伊藤万理華[イベントレポート]時代劇の魅力を語る「特に勝新さんの座頭市はシビれました!」主演映画『サマーフィルムにのって』東京国際映画祭舞台挨拶にて

伊藤万理華[イベントレポート]時代劇の魅力を語る「特に勝新さんの座頭市はシビれました!」主演映画『サマーフィルムにのって』東京国際映画祭舞台挨拶にて

Pop'n'Roll 編集部

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2020.11.03
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伊藤万理華が、11月2日(月)にTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催された主演映画『サマーフィルムにのって』東京国際映画祭舞台挨拶に登壇した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。

<映画『サマーフィルムにのって』東京国際映画祭舞台挨拶>|TOHOシネマズ 六本木ヒルズ(2020年11月2日)

舞台挨拶が始まると、主人公・ハダシ役の伊藤万理華、未来から来た少年・凛太郎役の金子大地、本作の監督を務めた松本壮史が登場。

まず、松本監督が“晴れ舞台で上映することができて大変光栄に思っております”、伊藤が“映画祭という憧れの場に立つことができて本当に嬉しいです”、金子が“このような時期に足を運んでくださって、この作品を観てくださって本当にありがとうございます”とそれぞれ挨拶。

金子が客席に“どうでしたか?”と投げかけると大きな拍手が沸き起こり、それを受けて金子は“僕自身は本当にすごく自信作なので、こういう反応がいただけて嬉しいです”と、手応えを掴んだ様子で観客の前で上映できたことへの喜びを語った。

本作は、青春映画であり、恋愛映画であり、友情物語であり、時代劇であり、SFでありと、さまざまな要素が盛り込まれた作品。

監督は“青春映画を撮ろうというところから始まり、部活ものにしよう、であればもの作りをする部活で、映画作りにしようと思いました。映画の題材を考えた時に、いろいろ考えているうちに、未来から主人公のファンがやって来るという設定を思いつき、時代劇が好きな子を主人公にしたら、その子の矢印が過去に向かって面白くなるのではと思い、青春とSFを掛け合わせた物語を思いつきました”と、本作の1番の魅力とも言える誰も真似できない唯一無二の設定について成り立ちを披露した。

伊藤は“ただの時代劇オタクというだけではなくて、殺陣を実際にやるというのが面白いと思いました。殺陣はやったことながないので不安もありありましたが、やりきりました!”、金子は“まさか未来から来た人を演じるとは思っていなかったです。脚本を読んだ時は映像を想像できていなかったのですが、試写で観た時に、物語に本当に感動してしまいました。演じられてよかったなと思います”と、それぞれ本作の設定の面白さ、演じてみた感想を述べた。

本作の1つの要素として挙げられる時代劇について、伊藤は“時代劇はこれまであまり観てこなかったのですが、ハダシという役を機にこれから観てみようと思いました。時代劇は色褪せることなく、若い世代にも楽しめるエンタメの要素がちゃんとあって、ラブストーリーの要素もあって、まさにハダシが描きたかった時代劇が詰まっていると思います。だからハダシはこんなにも時代劇に惚れ込んでオタクになったんだというのを実感しました。特に勝新(勝新太郎)さんの座頭市はシビれました!”と、時代劇の魅力にどっぷりハマった模様。

伊藤も金子も初めての殺陣にかなりの練習を重ねたそうで、伊藤は“ものすごく研究しました。きっとこれから『サマーフィルム』を観る人に時代劇ファンの方がいらっしゃると思うので、そういう方にもちゃんと納得していただけるような動きを意識して研究しました”と殺陣に込めた意気込みを語ると、監督は“2人ともすごくセンスがありました。伊藤さんはもともとダンスが得意なのを知っていましたが、金子くんも身のこなしが軽やかですぐにできていました”と2人の殺陣を大絶賛。

現場の雰囲気について、伊藤は“実際に女子3人組やハダシ組の仲が良くないと画面上で伝わってしまうと思ったので、人見知りはしていましたが、自分から話しかけに行きました。みんなも同じ気持ちだったので、すぐに打ち解け、楽しい時間を過ごすことができました”、金子は“僕は未来から来たキャラクターなのに、最初から馴染みすぎと言われました(笑)”と、青春映画なだけに和気あいあいとした、まさに青春と呼べるような現場であったことを振り返った。

<映画『サマーフィルムにのって』東京国際映画祭舞台挨拶>|TOHOシネマズ 六本木ヒルズ(2020年11月2日)

最後に、伊藤が“映画が好きな人はもちろん観てもらいたいですが、これから何かに踏み出そうとしている人にも、この映画を観てもらいたいです。映画って素晴らしいと思ってもらえると思います”、金子が“観終わった後にほっこりできる作品です。このような時期に少しでも元気を出してもらえたら嬉しいなと思います”、監督が“今日観てくださった方、1人ひとりに感想を聞きたいです。来年公開ですが、少しでも長くスクリーンに愛される作品にしていきたいので、みなさんお力を貸してください”と、熱いメッセージを送った。

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