ニジマス 来栖りん[『朗読女子』密着レポート]繊細な声によって切り開く「ゼンキンセン」の新境地 26時のマスカレイド 来栖りん出演Rakuten Musicオフィシャル番組『朗読女子』密着レポート
Pop'n'Roll 編集部
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26時のマスカレイドの来栖りんが、2020年2月26日(水)にRakuten LIVEにて生配信された『朗読女子』に出演した。『朗読女子』は、さまざまな文章をアイドルが“生朗読”し、時には“癒し”を、時には“感動”を、時には“衝撃”をおやすみ前のくつろぎタイムに提供する音楽聴き放題サービスRakuten Musicのオフィシャル番組。今回、来栖はニジマスの楽曲の中で1番好きだという「ゼンキンセン」の歌詞を朗読。この朗読音源は、3月10日(火)からRakuten Musicにて独占配信されている。この日、Pop’n’Roll編集部は、“声のお仕事がしたい!”と公言していた来栖にとって、初挑戦となったこの朗読企画の密着取材を敢行。持ち前のセンスと高い表現力を見せた収録の模様と配信終了後のインタビューをお届けする。
来栖りん(26時のマスカレイド)Rakuten Musicオフィシャル番組『朗読女子』
主人公の“僕”になり切る姿は声優そのもの
Rakuten Musicにて独占配信する朗読音源の収録と、Rakuten LIVE『朗読女子』の生配信に臨んだ来栖りん。
収録と生配信の進行の流れなどの確認が終わると、収録スタジオへ。レコーディングブースに入り、スッと息を吸い込む来栖。ウォーミングアップを兼ねて、早速歌詞を読み上げていった。
来栖の優しく繊細な声によって描かれていく「ゼンキンセン」の情景は、とても儚く、美しいものであった。1つひとつの単語に感情を込め、真剣に歌詞と向き合う姿は、この楽曲を大切にしているからこそだろう。
“あの子より何倍も君を知ってるんだ あの子より何倍も君を見てるんだ”の“何倍”や、“誰よも誰よりも君を想ってる 誰よりも誰よりも君が大事の”の“誰よりも”など同じ単語がくり返されるフレーズにはクレッシェンドを加えていく。朗読の重要なポイントとなる間の取り方でも抜群のセンスを発揮していた。
収録音源をプレイバックする際には、“えぇ〜!”と自分の声をスタッフと聴き返すことに照れてしまう場面も。配信音源のベーストラックが完成したところで、作品のクオリティをさらに高めるために、気になる箇所のリテイク作業へ。ここで、彼女は、「ゼンキンセン」の朗読により鮮やかな花を咲かせていく。ファン人気が高い“好きだよ。ねぇ、気付いてよ。ばか。”の表現にはこだわりをみせ、彼女が1番いいと思ったテイクが採用されているので、ぜひ注目して聴いてみてほしい。
このレコーディングにおいて、特に印象的だったのは、初めの“「ねぇ。」”と、最後の“「ねぇ、」”の表情づけだ。ただ歌詞に感情を込めて読み上げるだけではなく、主人公の“僕”になり切る来栖の姿は声優そのものであった。
収録後、来栖りんがパジャマ姿で出演したRakuten LIVEの生配信では、配信開始5分前の準備タイムに目元だけひょっこりと登場するという天真爛漫な一面を見せていた。この配信の様子は、2020年3月24日(火)23:59までRakuten LIVEのRakuten Music公式チャンネルで無料視聴することが可能となっている。
ステージで披露する「ゼンキンセン」とは一味違う、新たな魅力を解き放った今回の朗読音源は、現在Rakuten Musicにて独占配信中。また、現在、Rakuten Musicでは、来栖りんのサイン入りチェキのプレゼントキャンペーンも実施しており、3月23日までにRakuten Musicにて対象楽曲を多く再生した上位3名がゲットできるので、奮って応募してみてほしい。
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