乃木坂46 賀喜遥香[インタビュー]ドラマ初挑戦で見つけた可能性「自分とは真逆な子を演じてみたい」

乃木坂46 賀喜遥香[インタビュー]ドラマ初挑戦で見つけた可能性「自分とは真逆な子を演じてみたい」 乃木坂46 賀喜遥香dTVオリジナルドラマ『猿に会う』出演インタビュー

鶴岡 舞

Pop'n'Roll Editor(編集者)

2020.04.08
  • ポスト
  • シェア
  • ブックマーク

乃木坂46の賀喜遥香が出演するdTVオリジナルドラマ『猿に会う』が、4月10日(金)より配信開始となる。同ドラマは、直木賞作家・西加奈子の小説を実写化したもの。3月に配信された『サムのこと』と合わせて、乃木坂46の4期生11名のドラマデビュー作となる。『猿に会う』は、教室の少し端っこにいるような仲良し女子大生3人(賀喜遥香、清宮レイ、柴田柚菜)が、殺人事件などのさまざまなトラブルに見舞われながらも、日光への旅行を通じてそれぞれの人生を見つめ直すロードムービー。今回、同ドラマの主軸を担う飯田まこを演じた賀喜遥香に、ドラマ初出演の感想や現場の雰囲気、主題歌であり、自身がセンターを務めた「I see...」の聴きどころなどについて話を訊いた。

乃木坂46 賀喜遥香dTVオリジナルドラマ『猿に会う』出演インタビュー

撮影:曽我美芽
衣装協力:SUPREME.LA.LA./merlot/ROOM/ダイアナ 銀座本店

一緒に作品を作り上げたという感覚が強い

――ドラマ『猿に会う』は“日光への旅行を通じてそれぞれの人生を見つめ直すロードムービー”です。賀喜さんにとっても、この春の高校卒業は人生を見つめ直すタイミングだったのでは?

賀喜:
まだあんまり実感がないんですけど、1番思ったことは学生割引が使えなくなってしまうことで、いろいろな料金が高くなりますね(笑)。高校を卒業したら映画館とか高くなるじゃないですか。大人になったな〜って思います(笑)。

――日々の生活で実感していくタイプですね。

賀喜:
あとは、同じ学校だった子や地元の子たちが“ここの大学行くんだ!”とか“私はここの大学!”って進路を決めてそれぞれの道に進んでいるという話を聞いて、“私は乃木坂46に入ってなかったら、どこの大学に行ってたんだろう”とかを最近よく考えるようになりました。

――同い年の友達は大学生になりますからね。今回、賀喜さんが演じた飯田まこは大学生でしたが、演じてみた感想を教えてください。

賀喜:
大学生はドラマやアニメでしか観たことがなかったので、どういう感じなのかが想像できなくて難しかったです。

――ドラマの中ではキャンパス内のシーンもありましたが、想像していた大学生活と同じ感じでしたか?

賀喜:
そうですね! (授業を受ける教室の席が)“あ、斜めだ!”って(笑)。食堂にも行ったので、新鮮な感じがして楽しかったですね!

――撮影現場はどんな雰囲気だったんですか?

賀喜:
ワイワイと、明るい雰囲気でした。私たち4期生は初めてのドラマ撮影ということで、本当に何も知らない状態だったのですが、スタッフさんも優しく教えてくださって。監督さんは“女の子同士の会話が多い作品だから、普段しゃべってる感じでいいからね”とアドバイスをくださったり、“みんなと同じ世代の女の子たちだったら、ここはどんな感じで言うの?”などを聞いてくださったり、みなさんと一緒に作品を作り上げたという感覚が強いです。

――シリアスな感じのストーリーだけど、明るい現場だったんですね。

賀喜:
シリアスな場面では、逆に監督さんが明るくしてくださって(笑)。スタッフさんともすごくナチュラルな感じで話したり、とても明るかったと思います!

――今回ドラマに初挑戦してみて、今後やってみたい役はありますか?

賀喜:
今回演じたまこちゃんは、“話を聞き逃がす”とか“教室の端にいるようなタイプ”とか私と似てるところもあったので、自然体のままで演じられました。だから、今度は自分とは違う生き方をしてきたというか、自分とは真逆な子を演じてみたいなって思います。

――『サムのこと』と『猿に会う』の配役が逆だったら、賀喜さんがおっしゃる真逆なタイプの役だったかもしれませんね。

賀喜:
『サムのこと』はキャラクターの個性がとても強いと思います! そういう役もやってみたいですね。

賀喜遥香(乃木坂46)

次ページ