つばきファクトリー[イベントレポート]念願ホールツアー決定!噴水広場でのサプライズにメンバー絶叫
Pop'n'Roll 編集部
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つばきファクトリーが、ニューシングル「意識高い乙女のジレンマ/抱きしめられてみたい」の発売記念イベントを発売日翌日である1月16日(木)に池袋・サンシャインシティ噴水広場にて開催した。
前作シングルから約1年ぶりのリリースとなる本作は、昨年5月から活動を休止していた浅倉樹々が復帰して初の作品となる。この日の噴水広場はシングル発売を祝うファンで最上階まで賑わい、つばきファクトリーは集まった観衆を前にニューシングル曲2曲を含む全5曲を披露した。
「意識高い乙女のジレンマ」はピアノの旋律をベースに清楚で可憐な要素を加えつつ、つばきファクトリーらしい芯の強さと熱さを感じさせる一曲。「抱きしめられてみたい」は女の子の切ない片想いを冬の情景とともに描く一曲だが、ステージでは9人が丹念に表現するダンスパフォーマンスも見どころの一つだ。
パフォーマンスの合間には、今年新成人になる新沼希空、谷本安美、岸本ゆめのの3人が“意識高い新成人の決意表明”と題してスピーチをする場面も。それぞれの一年の目標を新沼は「健康第一」、谷本は「自分の写真集を出してみたい」、岸本は「ハロー!プロジェクトの喋り担当になります!」と語り、グループ全体としては「2020年、つばきファクトリーとしては、アイドル界の主役になりたいと思います」と意気揚々と宣言して会場からの拍手に包まれた。
さらにこの日は「意識高い乙女のジレンマ」をパフォーマンスしようとしたところへ、サプライズでハロー!プロジェクトOGである清水佐紀(Berryz工房)がステージへ登場。途中から絶叫をあげて噴水広場に崩れおちたかと思うと一気に清水のもとに集まった9人だったが、清水はニューシングル発売を祝うとともにスクリーンを見るよう指示。次の瞬間、スクリーンに5月からの東名阪ホールツアー開催決定が告知され、会場にはこの日一番の大歓声があがった。「これからの飛躍に期待しています。私も見守っていますので頑張ってください。」と清水佐紀。
イベント後の囲み取材では、復帰した浅倉樹々が「ホールコンサートはずっとやりたかったことなので本当に嬉しいです。セットを使ってパフォーマンスできるので、今からわくわくしてます」とコメント。腰椎椎間板ヘルニアの治療のため休養していた彼女だが、今後のパフォーマンスについては「自分の体と相談しながら、ケアして準備万端で臨んでいきます」とステージへの強い意気込みをみせた。
サブリーダーの小片リサは、「これまでのライブハウスでのライブでも、この大きさじゃ足りないと思ってもらえるよう頑張ってきました。ホールでも足りないと思ってもらえるように9人で頑張ります」とコメント。リーダーの山岸理子は「2019年に8人でのステージを経験して、その間にも結束が強くなったので、ここからさらに勢いをつけていきたいと思います」とグループ全体の前向きな姿をまとめあげていた。
また、記者からは先日解散を発表したこぶしファクトリーの話題も。山岸は「正直まだ解散してほしくないっていうのが本音ではあります。同期グループとして一緒に合同コンサートをしたり、近くにいるのが当たり前だったので。でも仲間として、こぶし5人の背中を押してあげたいなとは思います。」とコメント。小片は「身近でも少し上を向いている存在だと私は思っていました。ずっと追いつけ追い越せという気持ちで頑張っていたのでいなくなってしまうのは悲しいんですが、今一緒にやっているハロー!プロジェクトの合同コンサートでは彼女たちの先へ進もうというキラキラしたパフォーマンスを感じているので、私達が悲しんでいてはよくないかなと。これから、グループとしてではなくなってしまってもずっと良きライバルでいたいなと思っています」と語っている。
つばきファクトリーは両A面シングル「意識高い乙女のジレンマ/抱きしめられてみたい」をひっさげ、現在ハロー!プロジェクト全体のコンサートツアーに帯同中。メジャーデビュー3周年記念日となる2月22日(土)には東京・新宿ReNYより全国17ヶ所・38公演にわたるツアー<つばきファクトリー ライブツアー2020春 椿>をスタートさせる。
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