フィロソフィーのダンス[TIFオンライン2020ライブレポート]ファンを“誰1人置いていかない”グッドバイブス!「来年の<TIF>はみなさんと一緒に過ごせるように願ってます!」(10/3 SMILE GARDEN 18:25-) フィロソフィーのダンス<TOKYO IDOL FESTIVAL オンライン 2020>ライブレポート
Pop'n'Roll 編集部
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世界最大のオンラインアイドルフェス<TOKYO IDOL FESTIVAL オンライン 2020>が、2020年10月2日(金)〜10月4日(日)に開催されている。今回、史上初の全編オンライン開催となった<TIF>。出演アイドルたちは、画面の向こうのファンに向けて、さまざまなステージで熱いパフォーマンスを披露している。本記事では、その中から10月3日のSMILE GARDENに登場したフィロソフィーのダンスのライブレポートをお届けしよう。
フィロソフィーのダンス<TOKYO IDOL FESTIVAL オンライン 2020> |10/3 SMILE GARDEN(18:25-)
すっかりと陽が落ちきり、ライティングに照らされたSMILE GARDENに登場した、フィロソフィーのダンス。
日向ハルが放った“<TIF>ラストでーす!”という言葉のとおり、彼女たちの<TIFオンライン2020>はここがラストステージ。その意気込みを象徴するかのように、いきなりライブアンセム「ライブ・ライフ」を投下する。間奏では奥津マリリが“SMILE GARDENをご覧のみなさん、最高の夏の終わりにしませんか?”と全力でクラップを誘発。グッドなバイブスを作り上げていく。
雰囲気を一変し、夏らしい爽やかな楽曲ながらもどこか懐かしさを感じさせる「夏のクオリア」。今年は10月の秋開催となった<TIF>を夏に引き戻す選曲にコメント欄も“まさに夏”、“夏はまだ終わってなかった!!”と賑わっていた。
ところどころ、マイクから漏れる笑い声からは4人がこのステージを存分に楽しんでいることが伝わってくる。また、自分がカメラに抜かれていることがわかると、そのカメラをロックオン。画面の向こうで観ているファンを“誰1人置いていかない”という彼女たちの姿勢が印象的であった。
十束おとはが、“今年は秋のSMILE GARDENに立てるということで、この秋の夜空と光のライトアップ。この2日目を最高に終われる曲を持ってきましたので”と前置きをし、「ヒューリスティック・シティ」へ。昨年<TIF2019>にて初日SKY STAGEのトリを務めた際もこの楽曲で締めくくっている、“フィロのスの夜と言えば”のメロウなナンバーに酔いしれる。
華蓮な歌声で力強さと儚さを絶妙なバランスを届け、心地のよい雰囲気で満たしたあとは、佐藤まりあが“来年の<TIF>はみなさんと一緒に過ごせるようにフィロソフィーのダンス一同、願ってます!”と放ち、「ベスト・フォー」で締める。
日向、奥津の歌唱力が高いことは言わずもがなだが、このステージで一見して明らかだったのが、盛り上げるだけではなく、このような大事なステージの魅せる場面において、佐藤と十束の歌声の底上げが著しいということ。「ベスト・フォー」の歌詞を借りるとするならば、“このままずっと、見ていてね”と歌う彼女たちを“このままずっと、観ていたい”そう思わせてくれる、最強の4人によるステージであった。