NEO JAPONISM、9/4より新AL『JAPONISM』配信スタート!【ライナーノーツ&滝沢ひなのコメントあり】

NEO JAPONISM、9/4より新AL『JAPONISM』配信スタート!【ライナーノーツ&滝沢ひなのコメントあり】

NEO JAPONISM、9/4より新AL『JAPONISM』配信スタート!【ライナーノーツ&滝沢ひなのコメントあり】

NEO JAPONISMのニューアルバム『JAPONISM』が、9月14日(水)のCDリリースに先駆けて、9月4日(日)0:00より各音楽ストリーミングサービスにて配信される。

同作は、NEO JAPONISMの人気曲を詰め込んだベストアルバム『NEO』と同時リリースとなる自身初となる全国流通アルバム。

メンバー・滝沢ひなのによる作詞&作曲「幸せなんだ」をはじめ、NEO JAPONISMの新時代を彩る新曲9曲を収録。

NEO JAPONISMが誇るサウンドクリエイターチーム『A-Spells』プロデュース曲に加え、「Buster Buster」「TOMOSHIBI」(2021年リリース)に続き、BABYMETALやSixTONESの楽曲で知られるMEG(MEGMETAL)プロデュース曲、さらには、わーすたの元プロデューサーで数多くのアイドル楽曲を手掛ける鈴木まなかによるプロデュース曲など、新たなNEO JAPONISMを感じさせる挑戦的な1枚となっている。

なお、アルバムリリースに伴ってのリリースイベントも続々決定。詳細は公式サイトおよび公式Twitterにて。

さらに、先日8月15日にZepp DiverCity(TOKYO)にて行なわれたワンマンライブ<一闘両断>の模様が、オフィシャルYouTubeチャンネルにてアップされている。こちらも要チェックだ。

『JAPONISM』ライナーノーツ

文:冬将軍

以前、サウンドプロデューサー・Sayaに話を訊いた時、“目指しているものはJ-POPの魂を忘れない洋楽化”と言っていた。まさにそうしたJ-POPとしてのアイドルポップスを大事にしながらも、コアな音楽ファンにもしっかりと響くサウンドプロダクトで見事に昇華した、そんな傑作が『JAPONISM』である。

滝沢ひなのの真っ直ぐで飾らない人間性をそのまま楽曲に表現した「幸せなんだ」。普遍的な日本語ポップスの美メロのサビがなんとも美しくおおらかに響き、このアルバムの幕開け、いや、新しいNEO JAPONISMの始まりを告げる。続く「VIVA LA DANCE」はディスコライクな雰囲気ながらも激重グルーヴィなバンドサウンドが猛り狂う。モダンヘヴィネスとエレクトロの融合、ダブステップの要素もある新感覚ダンスチューンだ。

聴き手をヒートアップさせたところで、静と動のメロディ、シンフォニックな響きとラウドな嘶きを巧みに操るMEGによる「Resist the fate」。どこかオリエンタルな香りを放ちながら脈々と蠢くメロディがさまざまな情景を描いていく「Twilight night」と、グループのスケール感をこれまで以上に壮大なものへと誘っていく。ダイナミックレンジの広い音像、辰巳さやかの凛とした歌い出しも印象的だ。

そして、鈴木まなかによる「Butterfly Effect」がNEO JAPONISMに新しい風を吹き込んだ。ファンキーで軽快なリズム。オルガンテイストのアーシーなホーンセクションアレンジと小気味良いビートに乗せて華麗に舞うメロディ。天鵞絨のようにすべらかな福田みゆと、子音が水飴のごとく甘くべっとりまとわりつく朝倉あいのコントラストがたまらなく、コケティッシュな雰囲気漂わせる瀬戸みるかも艶やかに彩る。それぞれのボーカリゼーションを堪能できる至福の1曲。

「WORLD END STARDUST MEMORIES」はタイトル通り、初期から多くの人に愛されてきた“あの曲”のアンサーソング、すでにライブでは人気曲となっている「READY TO RIDE」といったアイドルらしい煌びやかなポップスも忘れない。クラーベのリズムと解放的なメロディが印象的な「Show you the new world」でアルバムの最後の盛り上がりへと導かれる。

ラストはエレクトロなサウンドながらも温かく幻想的な協奏が眩い光を放つ「Symphony」。美麗な旋律に乗って5人が胸の高鳴りを昂揚に変えてくれる……どこか見果てぬ世界へ連れて行ってくれるような、荘厳なフィナーレを迎える。ひとつの壮大な物語を見ているような、そんな気分になるアルバムだ。

『JAPNONISM』はこれからのNEO JAPONISMを提示したと同時に、日本のアイドルポップスの可能性を拡げたアルバムだ。現在ライブアイドルと呼ばれるアイドルシーンには、ロックバンドを意識したサウンドやプロダクトを持ったグループは数多くいる。海外のトレンドや前衛的要素を取り入れたグループや楽曲も多くある。しかし、積み重ねてきたスキルと経験をもとに、アイドルとしての矜持をしっかりと持ちながら、誰かの真似事では絶対に辿り着けないものが、この『JAPONISM』にある。そしてそれは、“闘う”を標榜するNEO JAPONISMの真髄でもあるのだ。

滝沢ひなの 作詞&作曲「幸せなんだ」について

自分の悲しかった話が先走って、見苦しい過去のひとくくりになってしまうときもあるけど、そんなとき近くに誰がおって誰に優しくしてもらったか、その全部の存在のおかげでいま自分はここにいるんだなって。

この曲を作るにあたって、そう自分が思い出したように、みなさんにもそんなふうに思える曲になってくれたら最高です!

滝沢ひなの
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滝沢ひなの

NEO JAPONISM / TRAUMA [Live Video]

NEO JAPONISM / Resist the fate [Live Video]

NEO JAPONISM / Buster Buster [Live Video]

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