マジカル・パンチライン 沖口優奈「沖Pの教えてプロデューサー」第4回：＜六本木アイドルフェスティバル＞総合プロデューサー前田健太郎／イベントプロデューサー中鉢健太（前編）「メンバーも運営もファンも全力でステージに向かっているので、こちらも本気で最大限のイベントを作りたい」マジカル・パンチライン 沖口優奈「沖Pの教えてプロデューサー」第4回：＜六本木アイドルフェスティバル＞総合プロデューサー前田健太郎／イベントプロデューサー中鉢健太（前編）

＜RIF＞に出演が決まった時、嬉しくて親に連絡しました

沖口：
キャスティングに対しては相当な熱量があるということですね。

前田：
ウチはイベントの日付が早いから、あとから＜TIF＞とかのラインナップを見て、“あ〜ここ呼ぶのか”ってなるんですよね。5年前に中鉢が“今年は絶対タスク（Task have Fun）です”って言ってたんですけど、結局呼べなかったんです。でも、ほかであれだけ盛り上がってるのを観て、本当は先に行かなきゃいけなかったなと。そんな感じで、毎年＜@JAM＞や＜TIF＞のステージを観て、“ここだったのか〜”っていう答え合わせが自分たちの中であります。ウチって、結果的になかなか新しいところは呼んでいなくて、1度呼んだところを呼ばない時に、ちゃんと自分たちの中で明確な理由がないと失礼かなっていうのがあるんですよね。3人中2人が嫌って言ったらやめましょうってなるんだけど、そうするとなかなか新しいところを呼べなくて。でも、今年はけっこう新しいところも呼んでるよね。マジパンさんもね。

沖口：
今回マジパンのスケジュールが送られてきた時に、＜六本木アイドルフェスティバル＞って入っててめちゃくちゃ嬉しかったです！

前田：
その気持ちは、こっちに伝わってない（笑）。僕らも仕事ですから、SNSとかチェックしてるんですよ。当たり前だけど、みんな＜TIF＞から招待状が来たらめっちゃ喜ぶんですよ。“＜TIF＞決まりました！　＜@JAM＞決まりました！”って書くんだけど、六本木（アイドルフェスティバル）はあまり書いてくれるアイドルいないよね（笑）。でも、確かにマジパンは、ただのリツイートじゃなくて写真も添えて、出ますってリツイートしてくれましたよね。

沖口：
私、出演が決まった時、親に連絡しました。毎年ファンの方たちがSNSに投稿する＜六本木アイドルフェスティバル＞の実況を見ていて、ずっとマジパンも出たいなってTwitterを見ながら多少のジェラシーがありました（笑）。ステージ数が少ない分、出演できるアイドルさんも少ないじゃないですか。だから、その分その枠に入り込むのって難しいんだろうなって。ずっと出たいけど出れないなって。

前田：
いや、簡単ですよ（笑）。我々、基本的には出たいと言ってくれる人たちには門戸開放してますから。出たいって言われたら、ちゃんと1回検討するんですよ。ただ、僕らも基本的にはライブを観たことがないところは呼ばないというのは決めていますし、全部が全部受けられないので当然お断りもしますけど。そもそもウチのイベントに出たいって言ってくれるところって、そういないって自分たちでは思っていて。沖口さんたちみたいに＜RIF＞に選ばれることを少しでもいいと思ってくれてるアイドルさんたちもいるかもしれないけど、＜RIF＞自体があまり一般的じゃないと思ってるから。＜TIF＞や＜@JAM＞をはじめ、＜アイドル甲子園＞さんとか定期的にイベントをやるところが最近どんどん増えていて、そこに比べたらウチって年に1、2回しかやらなくて、知名度も低いよなと。でも、マジパンさんが今回SNSで喜んでくれたのはもちろん我々も知ってるし、＜RIF＞に出演することにあまり熱量がない人気グループと、伸びしろがあってめっちゃ出たいっていうグループがいたら、どっちを取る？って思いますよね。ステージをこなすくらいの気持ちで出られるぐらいだったら、熱意のあるグループを呼んで、人気グループの前とかに出てもらった方が少しでも見つけてもらえるんじゃないかなって。そういうことは、けっこう考えてますね。

沖口：
もともとアイドルに興味があったり、アイドルに対する情熱があるからこその考えですよね。

前田：
僕らは所詮、限定的な仕事ではあるんです。でも、アイドルって決して簡単な仕事ではなくて、それはメンバーも運営さんもファンの人たちもいろんなことを頑張って、そこに対してお金も時間も費やして、なんなら家族がいるけどコソコソ応援してるとか、いろんな事情の中で、全力でそこに向かって行ってるじゃないですか。そうなると、こっちも本気じゃなきゃ失礼だから、僕らができる最大限のイベントは作りたいですよね。そんな中で、ちょっとここの運営どうなの？　ここのメンバーどうなの？　ここのファンどうなの？とかは、気になってしまいます。どれだけステージが素晴らしくても、どれだけビジュアルや才能が揃っていても、やっぱり挨拶もできないグループがいたりするとね。僕らにとっては1年に1回のステージに呼ぶことなので、いろいろなところを見ています。

沖口：
ファンの人にも安心して楽しんでもらえるフェスを、ということですよね。

前田：
ウチはファンの方からそんなに意見が来ないから、自己満足なんですよ（笑）。＜TIF＞や＜@JAM＞には、いろんな意見が来るようだけど（笑）。

ポスト

＜六本木アイドルフェスティバル2022＞

【開催日時】
＜DAY-1＞ 7月29日（金）開場15:45／開演16:30（終演20:00予定）
＜DAY-2＞ 7月30日（土）開場13:00／開演14:00（終演20:00予定）
＜DAY-3＞ 7月31日（日）開場13:00／開演14:00（終演20:00予定）

【会場】
六本木ヒルズアリーナ

【チケット情報】
＜DAY-1＞全自由　￥5,800
＜DAY-2＞全自由　￥6,500
＜DAY-3＞全自由　￥6,500

■受付スケジュール
一般販売（先着）：7月16日（土）10:00～

【ライブ配信】
■配信チケット公演（各公演）
生配信＋アーカイブ　￥3,000

■3daysセット券（DAY-1、DAY-2、DAY-3全公演視聴可能なチケット）
生配信＋アーカイブ　￥8,000

【チケット購入期間】
2022年7月16日（土）10:00～2022年8月7日（日）23:59
購入は『テレ朝チケット』にて

【出演者】
MC：玉井杏奈（DAY-2、DAY-3出演）

＜DAY-1＞ 7月29日（金）
Ukka、AKB48チーム8 RIF選抜、クマリデパート、CloudyCloudy、CROWN POP、Gran☆Ciel、SAISON、ナナランド、You Never Know、Girl's Time（オープニングアクト）、未来サプライズ（オープニングアクト）

＜DAY-2＞ 7月30日（土）
アップアップガールズ（仮）、神宿、JamsCollection、Task have Fun、≒JOY、#2i2、#ババババンビ、FES☆TIVE、MyDearDarlin'、マジカル・パンチライン、真っ白なキャンバス、まねきケチャ、LinQ、わーすた、elsy（オープニングアクト）、BABY-CRAYON〜1361〜（オープニングアクト）

＜DAY-3＞ 7月31日（日）
アップアップガールズ（２）、STU48瀬戸内PR部隊Season2、THE ORCHESTRA TOKYO、OCHA NORMA、シンデレラ宣言！、SUPER☆GiRLS、東京女子流、26時のマスカレイド、NELN、はっちゃけ隊、Peel the Apple、Pimm’s、フィロソフィーのダンス、まなみのりさ、月に足跡を残した6人の少女達は一体何を見たのか...（オープニングアクト）、テラス×テラス（オープニングアクト）