中﨑絵梨奈&濱口優(よゐこ)[インタビュー]“非日常的フェチ”を全身全霊で表現した2人の情熱「私の新しい挑戦をいろんな人に見て楽しんでもらいたい」

中﨑絵梨奈&濱口優(よゐこ)[インタビュー]“非日常的フェチ”を全身全霊で表現した2人の情熱「私の新しい挑戦をいろんな人に見て楽しんでもらいたい」 中﨑絵梨奈&濱口優(よゐこ)インタビュー

鈴木 健也

Pop'n'Roll Editor in Chief(編集長)

2020.10.30
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中﨑絵梨奈が、10月30日(金)に『中﨑絵梨奈2021年カレンダー』を発売する。よゐこの濱口優が撮影を担当した同作は、2人が濱口のフェチ表現を徹底的に追求し、また中﨑のこれまで見せたことのない姿を収めた入魂の内容となっている。今回、中﨑と濱口に、2人の馴れ初めから、熱い想いが込もった同作の制作、そしてこれからについて話を聞いた。

中﨑絵梨奈&濱口優(よゐこ)インタビュー

編集協力:村田誠二

俺が好きなのは“非日常”やったね(濱口)

──まず、今回、中﨑さんのカレンダーを濱口さんが撮影することになったきっかけから教えてもらえますか?

濱口:
中﨑さんのことは、もともとChubbinessというアイドルグループにいた頃から知ってて、僕がやってたエアバンド(禿夢)と一緒にイベントやったりして、仲が良かったんですよ。で、Chubbinessが全員卒業になってグラビアを始めてね。

中﨑:
はい。で、インスタに濱口さんが“いいね”とかコメントとかしてくださって、そこで“いつか撮ってほしいなぁ”みたいなやりとりを、もう2年くらいずっとやってて(笑)。

濱口:
もう社交辞令になりつつあったんですけど(笑)。

──社交辞令って実現しないことが多いのに、今回実現したのはすごいですね。

濱口:
そうなんですよ。実際、撮るってなったら、どうやって撮るの?って。僕が撮影会に行ってファンの方に混じって撮らせてもらうとかでもいいか、くらい思ってたんですけど、本当にマネージャーさんに言っていただいたみたいで。

中﨑:
“ずっと言ってくださってるんで、私としては濱口さんに撮っていただきたいんですけど……”ってマネージャーさんに話したら、濱口さんもマネージャーさんに言っていただいたみたいで話がつながって、そこから“濱口さんに撮っていただけるなら大々的に出そう!”ってことで、じゃあ思い切ってカレンダーをお願いしようって。

濱口:
僕は、中﨑さんのインスタに“これ、濱口さんが撮ったんですよ”って載るくらいかなと思ってたんですけど、“えーっ!! カレンダー?”って(笑)。じゃあ何月の分を撮るのかな?なんて思ってたら、“いや、12ヵ月、全部お願いします”って言われて、“えーっ!! 責任重大やん”ってなりました。

──いきなりの大役だったんですね(笑)。濱口さんは、これまで撮影の経験はあったんですか?

濱口:
バラエティの写真企画で撮ったことがあるくらいです。

──今回、撮影するにあたって研究とかされたんですか?

濱口:
カメラのことを今から勉強するのは無理やということで(笑)、いろんな写真集を観たりとか、あとは“撮るとしたら”って意識してみたりはしました。自分はどういうものがグッと来るんだろう?とか、自分の趣味は何なんだろう?とか。

──性癖的なところですね(笑)。

濱口:
そうです。どれがエロいと思うんだろう?とか。

──濱口さんの中での具体的なツボは?

濱口:
俺が好きなのは“非日常”やったね(笑)。

中﨑:
はい(笑)。もう完全に“非日常”でした。

濱口:
OLさんがちゃんとした身なりをしてるのにちょっと見えてるとか(笑)。ローバー・美々が好きなんで(笑)。

──あはは(笑)。わかりやすい例えですね。

中﨑:
伝わってよかったですね(笑)。

濱口:
最初、中﨑さんに“ローバー・美々”って言ったら、“何ですか、それ?”って言われたんで(笑)。さすがにわからないよなって。

──事前に撮影コンセプトは、かなり詰めたんですか?

中﨑:
1回打ち合わせはしたんですけど、その時からもう濱口さんの脳内は完全に“ローバー・美々”でした(笑)。

濱口:
はい(笑)。できる/できないは、まぁ置いといて、とにかく“僕、やりたいこと全部言いますんで、実現できるやつをやりましょう”って。

──アイディアはどれくらい出したんですか?

中﨑:
もう、むちゃくちゃありましたよ。次から次へと出てきてすごかったです。例えば、採用はされませんでしたけど、私がUFOキャッチャーのぬいぐるみになるとか。

──それ、面白いですね!

中﨑:
普通そんなこと思いつきませんよね。いろんなフェチを教えていただきました(笑)。

濱口:
狭いところにキュッってなってる女の子が見たくて(笑)。それは採用されませんでしたけど、撮影の時は、“濱口さんが撮るなら、僕がアシスタントに回ります!”って、本当に雑誌のグラビアを撮ってるプロのカメラマンさんがアシスタントでついてくれたんですけど(笑)、ものすごくいい動きでサポートしてくれて、例えば“ちょっと暗くて撮れないんですけど”って言ったら、いろんな設定をイジってくれたり、めっちゃやりやすかったです。

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