<なぁおん ソーシャルディスタンス公演>AKB48劇場(2020年6月13日)©︎AKB48

AKB48[レポート]劇場公演再開!向井地美音&岡田奈々が<ソーシャルディスタンス公演>を披露「一緒に乗り越えていきましょう!」

Pop'n'Roll 編集部

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2020.06.13
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AKB48が、本日6月13日に、約2ヵ月半振りにAKB48劇場での公演を再開した。同グループは、2020年4月15日に『OUC48プロジェクト』を発足し、秋葉原の劇場を“おうち”に移して、さまざまな“おうち公演”を届けていた。再開初日となるこの日は、向井地美音と岡田奈々が<なぁおん ソーシャルディスタンス公演>として、“long distance”をテーマに2人で考えたセットリスト全12曲を披露。本記事ではその模様をお届けする。

<なぁおん ソーシャルディスタンス公演>AKB48劇場(2020年6月13日)

<ソーシャルディスタンス公演>初日のステージを飾ったのは、AKB48グループ総監督の向井地美音と岡田奈々の2人。本公演は、向井地と岡田がリモート会議を重ね、“long distance”をテーマに、“遠く離れていても気持ちが伝わりますように”というファンへの想いが込められたセットリストとなった。

19時に「overture」が流れると、2人がステージに登場。ライブは「遠距離ポスター」で幕を開けた。

向井地は“久しぶりの劇場公演で、正直すごく緊張しています。こんなに緊張したのは初めてかもしれない”と語り、岡田は“ソーシャルディスタンスを保ちながら楽しむことが目標です”とコメントした。

ソロパートでは、向井地が「Pioneer」を力強くパフォーマンス。そのほかバックダンサーとして初めて劇場に立った思い出の曲「片思いの対角線」や、AKB48グループセンター試験選抜でセンターになった「君は僕の風」など4曲を披露した。

一方岡田は、向井地に所縁のある「だらしない愛し方」、「Iʼm crying」、「誰が私を泣かせた?」の3曲を歌唱。また「この涙を君に捧ぐ」では、曲間で“みなさんいつも応援ありがとうございます。この状況が、まだまだ続くとは思いますが、一緒に乗り越えていきましょう!”とファンへの感謝の気持ちを伝えるシーンも。

終盤は、岡田の初センター曲「ジャーバージャ」、向井地が大島優子(卒業生)からセンターを引き継いだ「ヘビーローテーション」と、思い入れの強いアップテンポなシングル曲を披露。これまで培ったステージ感覚で、時に近づきがちな2人だったが、ソーシャルディスタンスに苦心しながら、距離を保つことを意識したパフォーマンスを見せた。

最後は「翼はいらない」を歌い上げ、<なぁおん ソーシャルディスタンス公演>の幕を閉じた。

<なぁおん ソーシャルディスタンス公演>AKB48劇場(2020年6月13日)©︎AKB48
<なぁおん ソーシャルディスタンス公演>AKB48劇場(2020年6月13日)©︎AKB48
<なぁおん ソーシャルディスタンス公演>AKB48劇場(2020年6月13日)©︎AKB48

<なぁおん ソーシャルディスタンス公演>

2020年6月13日
AKB48劇場

セットリスト

overture
1 遠距離ポスター 岡田、向井地
2 Pioneer 向井地
3 片思いの対角線 向井地
4 君は僕の風 向井地
5 だらしない愛し方 岡田
6 Iʼm crying 岡田
7 誰が私を泣かせた? 岡田
8 この涙を君に捧ぐ 岡田
9 イイカゲンのススメ 向井地
10 ジャーバージャ 岡田、向井地
11 ヘビーローテーション 岡田、向井地
12 翼はいらない 岡田、向井地

コメント

AKB48 グループ総監督 向井地美音:
ステージに立つのはすごく久しぶりだったので心も体も緊張しましたが、やっぱり歌って踊ることが1番の幸せだな……と思いました!
「ヘビロテ」の背中合わせで歌うシーンや、「翼はいらない」のフォークダンスも、すべてソーシャルディスタンスを保って踊ったので、すごく新鮮でした。
今はまだ通常のように16人で集まることはできないけれど、こうして仲良しのなぁちゃん(岡田)と2人で公演ができるのは、今しかできない貴重な機会なのでとても嬉しかったです!
2ヵ月半、待っていてくれたファンのみなさまと劇場に“ありがとう、ただいま”と伝えたいです。

AKB48 チーム4 岡田奈々:
久しぶりにAKB48劇場のステージに立つことができて、ようやくここに帰ってくることができたな、という懐かしい気持ちになりました。2人で公演を行うことはとても珍しいので、貴重な経験として楽しませていただいたのですが、みーおん(向井地)とのソーシャルディスタンスを保つのが私的には難しかったです(笑)。いつもくっついているのが当たり前だったので、パーソナルスペースが狭めの私は1日を通して大変でした。目の前にファンの方がいないのはちょっと寂しかったけど、配信を見てくれているみなさまに、画面越しに私たちの想いが伝わっていたら嬉しいです。