【連載】寺嶋由芙「クイズを使ってