群青の世界、アンスリューム、Kolokol、夜光性アミューズ［TIF2021メインステージ争奪LIVE前哨戦イベントレポート］激闘とともに魅せた夢の舞台へのプロローグ

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多彩な楽曲で描いた抒情的シーン

大阪から唯一の参戦となったKolokol。アンスリュームが賑やかなステージをくり広げたあとだけに、会場はどことなく騒然とした雰囲気だったが、ストリングスを配した流麗なSEを長めに流し、会場を落ち着かせてから「Lullaby」を歌い出すことで、見事に自分たちの世界観を作り上げていった。

続く「DeadEnd」「スコール」では、4人のエモーショナルな歌声が耳を奪う。さらに4人の声が重なるとそこに力強さが加わり、圧倒的な迫力だった。

まるで歌詞の世界に入り込んだかのように叙情的なステージをくり広げたかと思うと一転、ラストの「カーニバル」では、会場中に視線を送りながら笑顔でパフォーマンス。そのギャップも魅力的だった。