緒方咲[インタビュー]フェロモン溢れる“グラドル摩天楼”が魅せる見応え満載のVR「胸を強調したりと露出度も高くて」 緒方咲『緒方咲 Digital Remaster Version 〜時間を超えて〜』インタビュー
Pop'n'Roll 編集部
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“グラドル摩天楼”と謳われるほどの美脚で注目を集めるグラビアアイドル・緒方咲のVR作品『緒方咲 Digital Remaster Version ~時間を超えて~』がPICMO VRの見放題サービスに追加された。本作は、2017年にリリースされた『apartment Days!』シリーズがコンパイルされ、デジタルリマスタリング技術によって高画質に生まれ変わったというもの。レースクイーンとしても活躍する彼女のフェロモン溢れる美スタイルとキュートな表情が鮮やかな映像で楽しめる。今回は緒方に、作品の見どころや撮影時のエピソード、また事務所を移籍した現在の状況について話を聞いた。
取材&文:山本奈緒
撮影:曽我美芽
緒方咲
本当に画質がよくてすごくリアルになっている
――『緒方咲 Digital Remaster Version ~時間を超えて~』は、2017年に発売されたVR作品『apartment Days!』シリーズをまとめたものなんですよね?
緒方:
そうなんです。だからもう3年くらい前の作品なんですけど、1番初めに撮ったVR作品です。しかも、 DVDとかを撮る前に撮ったんです。なので、私にとって本当に最初の映像作品になっています。
――DVD撮影を経験したことがない状態でのVR撮影はいかがでしたか?
緒方:
めちゃくちゃ不安でした。打ち合わせから撮影まで1週間くらいあったんですが、お家で撮影してみて予習をしたり。台本とかもほぼない感じで、自分で設定しなくてはいけなかったので、もう本当に不安で心細くて。でも本番では、“ちゃんと撮影するしかない!”と思ったので頑張りましたね。
――カメラを気にしつつ、セリフも考えて言わなきゃいけないのは難しいですよね?
緒方:
難しかったです! DVDの撮影もしたことがなかったんで、どういう風にカメラとコンタクトを取っていいのか、距離感をどれくらい取ればいいのかとか、本当にわからなかったので、スタッフさんの指示とかを聞きながら頑張ってはみたんですが……。
――作品を観ると、とても自然な感じがします。
緒方:
よかったです。台本ではなく自分で考えたセリフだったので、自然にアドリブとかも出て、いい感じに素の私が出せたのがよかったのかなって思います。
――作品の内容についてお聞きしたいんですが、まず先輩の家に行くところから始まるんですよね?
緒方:
酔った後にわざと終電を逃して先輩の家に行くっていう、ちょっと小悪魔的な後輩なんです(笑)。
――この設定はスタッフさんと話し合って決めたのでしょうか?
緒方:
そうですね、全体の設定については話して決めて、細かい部分は自分で考えていきました。徐々に先輩との距離が縮まっていくお話になっていて。今回のVRでは4つのシーンが1つになったので、ドラマみたいな感じでストーリー自体を楽しんでもらえるんじゃないかなって。
――お家感もすごいですよね。
緒方:
あれはガチでアパート(笑)。本当にアパートで撮影したので、リアリティがすごいんじゃないかなって思います。
――衣装は緒方さんが選んだものなのでしょうか?
緒方:
そうです、ほぼ自分の私服を使わせていただいて。この取材の前に、作品を観返してみたんですけど、“この服、着てたな”みたいな懐かしい気持ちになりました。最初に着ているシャツワンピースなんかは、捨てちゃっていてもう家にないんです。だから、ここでしか観られないスペシャルな衣装になってます(笑)。
――そのあと、着替える流れになっていきます。
緒方:
はい、お風呂に入って着替えて。ここで着ている可愛いルームウェアみたいなパジャマは、今でも着ていますね(笑)。私物感がすごいので、プライベートな生活の雰囲気もちょっと入ってるんじゃないかなって。
――そこで先輩に告白するんですよね?
緒方:
はい、告白をしてキスをしちゃうんですけど、そこからぎゅっと距離が縮まって。これは本当にVRならではで、疑似体験ができるというか、すごくリアルに味わえるんじゃないかと思います。
――そして、次の日の朝を迎えるという。
緒方:
次の日の朝になって、なぜかコスプレをしています(笑)。もちろんこれも自前なんですけど。VRの撮影をした頃にメイドカフェにハマってて、よく行ってたんですよ。それで、コスプレの衣装も持っていて。オムライスを作って食べたり、メイド風でイチャイチャしたいって要望して実現したんです。よく考えるとすごいですよね、朝からメイド服を着て、大きな猫の手袋をして“にゃんにゃん”って言って(笑)。でも、メイドさんがいるっていうのも男性のロマンなのかなって。
――そのメイド服から一転して、次のシーンで着ている白い下着はセクシーな感じです。
緒方:
ここでやっと自分のものじゃなく、用意してもらった衣装になっています。この作品の中で、1番セクシーなんじゃないかな。先輩にマッサージをしてあげるんですが、胸を強調したりと露出度も高くて、まさにVRの魅力を感じられるんじゃないかって思います。
――本当にいろいろな要素が詰まっていますよね。
緒方:
はい、いい感じにいろんな要素が詰め込まれて楽しめる作品なので、見応えたっぷりじゃないでしょうか。
――初めてのVR撮影ということで、ハプニング的なことはありましたか?
緒方:
ありました。1シーン15分前後くらい撮るんですけど、VRってカメラを止めず、ぶっ通しなんですよね。DVDは何かあったらカットできるんですけど、VRの場合、1回失敗したら最初からやり直しになってしまったりするんです。だけど、最後ランジェリーでマッサージしている時とか、ちょっとポロリしそうになっちゃって(笑)。“危ない!”って瞬間がありました。そこをウマまくごまかしつつ、ギリギリな感じでやり通しましたね。
――では、ここを観てほしいというポイントは?
緒方:
映像で、こんなにしゃべっていることってなかなかなくって。最初の先輩のお家に行くシーンとか、たくさん問いかけてたりするので、それがリアルで疑似恋愛みたいな感じで楽しめると思います。そこは見どころじゃないかなと。
――告白してくれるんですもんね。
緒方:
ドキドキしますよね!
――今回は、デジタルリマスタリングで高画質な映像になって生まれ変わりましたが、それについてはどうですか?
緒方:
めちゃめちゃ綺麗になっててビックリしました。3年前っていうと、たぶんVRが出始めたころですよね。その当時のものと比べると、本当に画質がよくてすごくリアルになっているので、ますます集中して観ちゃうんじゃないかなって。
――以前観たファンも、再度楽しめそうですね。
緒方:
そうですね、ぜひ観てほしいです!
――このVRの後にDVDの撮影をしたそうですが、その時はどうでしたか?
緒方:
DVDもまた違った緊張感があって。その時は外国で撮ったので、環境も普段とは違うので戸惑いました。実際やってみると、やっぱり全然撮り方が違って、VRとDVDは別物なんだなとわかって面白かったですね。
――どちらの方が楽だったりしますか?
緒方:
ぶっちゃけると、心に余裕があるのはDVDです(笑)。でも、DVDは台本が一応あるんですけど、私は決まったセリフだとちょっと棒読みになっちゃうんですよね。VRはほぼアドリブなんで、本来の自分らしく演技ができるというか、素が出ていい感じに、自然な感じにできるので、VRの方がより柔らかい雰囲気になる気がしますね。半プライベートみたいな感じでできるので、そこが魅力かなと思います。
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