TEAM SHACHI、アメフラっシ、デビアンにthe GazettE? EDMとラウドなバンドの絶妙な関係|「偶像音楽 斯斯然然」第40回

TEAM SHACHI、アメフラっシ、デビアンにthe GazettE? EDMとラウドなバンドの絶妙な関係|「偶像音楽 斯斯然然」第40回

TEAM SHACHI、アメフラっシ、デビアンにthe GazettE? EDMとラウドなバンドの絶妙な関係|「偶像音楽 斯斯然然」第40回

記念すべき連載第40回目は、EDMを軸に昨今ユニークなサウンドを聴かせるグループをピックアップ。そもそもEDMとはどういう音楽なのか?という基礎知識をはじめ、アイドルとV系の共通項など、冬将軍が独自の視点で綴る。

ワールズエンド。 すっかりハードロックグループへ

この流れではタイプが少々異なるのだが、<DDD>で印象的だったのが、ワールズエンド。だ。改名後、すっかりハードロックグループになったんだ、というキレッキレのステージだった。この連載でも「ギターがカッコいいアイドルソング 2019」にて、『地獄のメカニカル・トレーニング・フレーズ(リットーミュージック刊)』を企画したPop’n’Roll編集長と全会一致、脅威のシュレッドギターソング「Distortion」(前身のマリオネッ。)を取り上げたが、今回の新曲もギターおっさんたち歓喜の、20センチュリーでスメルズライクなリフでいきなりヤラれる「新世界RPG」。

ワールズエンド。 公式Twitterより

ゲームミュージックのような始まりから、ロックステディ風味のサウンドに乗せた軽やかなメロディへと変わっていき、そこから伸びやかな歌へ、最後はいつの間にか爽やかなガールポップに……締めはスメルズライクなリフに戻ってくるという。なんだこの曲はっ!?……ああ、RYO-P作編曲ということで納得。WILL-O’といい、アンスリュームといい、この方の楽曲は一筋縄でいかない。おかしい。好き。

ワールズエンド。 「新世界RPG」

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