BABY-CRAYON〜1361〜(ベイビークレヨン)[ライブレポート]大きな可能性で魅せたデビューライブ
Pop'n'Roll 編集部
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BABY-CRAYON〜1361〜(ベイビークレヨン)が、10月10日(日)にVeats Shibuyaにてデビューライブを開催した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。
BABY-CRAYON〜1361〜(ベイビークレヨン)<デビューライブ>Veats Shibuya(2021年10月10日)
東京音楽大学卒、フジテレビ『芸能人特技王決定戦 TEPPEN』ピアノ部門で準優勝経験のある石綿日向子の初めてのプロデュースアイドルとして誕生したベイビークレヨン。
“赤ちゃんが初めて手にしたクレヨンで描く一本の線は無限大の可能性がある”という意味を込めて名づけられ、“日本一宣言アイドル”をコンセプトとしている。
メンバーは石綿日向子、桜木こと、永久ハンナ、早海美玖、吉田菜々世の5人。異なる環境から集まった5人のデビューライブのチケットは販売開始12時間でソールドアウト。デビュー前から注目を集めていた。
開演時間になると、彼女たちのデビューを待ちわびたファンのペンライトが点灯する。SEに合わせてメンバーが登場し「Jump to the dream!!」で幕を開ける。
メインボーカルを務める桜木の歌い出しからスタート。力強い歌声で熱い眼差しでファンの心を掴む。デビューライブとは思えない完成度と、目力から伝わる緊張感に胸が熱くなる。続けてファンと一緒に踊れる可愛らしいアイドルソング「ケセラ・セラ・ヴィ」を披露。大人びた顔立ちの永久は、実は最年少。パフォーマンスは笑顔が絶えずフレッシュでそのギャップがたまらない。
“デビューライブにお越しのみなさんはじめまして! 私たちベイビークレヨンです”と全員で挨拶。グッズやメンバーカラーの紹介を済ませると、次の楽曲へ。
3曲目は石綿が作詞に携わり、桜木と吉田が振り付けを担当した「キャンディードロップキック」。ファンと一緒に楽しめる振り付けを目指した“タオル曲”である。コロナ禍でタオルを回すことは叶わなかったが、熱いロックサウンドに乗せて思い思いにペンライトやこぶしを振り回し会場の一体感が高まっていく。
“まだまだ私たちと一緒に踊って! いくよ!”という桜木の煽りから「G.G.FANTASY」へ。吉田は所作の美しいダンス、セクシーな視線を客席に届ける。
2回目のMCでは、石綿がグループへの想いを語った。
“私はやっぱりアイドルが好き。ファンの人と触れ合う空間が大好き。「自分はひとりじゃない」と思わせられるように、感謝の気持ちを持って5人で活動していきたいと思っています”
「君と歌うボクの唄」は、エモーショナルな歌詞と5人でシンクロしたダンスで魅せる。歌詞を丁寧に届ける早海。1つひとつの仕草が可愛らしく心奪われる。《君がいるから僕が強くなれる》《選んだもの間違いじゃないと証明するよ》という、バラバラの場所から集まった5人のこれまでとこれからのストーリーを歌った前向きな楽曲だ。
最後の楽曲は、桜木のソロから始まる「Todoke!」。さまざまな過去や環境、経験を経て同じ夢を目指し集まったベイビークレヨン。“人はみんな1人じゃない”という真っ直ぐにメッセージを届ける等身大のパフォーマンスを魅せた。
日本一のアイドルを目指すと宣言しているベイビークレヨン。今回のデビューライブで彼女たちの本気と無限大の可能性を感じることができた。“ベビクレ”の線はまだ描き始められたばかり。これからの活躍に期待したい。
BABY-CRAYON〜1361〜 プロフィール
“赤ちゃんが初めて手にしたクレヨンで描く一本の線は無限大の可能性がある”という意味を込められて名づけられた
メンバーそれぞれ、さまざまな過去、環境で過ごし、それでもアイドルとして舞台に立ちたいという強い想いが重なり石綿日向子を筆頭に出逢った5人
正々堂々、想いがこもった熱い詩を生音に乗せて届けるリアルサウンドグループ
“日本一宣言アイドル”というコンセプトを掲げ日本一のアイドルを目指す。