えのぐ×純情のアフィリア[特別対談]次元を超えた笑顔いっぱいのシンパシー えのぐ×純情のアフィリア特別対談
鈴木 健也
Pop'n'Roll Editor in Chief(編集長)
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<TIF>に2年連続で出演し、ヒューリックホール東京公演などリアルライブも積極的に行なっているバーチャルアイドル『えのぐ』。今回、昨年の<TIF>特集での#ババババンビとの対談に引き続き、えのぐとリアルアイドルの特別対談をセッティング。ご登場いただいたのは、多数のイベントに出演し、常に大きな存在感を放っている純情のアフィリア。えのぐの白藤環と鈴木あんず、純情のアフィリアの夏目ベールと優希クロエ……初対面の4名は、まさに一瞬で意気投合。終始笑いが起こり、2組の共通点や未来への大きな可能性が見えた座談会の模様を余すことなくお届けしたい。
編集協力:竹内伸一
撮影:中島たくみ
アフィリアさんは、みんな可愛くて、歌もすごく好き(鈴木)
――まず最初にお互いの印象を教えてもらえますか?
優希:
近代的な感じのグループだなと。VTuberとか、バーチャル配信者って流行っていますけど、バーチャルアイドルもいるんだと思って驚きました。新しいな、すごい令和だなって。
夏目:
わかるわかる!
鈴木・白藤:
はははは(笑)。
優希:
みなさん、可愛くて。表情も生き生きしていてすごいなあと思いました。それに、ずっとコンディションがよいので、うらやましいです!
夏目:
わかる! その日のコンディションに左右されないのって、いいよね!
――リアルなアイドルならではの発言ですね(笑)。
夏目:
もうコンディションにむちゃくちゃ左右されますから(笑)。雨の日とか、髪形がどんだけ頑張っても決まらない(笑)。
優希:
ライブは後半になると顔ドロドロ(笑)。
――えのぐも、写真が半目になってしまうことがあるんですよね?
白藤:
ありますよ!
夏目:
えっ、そうなんですか!?
白藤:
“それはアイドルとしてだめだよ!”みたいな顔になっちゃうこともあります(笑)。
鈴木:
ヤバイ顔してること、あるよね(笑)。
白藤:
2ショットチェキを撮ることがあるんですけど、目を閉じちゃったり、半目になっちゃったりするので、“もう1度撮ってもいいですか?”ってお願いしたりしますよ。
夏目:
そういうこと、やっぱりあるんだ!
優希:
意外です!
――えのぐのおふたりは、純情のアフィリアに対する印象はいかがですか?
白藤:
私、アニメがめちゃくちゃ好きで、秋葉原に行った時に、(アフィリアさんの)ポスターがめちゃくちゃあったんですよ! “わぁ~、可愛い!”って思いました。アニメのタイアップをしてらっしゃいますよね。『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』とか、観てました。“あのアニメのオープニングってアフィリアさんだ!”って思って、今日、ご一緒できるの、めちゃくちゃ嬉しかったです。最初の頃、『STEINS;GATE』とかもやってましたよね。あれもすごく好きでした。
夏目:
うわぁ~、めっちゃ詳しい!
優希:
ありがとうございます!
――アニメが好きというのは、共通点かもしれませんね。
夏目:
確かに。アフィリアのメンバーも、アニメやゲームが好きですよ。
優希:
サブカル好きが多いよね。
――最近、お気に入りのアニメはありますか?
夏目・優希:
『呪術廻戦』(声を揃えて)!
白藤:
好きな方、多いですよね。ハマったら抜け出せなさそうで、私はまだ手を出していないんです(笑)。
夏目:
先ほどちらっとお聞きしたんですけど、『ハイキュー!!』がお好きなんですよね?
白藤:
めちゃくちゃ好きです。
夏目:
ちなみにどなたが? 箱推しタイプですか?
白藤:
えっと、セッターが好きなんです(笑)。影山(飛雄)くんも好きだし、菅原(孝支)さんも好きだし、音駒(高校)の(孤爪)研磨も好きです。
優希:
セッター、いいですよねえ!
