#ババババンビ［インタビュー］デビューライブ中止をはねのけ進むアイドル道「大きな目標は武道館に立ちたい」

今後も一致団結して頑張ろうって（吉沢朱音）

――まずは自己紹介をお願いいたします。

池田メルダ：
埼玉県出身の緑担当の池田メルダです。インドネシアと日本のハーフです。

小鳥遊るい：
白色担当の小鳥遊るいです。三重県出身ですが、上京前は奈良県に住んでいました。アイドルが大好きなアイドルヲタクなので、毎週夜行バスで東京に通うような生活をしていました（笑）。

岸みゆ：
赤色担当の岸みゆと申します。埼玉県出身の19歳です。#ババババンビでは最年少で、身長も1番小さい149cmなので、勝手に超ミニマムアイドルということにしました。

水湊みお：
福岡県出身青色担当、水湊みおです。特技はベース演奏と茶道です。

吉沢朱音：
黄色担当で福岡県出身の吉沢朱音です。現役マジシャンをしています。

――デビューライブが中止になってしまいましたが、今の心境を教えてください。

吉沢朱音：
まず、11月に#ババババンビの結成が決まって、そこから5ヵ月くらい経っているんですが、毎週レッスンをしてきて。デビューに向けてみんなで一生懸命頑張ってきたので、デビューライブの中止が聞かされた時はすごくショックでした。泣いているメンバーもいましたし、ホントに悔しい気持ちでいっぱいでした。でも、応援してくれているみなさんとか、デビューライブを楽しみに待っていてくださっている人が600人もいて、その人たちになんて説明したらいいんだろいなって思って、頭が真っ白になったんですけど、みんなで話し合って、私たちのライブはこの日だけじゃないから、自分たちの夢とか目標を叶えていけるように、今後も一致団結して頑張ろうって気持ちです！

岸みゆ：
11月くらいにマネージャーさんから電話があって、私とメルダが事務所に呼ばれて、詳しい話を聞きました。まず、私は歌が大好きなので、歌声をみなさんに聴いてもらえることは嬉しいって気持ちになりました。そこから、毎日ダンスだったり、歌のレッスンもあって、デビューに向けて頑張っていました。デビューライブが中止になるって聞いた時は、みんなでいたんですけど、ホントにショックで声が出なくて。みんな泣かないように我慢していたけど、1人ひとりコメントする時に涙がこぼれてしまっていたから、それほどデビューライブへの想いは強くって。中止をTwitterでファンのみなさんに報告した時に、みなさんが“誰も悪くないよ”とかすごく励ましてくださって。それが私たちにとって、すごく励みになって気持ちを切り替えることができました。今後、対バンやライブもあるんですけど、それは私たちにとってデビューライブとは違うかなって思っていて。もっともっと成長してから、もっと大きな会場で改めてデビューライブができるように頑張りたいと思っています。

今は島に住んでるの（水湊みお）
いつまでも下を向いていても何も始まらないので（池田メルダ）

――メンバーそれぞれのいいところを教えてください。

水湊みお：
吉沢朱音はマジシャンもやっているし、#ババババンビの歌詞を書いてくれたり、ダンスも1番ウマくて、誰よりも器用だと思います。多才だし、頼りになる存在ですね。岸みゆは、すごいちっちゃいんですけど、歌声はパワフルだったりとか、いい意味でギャップを楽しめる子だと思っています。るいは、“バンビの脳みそ”と呼ばれているくらい頭もいいし、アイドル好きだからこそアイドル未経験の私たちにとってすごく大事な存在です。こうしたらいいと思うとかいろいろ教えてくれます！　メルダは絶対バンビにいなくてはならない存在で。もちろんみんな必要なんですけど！（笑）　人に寄り添う力がすごくて。誰かがしょげてたりすると、1番最初に気づいて、自然に話しかけてますね。メルダがいないと、#ババババンビは成り立たないんじゃないかなって思います。

池田メルダ：
吉沢朱音はダンスがすごくウマくて、みおち（水湊みお）が言っていたとおり、多才で器用なんですよ。だけど、ふだんはしょーもないことをけっこう言うし、無茶振りしてくるし、『あつまれ どうぶつの森』依存症だし（笑）、そういうところもあるんですよっていうことも知ってもらいたいですね（笑）。めっちゃいい人です！　水湊みおは、真面目だしすごい考えるタイプで。一緒にご飯に行った時にアドバイスとかくれるような方なんです。でも、まぁまぁ『あつまれ どうぶつの森』依存症ですね。

