イコラブ 大場花菜[『朗読女子』密着レポート]繊細なテクニックを光らせた表現者「声を使い分けて、いい感じにできた」

イコラブ 大場花菜[『朗読女子』密着レポート]繊細なテクニックを光らせた表現者「声を使い分けて、いい感じにできた」 =LOVE 大場花菜出演Rakuten Musicオフィシャル番組『朗読女子』密着レポート

Pop'n'Roll 編集部

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2020.01.10
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=LOVEの大場花菜が、2019年12月19日(木)にRakuten LIVEにて生配信する『朗読女子』の第3回目の読み手として登場した。音楽聴き放題サービスRakuten Musicオフィシャル番組である『朗読女子』は、いろいろな文章を“生朗読”し、時には“癒し”を、時には“感動”を、時には“衝撃”をおやすみ前のくつろぎタイムに提供する。今回の配信日は、クリスマスシーズンということで、大場は=LOVEの2ndシングル「僕らの制服クリスマス」の歌詞を朗読。この日の朗読音源は12月24日(火)からRakuten Musicにて独占配信されている。今回、Pop’n’Roll編集部は、彼女にとって2回目の挑戦となった朗読企画の密着取材を敢行。第1回目の配信では、まさに聴くものを虜にする朗読を披露した大場は、今回「僕らの制服クリスマス」をどのように読み上げたのか? 本記事では、朗読音源収録の模様と生配信終了後のインタビューをお届けしよう。

大場花菜(=LOVE)Rakuten Musicオフィシャル番組『朗読女子』

リアルな描写を引き出した技巧派朗読者

今回は、いったいどんな表情豊かな朗読を披露してくれるのだろうか――大きな期待感を持って臨んだ今回の密着取材。『朗読女子』初回配信で大場花菜が披露した朗読は、自然とそう思わせるほどのクオリティの高さであった。

この日大場が朗読したのは、=LOVEの2ndシングル「僕らの制服クリスマス」。『朗読女子』第1回目で朗読した切ない失恋ソング「ズルいよ ズルいね」とは、楽曲の世界観が180度異なるポップなナンバーだ。

朗読のレコーディングでは、早速通して朗読してみるが、“う〜ん、喉の音が鳴っちゃった(笑)”と、苦笑い。口のストレッチや発声練習などのウォーミングアップを経て、再び朗読を開始した。前回よりも練習する機会があったという大場は、華やかクリスマスソングに合わせた陽気で明るい美声を聴かせた。

大場花菜(=LOVE)Rakuten Musicオフィシャル番組『朗読女子』

配信音源のベースとなる部分が録音できたところで、完成度をより高めるために細かい修正を加えていく。“後半から攻めていってもいいですか?”と、2番のサビ“僕の気持ちは止まらないよ きっと君よりも もう”から、再びマイクと向き合っていった。大場は、“制服のまま 飛び出そう”、“繋いだ掌から好きがあふれる”の表現に苦戦。何度も何度も変化をつけて読んでみるが、どう読むのが正解なのか迷子のような状態となって、思わず恥ずかしそうに笑ってしまう場面も。試行錯誤しながらも自分が思い描く理想の表現を探っていった。

特に印象的だったのは、“優しく抱き寄せて 強引にキスをする なんてことできないまま 空の色だけが変わる”、“真っ直ぐな瞳 僕は戸惑う 君の唇が 近づく”のフレーズだ。大場は実際に拳を握りしめたり、空を見上げたりしながら主人公の感情を表現。また、時間の経過と、そのドキドキ感が聞き手に伝わるよう、読むスピードにも注意を払う。楽曲の世界観からリアルな描写を引き出すクリエイターの姿がそこにはあった。

大場花菜(=LOVE)Rakuten Musicオフィシャル番組『朗読女子』

自分の中のさまざまな表現を引き出して、制服姿のカップルが過ごす特別なクリスマスを想像させる見事な作品を作り上げた大場は、この日も前回と同様にノートを持参。“好き”には真っ赤なハートを書き込むなど、主人公の感情に合わせて歌詞に添えるメモの色を変えていたのが印象的であった。

この「僕らの制服クリスマス」朗読音源は、現在Rakuten Musicにて独占配信中となっている。また、現在、Rakuten Musicでは、大場が番組内で披露したトナカイ衣装のサイン入りチェキのプレゼント企画を実施中。1月17日(金)までに対象楽曲を多く再生した上位3名がゲットできるので奮って応募してみてほしい。

さらに収録後に生配信した第3回『朗読女子』の様子は、2020年1月21日(火)23:59までRakuten LIVEのRakuten Music公式チャンネルで無料視聴することができる。

大場花菜(=LOVE)Rakuten Musicオフィシャル番組『朗読女子』

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