白藤:
バレーボールとアイドルって関係ないように見えますけど、アイドルもスポ根な部分があるじゃないですか。だから通じるものがあるなって勝手に思ってて(笑)。私はMCをやらせてもらうことが多いんですけど、MCってウマいパスを回すみたいな役回りだったりして、“セッターみたいだな”って思って。私はえのぐのセッターになるって決めてます(笑)。
優希:
そんなちゃんとした理由もなく、私はただただ好きなだけで……なんだか、ごめんなさい(笑)。
白藤:
誰が好きなんですか?
優希:
及川徹です!
白藤:
いいですよね~。
優希:
カッコいいです!
――鈴木さんは、アフィリアに対してどういう印象がありますか?
鈴木:
アフィリアさんは、10周年を迎えていらっしゃって、すごく長く続いているアイドルグループだなって思っています。すごく個性的で、MVとか素敵だなって思いました。みんな、可愛くて。歌もすごく好きです。
優希:
ありがとうございます!
夏目:
嬉しい!
優希:
アフィリアはメンバーの入れ替わりが激しいグループなんですけど、今のメンバーは、ずっといる人ばかりなので個性が……。我が強い8人って感じなんです(笑)。
夏目:
でも、すごくバランスが取れてると思う。いい感じなんですよ。8人揃ったらすっごいうるさいんで、きっと驚くと思いますけど(笑)。
――それぞれ楽屋ではどういう感じなんですか?
優希:
アフィリアはずっとしゃべってます。ずっとふざけてて(笑)。
夏目:
みんなで“うぇ~い~”ってね(笑)。
優希:
小学校の教室みたい(笑)。
夏目:
あ、その例えが1番正しいね。ずっとしゃべってるし、ずっと笑ってる。
優希:
暇があると人狼とか始めます(笑)。
鈴木:
楽しそう(笑)。
優希:
共同楽屋だと申し訳なさがありますけど(笑)。
夏目:
“申し訳ありません”と思いながら、騒がせてもらっています(笑)。でも、ホント、むちゃくちゃ仲がよいんですよ。メンバーの家にも泊まりに行ったりもすごくしますし。
優希:
お正月はずっと一緒にいたもんね。
夏目:
そうだね。クロエちゃんの実家にお邪魔して、一緒にバーベキューをやったり(笑)。
優希:
私の実家、めっちゃ遠いんですよ(笑)。なのにわざわざ来てくれて。
夏目:
私の実家に遊びに来てくれたこともあったよね。
――それは本当に仲がよい(笑)。
夏目:
もう家族みたいですね。えのぐさんの楽屋も気になります!
白藤:
えのぐも仲がよくて、4人でめっちゃしゃべってますよ。しょうもない話がずっと続くので、“私たちの会話は生産性がないね”って(笑)。
優希:
なんか、すごく女子っぽいイメージがします。女子力高そう。アフィリアはね……。
夏目:
小2男子って感じ(笑)。
白藤:
私がめちゃくちゃオタクなんで、推しについてめちゃくちゃ語っています。あんずはひたすら“うんうん、そうだねえ”って聞き役になってくれて(笑)。日向奈央ちゃんもけっこうオタクなんで、私と2人でめちゃくちゃ乙女ゲームの話で盛り上がってます(笑)。それをあんずと夏目ハルちゃんがのほほんと見守ってくれているみたいな楽屋です。
優希:
へえ~、可愛らしい感じですね~。癒されそう。うちら、みんながしゃべるので収集がつかないんです(笑)。
鈴木:
4人と8人の違いがあるのかもしれませんね。
夏目:
確かに。でも、うちら、今8人ですけど、少ないなって思いますよ。
優希:
1番多い時で14人だったんで。
夏目:
私が加入した時、14人でした。もう、大変だったよね。
優希:
8人でも、ほかのグループと比べたら多いんですけどね。アフィリアに入っておいてなんですけど、少人数のグループ、憧れます(笑)。
夏目:
わかる~!
鈴木・白藤:
はははは(笑)。
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