B.O.L.T[ライブレポート]初の東名阪横ツアー完遂! 「ツアー中での出会いを一生大事にしたいので、一生好きでいてください!」
Pop'n'Roll 編集部
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B.O.L.Tが、9月23日(木・祝)に横浜ベイホールにて自身初の東名阪横ライブツアー<#BOLT関東デマス 〜初ライブツアーの巻〜>ファイナル公演を開催した。本日では、同公演のオフィシャルレポートをお届けする。
<#BOLT関東デマス 〜初ライブツアーの巻〜>ファイナル公演より
“one move, one passion”をキャッチフレーズに、B.O.L.Tが外に打ち出していく姿を表現した2ndアルバム「Attitude」を引っ提げた同ツアーは、8月9日(月・祝)の東京キネマ倶楽部公演を皮切りに、タイトルの通り関東を飛び出し、9月4日(土)大阪ESAKA MUSE、9月12日(日)名古屋CLUB QUATTROと東名阪を巡回し、この日横浜ベイホールでツアーファイナルを迎えた。
初日の東京、そして大阪・名古屋と各地を回ってきたB.O.L.Tの成長を魅せるかのような自信に満ちた顔つきのメンバー。2ndアルバム『Attitude』のカラフルな新衣装に包まれて登場。
この日の1曲目は、“笑顔でツアーファイナル公演を楽しんでほしい”というB.O.L.Tの想いがこもった2ndシングル表題曲「スマイルフラワー」からスタートした。
高井千帆が“ツアーファイナルは笑顔の1日にしましょう‼”と開幕を告げると集まったファン達は大きな拍手でひと回り成長したB.O.L.Tの関東への帰還を歓迎。続けて披露したのは、大阪公演で初披露した高井による歌い出しが印象的な「まわりみち」。“歩く”ことをテーマとしたこの楽曲のパフォーマンスは、メンバー全員で1歩ずつ確実に前へと歩いていく振り付けと《果てなく続く道を歩こう 願いはきっと届くから》という歌詞がまるでここまでのB.O.L.Tの道のりを示すようであった。
この日初めてMCでは、メンバーが意気込みを述べる。高井が“アルバム『Attitude』から新曲を披露させていただきながらツアーを回ってきましたが、今日はツアーファイナルということで全曲余すことなくパフォーマンスしたいと思います!”と語ると、ファンたちは拍手で呼応し、会場には金秋さながらの色とりどりのペンライトが咲き乱れた。
次のパートでは、大阪公演で初披露したB.O.L.Tの“タオル曲”として定着しつつある「Catch The Rainbow」を、ツアーを盛り上げる企画『#可愛い被写体のいる生活_BOLT関東デマス』としてパフォーマンス。同画は、ツアーで披露する楽曲の中から各部1曲を写真撮影可能とし、B.O.L.Tメンバーを被写体に思い思いに可愛い瞬間をファンのみなさんに収めてもらうというもの。“#可愛い被写体のいる生活_BOLT関東デマス”とつけてTwitter上でのアップも可能。この企画を楽しみにカメラを持参したファンたちは、弾けるメンバーと宙に浮くタオルが入り乱れた最高の瞬間を切り取るかのようにシャッターを押し続けていた。
続けて「宙に浮くぐらい」と躍動感が続く楽曲を立て続けに披露した後、初披露となる「USHIRO-META-I」へ。“背中”をテーマにしたこの楽曲は歌詞のところどころに“背”に関わるキーワードが散りばめられており、パフォーマンスでもほぼ全編にわたって背中を見せるという前代未聞の振り付けに。背中で語るB.O.L.Tの独特なステージにファンは驚きに満ちた拍手で応える。
そして、“軸”という意味合いを持つ1stアルバム『POP』のリード曲「axis」へと繋げ、B.O.L.Tのぶれない軸を見せつけるかのような一連のパフォーマンスで会場を沸かせた。
MCでは、初披露した「USHIRO-META-I」の話題でトーク。背中を見せ続けるパフォーマンスの意味をメンバーが解説しながらも、メンバーの青山菜花からは“後ろを向いている時は変顔をしているかも!?”というエピソードなども飛び出し、ファンたちを盛り上げた。
中盤ブロックでは、ツアーで引っ提げた2ndアルバム『Attitude』のリード曲「Yummy!」、そして「夜更けのプロローグ」、ドラマ主題歌も務めた「Don‘t Blink」、メンバーがそれぞれ別の動きをするカノンという振り付けが印象的な「わたし色のトビラ」、そして名古屋公演で初披露した「JUST NOD」と立て続けに5曲をパフォーマンス。
続いてのブロックでは空気を一気に変え、しっとりとした雰囲気が印象的な「未完成呼吸」、「スーパースター」、そして名古屋で初披露した「Hear You」と聴かせるパートへ。「Hear You」では、中学1年生メンバーの青山菜花、白浜あやが歌い出しからサビまでを担当するという今までのB.O.L.T楽曲にない構成で披露。“あやなの”の成長で切り開いた新たなB.O.L.Tの一面にファンは揺れるペンライトと拍手で応えた。
高井の“ラストスパート盛り上がっていけますかー!?”という掛け声とともに“まだまだこのままでは終わらせない”というメッセージのこもった、ベースラインが特徴的な楽曲「寝具でSING A SONG」の後は、大阪で初披露し話題となった“土下座”がテーマの「Please Together」と激しい楽曲を畳み掛け、この日1番の盛り上がりを見せて本編が終了した。
まだまだ物足りないとアンコールを求める拍手が鳴り響き、メンバーは「Yummy!」のMVで披露したデニム風エプロン衣装で再び登場。
同衣装でファンの前に立つのはこの日が初めてとなり、ファンたちは大きな拍手で喜んだ。アンコール1曲目には、『Attitude』のボーナストラックとして収録されたDragon Ash名曲のカバー「HOT CAKE」を初パフォーマンス。そして、まだまだ続くB.O.L.Tの歩みを象徴するように「足音」を披露した。
MCでは3rdシングル「More Fantastic」の話題に。10月2日(土)放送開始となるBSテレ東 真夜中ドラマ『ごほうびごはん』のオープニング主題歌となっており、高井は“ぜひ一緒にドラマを楽しんでくれたら嬉しいです。私たちもまだ見ていないのでドキドキです!”と楽しみな気持ちを伝えると、ファンたちは放送開始が待ちきれないといわんばかりの拍手でB.O.L.T 2度目となるドラマ主題歌決定を祝福した。
また、B.O.L.T初となるレギュラーラジオ番組ラジオ観客は重なる嬉しいお知らせに期待を高めた。高井が“ツアーが終わってもまだまだB.O.L.Tはみなさんと一緒に走り続けますので、これからもついてきてください!”と強い想いのこもった意気込みとともに「夕日の後の夜に」で1部を締めくくった。