BiS[ライブレポート]熱狂と感動を生んだ24時間イベント完走「BiSのこともみなさんのこともまたすごく大好きになりました!」

BiS[ライブレポート]熱狂と感動を生んだ24時間イベント完走「BiSのこともみなさんのこともまたすごく大好きになりました!」

Pop'n'Roll 編集部

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2019.12.29
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BiSが、12月28日AM6時から29日AM6時まで、東京・代官山UNITにて24時間イベント<Let's have a 24 hour BiS's party>を開催した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。

撮影:sotobayashi kenta

24時間イベント<Let's have a 24 hour BiS's party>代官山UNIT(2019年12月28日-12月29日)

BiSにとって長時間にわたるイベント開催は、第1期時代から実施され、現・第3期も“儀式”とも言える24時間イベントで大熱狂のライブをくり広げた。

イベントは、早朝6時からのスタートにもかかわらず、多くの研究員(BiSファンの総称)が集まり、イベントの幕開けに華を添えた。

第1部では、メジャー1stシングル「DEAD or A LiME」の衣装に身を包んだメンバーが登場し、第3期BiSの始まりの楽曲「STUPiD」のイントロが鳴り渡ると、研究員のボルテージは早くもマックスへ。その勢いのまま、「STUPiD」の3連続パフォーマンスでスタートダッシュを決めた。

その後、2020年2月5日リリースの2ndアルバム『LOOKiE』に収録される楽曲の初パフォーマンスを要所に散りばめ、会場の熱気をさらに高めていく。

第1部で初披露された新曲「FOR ME」「SPiLLED MiLK」では、感情を剥き出しに歌うBiSメンバーに触発され、研究員も初見ながら楽曲に呼応し、1つの共同体を形成していく。また、「LOVELY LOVELY」では一転して、可愛らしいポップな楽曲に会場には笑みが溢れ、ハートフルな雰囲気に包まれた。

全体の1/4を消化する頃には、メンバーの声も掠れ始めたが、気持ちのこもったパフォーマンスで熱量を落とさずそのまま走り続ける。

24時間イベント<Let's have a 24 hour BiS's party>代官山UNIT(2019年12月28日-12月29日)

観客が入れ替わった第2部では、デビューアルバム『Brand-new idol Society』の衣装にチェンジし、「KiSS MY ASS」「TRAP」「FUCKiNG OUT」といったキラーチューンを初パフォーマンスすると、ライブの盛り上がりはピークに達する。

イベントも中盤に差し掛かると、第3期BiSの初ツアー<PTSD TOUR>の衣装に。異常な熱気を保ちながらライブは終盤へ突入していく。

新アルバム『LOOKiE』の衣装を纏った第3部では、“生き延びましょう”とネオ・トゥリーズが研究員とともに作り上げてきたイベントの終幕に向けて独特の意気込みを語った。その言葉の如く、BiSは超攻撃的なセットリストを連投し、研究員に息つく暇を与えず刺激し続け、熱狂のダンスフロアを作り上げた。

時に、会場の研究員を弄ぶかのように「リフレイン」「LAUGH AT ME」といった眠気を誘うメロウなバラードを織り交ぜるなど、緩急を利かせたライブ演出も光った。

ライブ終盤で見せた4連続「STUPiD」では、BiSの今の勢いを象徴するような圧倒的なパフォーマンスを見せ、会場のすべての観客を魅了した。

24時間イベント<Let's have a 24 hour BiS's party>代官山UNIT(2019年12月28日-12月29日)

オーラスとなる第3部のラストライブの前にメンバー1人ひとりがMCを行った。

チャントモンキーは“今日は24時間付き合っていただいてありがとうございました。今日ここまで続けられたのは研究員のみなさんとライブに関わってくれた方のおかげなので感謝しております。あと1回ですが、頑張りますのでよろしくお願いいたします”とコメント。

トギーは“私は、今も元気なんですけど、それはここに来てくれた研究員のみなさんが手を挙げてくれたり、Twitterでいっぱい応援してもらったり、たくさん元気をもらったから今も元気でいられます。24時間イベントはあと1回なんですけど、これからもよろしくお願いします”とトギーらしく、感謝を伝えた。

ネオ・トゥリーズは“24時間イベントは自分たちの楽屋の雰囲気がズーンッって感じだったんですが、研究員の言葉に救われて、これからBiSはいろいろと変化していくと思うんですけど、これを通して全部乗り越えられるかなと思います。最後までよろしくお願いします”と涙ながらに語った。

イトー・ムセンシティ部は“救急車とかが来ないで本当によかったです。みんなが笑っている姿が見れて幸せでした。本当にこれで最後なので全力でやらせていただきます。みんなが思うように手を挙げていいし、たくさん歌ったり踊ったりして、最後までよろしくお願いします”と話した。

さまざまな感情が溢れるラストステージに研究員は涙を浮かべ、思い思いにBiSのライブを楽しんでいた。

24時間イベント<Let's have a 24 hour BiS's party>代官山UNIT(2019年12月28日-12月29日)

ラストソングとなった「BiS-どうやらゾンビのおでまし-」では、感情の高ぶりから曲中に“今日は本当にありがとうございました”」と涙ながらに叫ぶシーンも見られた。

ステージを去る前に改めて、イトー・ムセンシティ部が代表して“24時間、本当にありがとうございました! この24時間でBiSのこともみなさんのこともまたすごく大好きになりました。これからもよろしくお願いします。以上、BiSでした”と感謝を伝え、<Let's have a 24 hour BiS's party>は終幕した。

24時間イベントを通し、BiSは自分たちの限界を自ら飛び越え、己の未来を確実に切り開いた。今後のBiSの活躍に目を離さないでほしい。

24時間イベント<Let's have a 24 hour BiS's party>代官山UNIT(2019年12月28日-12月29日)

24時間イベント<Let's have a 24 hour BiS's party>

2019年12月28日-12月29日
代官山UNIT

セットリスト

【第1部】※衣装:SG「DEAD or A LiME」
-1ピリオド-
1.STUPiD
2.STUPiD
3.STUPiD

-2ピリオド-
1.absolutely meeeeee!!
2.BiS-どうやらゾンビのおでまし-
3.FOR ME

-3ピリオド-
1.BiS-どうやらゾンビのおでまし-
2.LET'S GO どうも
3.SPiLLED MiLK

-4ピリオド-
1.SURRENDER
2.1,2,3!!!
3.LOVELY LOVELY

-5ピリオド-
1.STUPiD
2.teacher teacher teacher
3.FOOL PROOF

-6ピリオド-
1.DEAD or A LiME
2.テレフォン
3.FOR ME

-7ピリオド-
1.thousand crickets
2.kAsAbutA
3.LAUGH AT ME

-8ピリオド-
1.リフレイン
2.少年の歌
3.LET'S GO どうも

【第2部】
※1~4ピリオド衣装:AL「Brand-new idol Society」
※5~8ピリオド衣装:PTSD TOUR

-1ピリオド-
1.BiS3
2.this is not a love song
3.LOVELY LOVELY

-2ピリオド-
1.Good Bye
2.ナンデスカ?
3.KiSS MY ASS

-3ピリオド-
1.strawberry girl
2.テレフォン
3.TRAP

-4ピリオド-
1.TRAP
2.SPiLLED MiLK
3.FUCKiNG OUT

-5ピリオド-
1.STUPiD
2.BiS-どうやらゾンビのおでまし-
3.thousand crickets

-6ピリオド-
1.SURRENDER
2.kAsAbutA
3.teacher teacher teacher

-7ピリオド-
1.absolutely meeeeee!!
2.リフレイン
3.KiSS MY ASS

-8ピリオド-
1.this is not a love song
2.LAUGH AT ME
3.FOOL PROOF

【第3部】※衣装:AL「LOOKiE」
-1ピリオド-
1.BiS-どうやらゾンビのおでまし-
2.DEAD or A LiME
3.STUPiD

-2ピリオド-
1.少年の歌
2.TRAP
3.FOR ME

-3ピリオド-
1.FUCKiNG OUT
2.テレフォン
3.LOVELY LOVELY

-4ピリオド-
1.FOOL PROOF
2.STUPiD
3.LET’S GO どうも

-5ピリオド-
1.LAUGH AT ME
2.リフレイン
3.BiS3

-6ピリオド-
1.STUPiD
2.STUPiD
3.STUPiD
4.STUPiD

-7ピリオド-
1.STUPID
2.FOR ME
3.テレフォン
4.thousand crickets

-8ピリオド-
1.FOOL PROOF
2.this is not a love song
3.LET’S GO どうも
4.BiS-どうやらゾンビのおでまし-

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