レディキス、SAY-LA、ホトキャ、きゅんしろ、ベビキス[ライブレポート]<I-GET祭>に5組が集結! 最後は「WE ARE ALL ONE」で観客とも心を1つに
Pop'n'Roll 編集部
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アイドルプロダクションのI-GETが、12月10日(木)に今年最後となるイベント<I-GET祭>を新宿BLAZEで行なった。出演したのは、READY TO KISS、SAY-LA、HOT DOG CAT、Qnto syrup、BABY TO KISSといった所属全5グループ。オープニングトークをSAY-LAの藤沢泉美、Qnto syrupの月見玲花、HOT DOG CATの大原莉奈、READY TO KISSの清川麗奈が担当し、イベントへ向けての意気込みを語ったうえで、<I-GET祭>は幕を開けた。本記事ではその模様をお届けする。
<I-GET祭>新宿BLAZE(2020年12月10日)
撮影:本間裕介
取材・文:長澤智典
BABY TO KISS
<I-GET祭>は、先に新メンバーとして発表になっていた小椋妃奈乃、天使えみりへ、新たに甘沢みゆり、犬乃かりん、もも(元エルフロート)を加え、5人体制になったBABY TO KISSのライブからスタート。
披露したのは、SAY-LAの「こじらせ片想い」。観客たちも最初から総立ちで、BABY TO KISSの新しいスタートに熱いエールを送る。もものような経験者がいるとはいえ、未経験の多いメンバーたちが中心で、まだまだ歌声の音程も甘く、振りもズレが出るなど、ライブの課題点はいろいろとある。しかし、5人は伸びしろを感じさせるステージングを披露。
客席後方にはほかグループのメンバーたちが集まり、BABY TO KISSの新たな始まりの姿に熱い視線を送っていた。
Qnto syrup
活動を始めて間もないQnto syrupが、2番手に登場。ライブ経験も決して多くはない。とはいえ、高い期待を背負っている自覚を強く持っているせいか、冒頭を飾った「恋のリトマス試験紙」を歌い出した時点から、4人は息の合ったパフォーマンスを見せていた。
「恋のリトマス試験紙」は、胸をキュンと鳴らす甘くて魅惑的なポップナンバー。落ちサビ前の“ねぇ、好き?”のセリフに、心を動かされた人たちも多かったに違いない。
続いて、冒険心を掻き立てるスケールが大きな楽曲「パステリア物語」へ。メンバーたちは歌声やパフォーマンスへエナジーを注ぎながら、自分たちの意志を力強く表現。同じ“可愛らしい”の言葉に、彼女たちは“甘い”や“積極的”など異なる意味を持たせていく。同じ“キュンとする”でも、いろんな気持ちを与えていくところがQnto syrupの魅力であり、持ち味だ。
最後に届けた「ふわふわパステル」は、タイトル通り、ふわふわ舞い踊る気持ちに心を染めあげるポップソング。楽曲から甘さと強さの両面を感じると、4人の愛らしい姿で魅せた。
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