NMB48[ライブレポート]グループの伝統が引き継がれた復活<ここ天>「これからもNMB48についてきてくださったら嬉しいです」
Pop'n'Roll 編集部
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NMB48が、7月11日(日)にZepp Osaka Baysideにて<NMB48 ここにだって天使はいる公演2021>の昼公演&夜公演を開催した。<ここにだって天使はいる公演>、通称“ここ天”は、NMB48唯一のオリジナル公演。2013年11月に初演を迎え、2017年から2019年にかけてドラフト2期生や5期生といった当時の次世代メンバーによる“カトレア組”もNMB48劇場で“ここ天”を経験した。今回、ファンもメンバーも待ち望んだ“ここ天”が復活。オリジナルメンバーは1期生の白間だけとなったが、NMB48の伝統が新たに引き継がれる記念すべき日となった。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。
<NMB48 ここにだって天使はいる公演2021>Zepp Osaka Bayside(2021年7月11日)
序盤は、美しいハーモニーから始まる「青い月が見てるから」や羽根の生えた衣装での公演タイトル曲「ここにだって天使はいる」など、アイドルらしい王道ソングを披露。
ユニットコーナーでは、革ジャンを着た小嶋がエレキギターを弾きながら歌うクールな「夢のdead body」、ユーモラスな要素も取り入れた「何度も狙え!」、白間がリードするキュートな「おNEWの上履き」、グラビアでも活躍する上西と加藤と安田によるセクシーな「ジッパー」など、メンバーの個性をたっぷりと届けた。
後半も人気曲「初めての星」に始まり、キレのあるダンスで魅せる「100年先でも」、クラシックバレエの踊りを取り入れた優雅な「ドガとバレリーナ」、派手な衣装と通天閣をモチーフにした帽子が大阪的な「情熱ハイウェイ」、全員のパワーと熱い想いが体現されている「不毛の土地を満開に...」など、振り幅の広い楽曲で魅了した。
白間にとって最後の“ここ天”ということで、ラストは最新シングル「シダレヤナギ」と「ワロタピーポー」(昼公演)、「らしくない」(夜公演)と、白間がセンターを務めたシングル曲もアクト。
昼公演唯一の7期生・平山は“すごく不安でしたけど、このチャンスを絶対に無駄にしたくないと思いました。先輩方に追いつきたい、負けたくないという気持ちも深まりましたし、先輩を脅かす存在になりたいです”と想いを表明。
ドラ3の前田も“刺激をくださる先輩は本当に偉大だと思いましたし、私もそんな先輩になりたいです。後輩にもっといろいろ教えたりしながら自分のポジションを確立して、「NMB48に前田令子が必要だ」と言ってもらえる存在になりたい”と力強く話した。
“ここ天”を多く経験してきた3期生・加藤からは、“1期生から7期生まですべての期が揃ったメンバーでこの公演ができて本当によかったです。こうやってNMB48の伝統が受け継がれていくんだなって思いました。伝統を大切にしつつ、気合がいっぱい入ったNMB48を今のメンバーで作っていきますので、NMB48の未来をしっかりと目に焼きつけてほしいと思います”と、卒業する白間の代わりに自分が引っ張るという頼もしいコメントも。
最後はキャプテン・小嶋が“ファンのみなさんと同じライブを一緒に楽しむこの空間が私たちは好きだということを、この3日間で感じました。どんな時代になっても私たちを応援してくださるみなさんに本当に感謝しています。これからもNMB48についてきてくださったら嬉しいです”とファンに向けて想いを伝えた。
なお、7月9日(金)〜11日(日)にかけて行なわれたZepp Osaka Bayside 3DAYS LIVEの全5公演が『17LIVE』で無料アーカイブ配信。アーカイブ期間は7月12日(月)12:00〜7月26日(月)11:59まで。
7月19日(月)21:00~22:00には、17LIVEでZepp Osaka Bayside 3DAYS LIVEの後夜祭特番を生配信。全5公演の振り返りから、NMB48 難波新鮮組公演の投票結果を発表する。出演は梅山恋和、小嶋花梨、貞野遥香、塩月希依音、白間美瑠。
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