水湊みお：
今は島に住んでるの。

池田メルダ：
こんなこと言い出すし（笑）、変な人ではあるんですけど、いい人です！　岸みゆはダンスとかの魅せ方がウマくて、普段からもめっちゃ可愛いです。食べちゃいたいくらい！（笑）　でも、私が思うにバンビの中で1番変なヤツですね（笑）。でも、考える時は真剣だし、いいヤツでもあります。るいは、みおちが言っていたように“バンビの脳みそ”ですね。アイドルのことも1番詳しいし、自分がヲタクだからこそ、どうしたらファンが喜ぶとかも考えられる、必要な存在ですね。意見とかも出してくれるし、ホントに“バンビの脳みそ”です。でも、どこかに携帯を置いてきたり、おっちょこちょいなところもあります（笑）。

――アイドルとしてデビューすることの意気込みをお願いします。

池田メルダ：
デビューライブがなくなってしまったんですけど、いつまでも下を向いていても何も始まらないので、今後のライブに向けて、しっかり上を向いて、いろいろ考えてやっていけたらいいなと思います！

小鳥遊るい：
デビューライブがなくなってしまったということで、まだ私たちは誰の前でもライブを披露することができていない状態で、すごく苦しい現状ではあるんですけど、Twitterで応援してるよって言ってたくださる方だとか、先輩方もすごく応援してくださっているので、支えてくださる方がいるっていうことを忘れずにこれからも頑張っていきたいと思います。

なしこさんは、裏プロデューサーって呼ばれているんです（小鳥遊るい）
絆も深まった気がします（岸みゆ）

――具体的な目標は？

水湊みお：
ここ（Veats）でデビューライブをやり直したい。

吉沢朱音：
大きな目標は武道館に立ちたい。半年後にここ(Veats)でやりたい。1年後とかに……赤坂BLITZで。

水湊みお：
びっくりした、1年後に武道館かなと（笑）。

吉沢朱音：
（笑）。少しずつ大きな会場でワンマンライブをやっていきたいです。

岸みゆ：
福岡でやりたいね。

水湊みお：
福岡出身が2人いるんですよ。だから、福岡でもワンマンライブをやりたいです。

小鳥遊るい：
関西とかいろんな地方にも行きたいですね。

――武道館はいつまでに？

吉沢朱音：
2年。大丈夫かな？　短いかな？

水湊みお：
目標は大きく！　2年で！　

――今回の中止に関して先輩から何か声をかけられましたか？

岸みゆ：
（桃月）なしこさんは、ずっと応援してくださっていて、曲も聴いてくださって、この曲絶対盛り上がるよとか言ってくれました。十味さんはダンスの振りのポイントまで教えてくれたり、ツイッターで励ましてくださったりしました。

小鳥遊るい：
なしこさんは、裏プロデューサーって呼ばれているんです。私たちより先にバンビのグッズを見ていたりして。あと、川崎あやさんも公式YouTubeで公開されている私たちの曲をSNSに載せてくださったり、お披露目までに完璧にしておこうって言ってくださりました。

――公演中止は、いつ知ったんですか？

全員：
先週。

池田メルダ：
すごい楽しみにしてたし、楽屋の入り方まで教えてもらってたんです。

水湊みお：
当日はこうしたいって盛り上がってた時に中止を聞かされて。

岸みゆ：
私はもしかしたら中止になるかもって心配してたんですけど、考えないようにしてました。

小鳥遊るい：
やらないって思いながら練習するよりは、絶対あるって思って臨みたかったですね。

水湊みお：
今日この会場を見てより悔しいと思いました。

岸みゆ：
この悔しい気持ちを忘れずにいたら、今後何か得るものがあると思います。一緒に苦しんで、悲しんだので、絆も深まった気がします。絶対ここ（Veats）でやろうね。

――SNSで心がけていることは？

水湊みお：
会えない分、事細かに投稿したりしていました。みんなの寂しさを埋めたいじゃないけど、写真もたくさん投稿してましたね。

小鳥遊るい：
ファンの方から返事をいただくと頑張ろうと思えるから、いっぱい投稿してます。

水湊みお：
会えない期間が続きますから、今後はライブ配信もしたいですね。