西葉瑞希、谷川愛梨(元NMB48)[ゲネプロレポート]舞台<まわれ!無敵のマーダーケース!!>開幕! 「1人でも多くの方に届けたい」 舞台<まわれ!無敵のマーダーケース!!>ゲネプロレポート
Pop'n'Roll 編集部
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西葉瑞希、谷川愛梨(元NMB48)が出演する舞台<まわれ!無敵のマーダーケース!!>が、本日5月26日(水)に銀座 博品館劇場にてゲネプロを実施した。本記事では、コミカルでありつつ緻密に構築された脚本のもと、西葉、谷川をはじめとするキャストたちが迫真の演技で会場を笑いの渦に巻き込んだ舞台の模様をお届けする。
舞台<まわれ!無敵のマーダーケース!!>ゲネプロ公演(2021年5月26日/銀座 博品館劇場)
同舞台は、『演劇集団 イヌッコロ』により2017年に初演、以降さまざまな団体にて上演されているワンシチュエーションコメディ。
今回は、2020年12月に舞台<苦闘のラブリーロバー>、2021年3月に<ハッピーハードラック>を上演し、好評を博した『シザーブリッツ』のもと再演が決定。演出はシチュエーションコメディの演出に定評のある野坂実が担当している。
衣装は<苦闘のラブリーロバー>、<ハッピーハードラック>に続き、人気スタイリストのヨシダミホ、へアメイクは数多のアニメ/ゲームを原作とした2.5次元舞台のヘアメイクを担当し高い評価を得る西村裕司が務める。
出演者は、小南光司、西葉瑞希、飯山裕太、谷川愛梨、武藤晃子、松村泰一郎、月岡弘一、鈴木遥太、畠山遼、髙木俊、君沢ユウキ。また、佐野瑞樹が特別出演し、作品に華を添えた。
同作品の舞台は、人里離れたペンション。
まったく書いたことのないサスペンス小説の執筆に悩む作家・藤澤智彦(小南光司)が、“そうだ! 嘘の殺人事件を起こして、人間のリアルな反応を見よう!”と、編集者の末国(飯山裕太)に協力を仰ぎ、売れない役者である成田(武藤晃子)、広野(松村泰一郎)、今北(月岡弘一)、谷川(鈴木遥太)、登塚(髙木俊)を雇う。
ペンションに3人の知人を招き、“殺人ごっこ”計画を実行していたが、そこに本物の殺人鬼が現れてしまうのであった。
そんなストーリーで西葉瑞希が演じるのは、大御所ミステリー作家の一人娘で、溺愛されて育てられたため、我儘で物怖じしない性格の持ち主・小山田さくら。
谷川愛梨は、藤澤の突飛な行動にいつも呆れているが、付き合ってあげている優しい性格の藤澤の従妹・さとみを演じる。
ゲネプロでは、稽古に励んできたキャストたちが迫真の演技を披露。時にはシリアスな雰囲気で張り詰めた空気に、時には会場を大きな笑いの渦に巻き込んでいた。
藤澤たちのおかしな行動に鋭くツッコミを入れる小山田の姿や、コメディ作家の藤澤がどうしてもサスペンスを執筆したい理由など、山奥のペンションの一室で起こる出来事は、そのどれもが見どころとなっている。
公演を終えて、主演を務める小南は、関係者に向けて“本日はゲネプロにご来場いただき、誠にありがとうございます。こんなご時世ですが、この作品をいろんな方に届けたいと思い、稽古やリハーサル、ゲネプロに挑んだわけですけども、今日から本番が始まります。1人でも多くの方に届けたいので、みなさまのお力をお貸しください”!とコメント。
舞台<まわれ!無敵のマーダーケース!!>は、5月30日(日)まで計8公演上演される。