兒玉遥、ヒロインの婦人警官役を再演！ ＜改竄・熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン ～復讐のアバンチュール～＞出演決定

兒玉遥が、6月24日（木）〜27日（日）に新宿・紀伊國屋ホールにて上演される＜改竄・熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン ～復讐のアバンチュール～＞に出演することが発表された。

新しい紀伊國屋ホールの演劇公演第1弾を飾る＜新・熱海殺人事件＞に続く第2弾として上演される同作。

＜熱海殺人事件＞の数あるバージョンの中で最も異端な作品とされる同作は、昨年、つかこうへい没後10年の節目に開催された＜つかこうへい演劇祭＞の中で＜改竄・熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン＞と銘打ち、中屋敷法仁が演出を手掛けて上演され、開幕とともにセンセーションを巻き起こして話題となった。しかし、コロナ感染症拡大により、すべての日程を全うすることなく公演中止に。

その“リベンチマッチ”と言える今回の公演では、主演の木村伝兵衛部長刑事を、見事なパフォーマンスと妖艶で狂気的な演技で観客を圧倒する多和田任益が＜新・熱海殺人事件＞（熊田留吉役）から続けて担当。相反する2役を連続で演じるのは、長い＜熱海殺人事件＞の歴史の中でも“前代未聞”となる。

木村伝兵衛に翻弄されながらも事件を捜査する速水健作刑事は、高いポテンシャルを証明し、圧倒的な熱量で輝きを放った菊池修司が務める。

ヒロインの水野朋子婦人警官は、女優としての新境地に到達し、その悲哀を見事に演じ切った元HKT48の兒玉遥。そして容疑者・大山金太郎は、数多くの舞台経験に裏打ちされた風格で、作品や座組の根幹を担った鳥越裕貴に。

演出は、高い演劇教養と演出力で異端な戯曲を見事に昇華した中屋敷法仁が再び手腕を振るう。