えのぐ／SUPER☆GiRLS［ライブレポート］2グループが次元を超えて押し広げたアイドルの無限の可能性「改めてアイドルってすごく素敵で、カッコいい仕事だなって思いました！」えのぐ／SUPER☆GiRLS出演＜〜えのぐ Presents〜「Beyond the Dimension」Supported by Pop'n'Roll＞Day2ライブレポート

喜びと感謝、そして強い決意をステージに刻んだBtD最終公演

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＜Beyond the Dimension＞全4公演に出演し、イベント最終日を迎えたえのぐ。東京都での緊急事態宣言の影響を受けて、公演は有観客ライブの予定から無観客ライブでの生配信となったが、ライブタイトルでもある“次元を超える”という彼女たちの試みは有意義に実りつつあった。

harevutaiのステージにかかったミストが色とりどりの照明で有機的に浮かび上がる中、ステージに立ったえのぐの4人。「Welcome to Live」で一気に盛り上がったあとには、2マン相手のSUPER☆GiRLSがカバーしていた「e☆Jump!→Dream!!」を本家バージョンで披露した。《e・n・o・g・u!　えのぐ！》というお馴染みのコールも、ライブならではのテンションの高さでくり出される。

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MCでは、次元をまたぐ視聴者たちのためにグループの基本スタンスから紹介。“私たちえのぐはVRアイドルの代表として、VRアイドルやバーチャルアイドルが当たり前に活動できる世の中にしたいと思っていて、その道を先頭に立って切り拓くために活動しています。その上で世界一のVRアイドルになることが目標です！”と白藤環の語り口も熱い。

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そしてMC明けにはSUPER☆GiRLS曲のカバーとして「スイート☆スマイル」を披露。振り付けを完コピして敬意を滲ませつつ、VRアイドルならではの浮遊感もあるファンタジックなパフォーマンスで貴重なシーンを作り上げた。そこから人気曲「It’s 笑 time！」で、場の空気は再びえのぐカラーへ。1つひとつのライブを想い出に刻んでいくアンセム「栞」で視聴者の心を掴んでいく。

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また、この日のMCでは夏目ハルがSUPER☆GiRLSのファンであることも明らかになった。4人でカバーした「スイート☆スマイル」をとっかかりに“すごい元気になれる曲”（日向奈央）、“ダンスもめっちゃカッコいい。踊るのむっちゃムズいけど”（白藤）、“いろんな要素が全部詰まってて本当に素敵”（鈴木あんず）と絶賛が飛び交う中、夏目ハルは公演の先発を飾ったSUPER☆GiRLSのステージを“すごいものを観てるし、なんか、観れてよかったって感情的になってしまって……”と振り返り、泣き出す寸前の感極まった状態に。そのほか、SUPER☆GiRLSがカバーした「e☆Jump!→Dream!!」への喜びや、SUPER☆GiRLSメンバーの松本愛花＆金澤有希の誕生日祝いも入り、トークは特盛りの内容となった。

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“この3日間で4組のアイドルグループのみなさんと接して、改めてアイドルってすごく素敵で、カッコいい仕事だなって思いました！”という白藤の曲前MCから、「絵空事」で4人が大きく駆け上がるようにライブを盛り上げる。オイコールから“みんなもっとコメントしてー！”“最後まで楽しんでいきましょう！”と拳を突き上げ、最後にミディアムバラード「Magic」で画面の向こう側まで優しく包み込んで、えのぐと4組のアイドルグループが次元を超えて競演し、未来に向けてカラフルな可能性を示したイベントは終演となった。

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