第3回:アイドルとしてルールを守ることの意味|二丁目の魁カミングアウト ミキティー本物の「本物のアイドル論」

第3回:アイドルとしてルールを守ることの意味|二丁目の魁カミングアウト ミキティー本物の「本物のアイドル論」

第3回:アイドルとしてルールを守ることの意味|二丁目の魁カミングアウト ミキティー本物の「本物のアイドル論」恋愛禁止をはじめとしたアイドルのルールについて考える

アイドル界のさまざまなトピックを、唯一無二のゲイアイイドルだからこその視点で斬り込む連載コラム(隔週土曜日連載)。第3回目のテーマは“アイドルを続けていく上でのルール”。二丁目の魁カミングアウトが、アイドルとしてストイックなまでに自分たちに厳格なルールを課している真意とは?

ずっと追いかけてきた夢の方が大事

私は、学生時代にモーニング娘。に入りたいと思っていたけど、もし当時モーニング娘。に入れて、モーニング娘。に恋愛禁止というルールがあったら、絶対に恋愛をしなかった自信がある。

私の中では、ずっと追いかけてきた夢であるアイドル活動が何よりも大切だから。それが、たった1人の男性のことで崩れるなんて、絶対にありえない。

そんなリスキーなことは、昔の私でも絶対にしないと思うから、今のアイドルの子たちにとってアイドル活動という夢は、そんなに大きな存在ではないのかなって思ってしまいます。

でも、そういう感覚を持っている子が増えたのは、誰でも簡単にアイドルになれてしまう時代だからなのかな。ホントにホントに努力して、やっとアイドルになれたって人は、それまで積み上げて来たものが恋愛でなくなってしまうのは怖いと思うんですよ。

アイドルという夢を持つことへの覚悟をもっと考えてほしいなって思います。

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