乃木坂46 遠藤さくら[インタビュー]“演じること”で見つけた真新しい自分「私ってこういう感情とかも出せるんだなって」

乃木坂46 遠藤さくら[インタビュー]“演じること”で見つけた真新しい自分「私ってこういう感情とかも出せるんだなって」 乃木坂46 遠藤さくらdTVオリジナルドラマ『サムのこと』出演インタビュー

鶴岡 舞

Pop'n'Roll Editor(編集者)

2020.03.20
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乃木坂46の遠藤さくらが出演するdTVオリジナルドラマ『サムのこと』が、3月20日(金)より配信開始となる。同ドラマは、直木賞作家・西加奈子の小説を実写化したもの。4月配信予定の『猿に会う』と合わせて、乃木坂46の 4期生 11名のドラマデビュー作となる。今回、『サムのこと』のキーマンとなるサムを演じた遠藤さくらにインタビューを実施。24thシングル「夜明けまで強がらなくてもいい」で初センターを飾った彼女が、“女優”に挑戦して掴んだことに迫った。

乃木坂46 遠藤さくらdTVオリジナルドラマ『サムのこと』出演インタビュー

撮影:忠地七緒
衣装協力:sakishima tokyo / Supreme.La.La. / titty&Co. / enchanted

まったくしゃべれなかったっていうエピソードがありました

――今回、ドラマのテーマが‟青春時代の葛藤とそれを乗り越えていく希望“という少し難しい内容になっていますが、このテーマを初めて聞いた時に感じたことを教えてください。

遠藤:
最初に聞いた時は、やっぱり難しいなって思いましたね。台本を読んでみても驚く内容もあったり、不思議な内容もあったり、私たち4期生がちゃんと演じて、作品にできるのかどうかっていうのは不安でもありました。

――そんな不安な状況の中での撮影だったと思うのですが、サムを演じる上で気をつけた点はありますか?

遠藤:
演技の経験が少ないので、自分でどうすればいいのかがわからなかったんですけど、監督さんからの“サムはこういう子だからね”というアドバイスを意識していました。

――遠藤さんが演じてみて、サムの印象はいかがですか? 自分の周りにいたらどうでしょう?

遠藤:
自分の周りにいても、近寄らないなって(笑)。私とは真逆な部分がほとんどなんですけど、重なる部分もありました。でも、仲良くはなれないっていうか。私からは近づかないようなタイプですね(笑)。

――サムの好物はチョコレートですが、遠藤さんもチョコレートは好きですか?

遠藤:
大好きです!  

――実際、チョコレートを食べるシーンもあるんですか?

遠藤:
ありましたね! チョコレート2、3粒を口に入れてからしゃべるシーンがあるんですけど、その時、一気に5、6粒食べてしまって。口の中がいっぱいになっちゃって、まったくしゃべれなかったっていうエピソードがありました(笑)。

――チョコレートが好きすぎて、食べたくなっちゃった(笑)?

遠藤:
思ったよりも、チョコがたくさん出てきちゃって(笑)。でも、カメラがまわっていたからとりあえず食べるしかないって思って、全部口に入れてみたけど、しゃべれなくなっちゃいました(笑)。

――今回、1期生で新キャプテンの秋元真夏さんも出演されていますが、撮影での秋元さんはどんな存在でしたか?

遠藤:
やっぱり心強いです。4期生のみんなは初めてのドラマ撮影だったので、緊張していたんですけど、初日に真夏さんとの撮影があって。スタートから真夏さんと一緒に演技ができたので、安心感がありました。

――普段のコンサートや撮影で一緒になる秋元さんと違う点はありましたか?


遠藤:
普段からものすごく4期生のことを気にかけてくださるんですけど、今回ドラマでも4期生1人ひとりをちゃんと気にかけてくださっていました。いつもと変わらない感じで話しかけてくれて、優しく“頑張っていれば大丈夫だよ!”ってアドバイスもいただいて、やっぱり真夏さんがいると安心だなって。

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