[I-GET祭 ライブレポート]レディキス千葉咲乃が卒業!I-GET所属4グループに「みんな頼みます」
Pop'n'Roll 編集部
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2019年12月29日(日)品川ザ・グランドホールを舞台に、<年末最後のI-GET祭 @品川ザ・グランドホール〜千葉咲乃FINAL LIVE~>が行なわれた。
<年末最後のI-GET祭 @品川ザ・グランドホール〜千葉咲乃FINAL LIVE~>
出演したのは、I-GETに所属しているREADY TO KISS、SAY-LA、HOT DOG CAT、BABY TO KISSの4グループ。この日を持って、READY TO KISSの千葉咲乃がグループを卒業。I-GETの屋台骨を支え続けているREADY TO KISSの創設メンバー最後の日という理由もあり、大勢の人たちが駆けつけた。
トップを飾ったのが、候補生ユニットのBABY TO KISS。彼女たちは、READY TO KISSの「トップシークレット~切ない極秘事項~」、SAY-LAの「I LOVE YOU」「BELIEVE」をカバー歌唱。
まだまだ拙い歌唱力やステージングながら、何色にも染まってない無色透明だからこそ出せる新鮮さと、触れると壊れそうな繊細さを魅力に、フロアを埋め尽くした人たちの胸に想いを注入した。ファンたちも成長過程のBABY TO KISSへエールを送る形で熱い声を飛ばしていた。
二番手を担ったのが、成長著しいHOT DOG CAT。ライブでは、「青春18キック」「オフィーリア~君に会いたくて~」「オリンピック・ハイテンション」「曖昧me」を披露。
ここへ至るまでに数多くの試練や苦悩を重ねてきたメンバーたち。それを、彼女たちは眩しい歌の輝きに変えてゆく。
ピッチが甘いなど多少の危ういステージングもご愛嬌。新体制になってからまだ1ヶ月半とはいえ、そんなハンデなど感じさせない、何時も通りの明るくパワフルなステージングをHOT DOG CATはノンストップで。いや、曲を重ねるほど輝きを増すように見せていった。
HOT DOG CATは、2020年3月3日に渋谷WWWでワンマン公演が控えている。その日もぜひ、彼女たちの眩しい姿に心を焦がしてほしい。さらに3月10日には初のCDリリースも決定している。
三番手として熱狂のバトンを受け取ったのが、SAY-LA。この日は、「こじらせ片想い」「ずるいよ」「初恋カルボナーラ」「ナミダノワケ」「愛呼吸」の5曲を歌唱。
SAY-LAのライブを観るたびに感じるのが、触れた人たちの心を一瞬にして眩しい青春の舞台へ連れ出してゆくこと。「こじらせ片想い」のイントロが流れた瞬間から、胸のドキドキが膨らみ続けるのを身体が伝えてきた。
それも、数多くのライブ経験を糧に、彼女たち自身が説得力を持ったステージパフォーマンスを見せてゆくからこそ。今のSAY-LAは、一つ一つの物語をみずからがヒロインとなり伝えてゆく。だから、触れた人たちも自然と気持ちを重ね合わせ、何時しか熱い声を彼女たちへぶつけていく。この日のライブのように。でも、時々危うさを見せる未完成なところにも、彼女たちを支え、応援したくなる胸キュンなポイントがある。
SAY-LAは、1月2日にTSUTAYA O-EASTの舞台へワンマンとして立つ。
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