中川翔子、スフィアら、アニメ音楽の多彩さをソウルでアピール!<リスアニ!LIVE SEOUL>イベントレポート
Pop'n'Roll 編集部
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中川翔子、スフィアらが出演した<リスアニ!LIVE SEOUL>が、12月14日(土)に韓国・ソウルにて開催された。
取材・文:リスアニ!編集部
今年4月に10年目を迎えた『リスアニ!』の10周年プロジェクトの一環として、KINTEX第2展示場 7/8ホールにて開催された<Anime×GameFestival2019>のステージにて行われた<リスアニ!LIVE SEOUL>。
ソウル初上陸となる今回は、スフィア、KIHOW from MYTH & ROID、相羽あいな、やなぎなぎ、中川翔子、May'nという多彩かつ豪華な顔ぶれが揃い、日本のアニメ音楽の魅力を現地のファンに生で伝えた。
トップバッターを飾ったのは、10周年イヤーを迎えてますます精力的に活躍するスフィア。ダンサブルな「MOON SIGNAL」に始まり鉄板曲「Super Noisy Nova」で締めくくる盤石のセットリストと、10年分の熟練を感じさせる息の合ったパフォーマンスで、のっけから会場をヒートアップさせた。
その熱気をパワフルな歌声でさらに上昇させたのが、MYTH & ROIDのボーカリスト・KIHOW。単独での出演となる今回は、最新シングル「TIT FOR TAT」から海外での人気も高いTVアニメ『オーバーロード』シリーズの主題歌「VORACITY」「HYDRA」までを勢いよく畳み掛け、存在感をアピールする。
続いては、今年10月に3年ぶりのニューシングルを発表して、ソロでの活動を活発化させている相羽あいなが登場。その最新シングルより上松範康提供の表題曲「Lead the way」とカップリングの「Everyday's Evidence」というElements Garden製の強力な2曲を歌い上げ、歌唱力の高さを見せつけた。
熱いライブが続く中、一服の清涼剤のように柔らかで心地良い歌声を届けてくれたのが、やなぎなぎ。「春擬き」から幻想的な世界を広げた「アクアテラリウム」、爽快極まりない「ビードロ模様」まで全5曲を披露し、ソウルのステージを多種多様な色調で優しく彩った。
そして、登場早々2000年代アニメソングを代表する名曲「空色デイズ」で会場のボルテージを一気に引き上げたのが、しょこたんこと中川翔子。新たな代表曲ともいえる「ドリドリ」や、タオル曲「タイプ:ワイルド」といった『ポケットモンスター』シリーズ曲など、5曲を歌いオーディエンスを盛り上げた。
そして今回の<リスアニ!LIVE SEOUL>のトリを飾ったのは、今夏に行われた<リスアニ!ナツヤスミ>でも大トリを務めたMay'n。今回も「ViViD」「Belief」と熱い楽曲を連発して、熱狂渦巻くソウルにさらなる興奮をもたらす。シェリル・ノームの楽曲「ダイアモンド クレバス」も挿みつつ、最後は最新ナンバー「graphite/diamond」で力強く<リスアニ!LIVE SEOUL>を締めくくった。
なお、12月28日には<リスアニ!LIVE SHANGHAI>と題し、中国・上海の地で<リスアニ!LIVE>が行われる。
さらに、日本でも2020年2月8日(土)、9日(日)の2日間、千葉・幕張メッセ イベントホールにて全18組のアーティストを迎えて<リスアニ!LIVE 2020>を開催する。