出して、めっちゃ嬉しかったです。しなやか系でカッコよく、女性らしい感じで作ってほしいですってお願いしたら、ダンスもすごい好きだし、曲も私が想像していたのを超えてきてくれて、感謝です（笑）

――パフォーマンスの完成度も高かったですね。

江嶋：
難しい技術のいるものがけっこう入っているので、何年か前だったら、みんな踊れてなかったと思うんですよ。今回も、みんな“難しい！”と言いつつ、できるようになってて、パフォーマンス力が上がってるところも観てほしいなって思っていました。

――そういう意味でも、今回の生誕祭はニジマスの成長が感じられるものだったんですね。

江嶋：
ホント、歌もそうだし、成長したなって思います。

――生誕衣装についても教えてください。

江嶋：
衣装はもっち（宮本美優）に、“とりあえずベージュが好き。でも、ソロ曲のドレッシーな感じよりは、強い感じにしてほしい”っていうお願いをしていて。あと片方の袖が長くて、片方の袖が短かったりとか、布も最初はこれではなかったんですけど、こういう感じのお花柄の布を使ってほしいっていうのは伝えていました。それと、最近ゴールドが好きなので、ゴールドを入れてほしいってお願いしたら、この衣装ができて、もう天才って思いました（笑）。めっちゃ好きで、着て帰りたいくらい。このまま帰ろうかな（笑）。メンバーもすごい喜んでくれました、この衣装可愛いって。ニジマスじゃ、着なさそうですよね。

――ZOZOTOWNの箱に入っていたメンバーからのプレゼントは何だったんですか？

江嶋：
可愛いカゴバッグです（笑）。夏になるから、カゴのバッグが欲しかったんです。でも、そのブランドの公式サイトを見たら、配達日が明日（5月11日）だったんですよ。“生誕祭当日に届かないし、えじ無理かも”って言われて……でも、どうしても私はそれが欲しくて、めっちゃ調べたらZOZOに1個だけあったようなので。だから、希望どおりにカゴバッグをいただきました（笑）。それにプラスしてコスメも付けてくれました。来栖、コスメ部員になれるくらい、コスメ詳しいんですよ。

――最後に、今回のライブを終えて今後の目標を教えてください。

江嶋：
（解散日である）10月30日（日）に向けて、ダンスとか歌とかパフォーマンスのスキルは、 “そんなに!?”ってビックリされるぐらいの高いところに持って行きたいです。みんながそれを求めているかはわからないけど、自分はもともと歌とダンスが好きというところからアイドル活動を始めているので、“すごく見違えるほど成長してる”って思ってもらえるように頑張りたいですね。ヨガを始めたのも、身体の使い方を勉強したいってことがきっかけだったんですけど、身体のことを勉強したら、ダンスも全然変わったし、伸ばした時の手の感覚もさらに先に行くようになったんです。そういうのは細かいことだけど、私、ダンスや歌に対してはこだわりがすごく強いので、私ができる最大限の恩返しじゃないけど、1番ベストな状態が見せられるようにすることが、10月30日までの私の役目だと思っていて。“アイドルは可愛ければいい”だけじゃなくて、私が思うアイドルはちゃんと歌もダンスもできる存在なので、ライブもコールがなくてもこうやって（前のめり）で観ちゃうぐらいのレベルにまで持って行きたいですね。

――江嶋さんらしい考えですね。

江嶋：
あと、自分は12年アイドルをやっていて、それって小学校1年生から高校3年生までと同じ期間じゃないですか。これ、友達に言われたんですけど、自分の人生の半分ぐらいアイドルやってるんだから、これだけのものを見せられるということを残したいし、アイドルの子たちにも“頑張ったら報われるよ”ということを知ってほしいなって思うんです。どんな報われ方かは人それぞれだけど、私は1番パフォーマンスとか、“えじちゃんの考え方が好きです、言葉が好きです”って言ってもらえることが、可愛いって言われるよりも嬉しいから、ニジマスをそういうレベルにまで持っていけるように頑張ります。

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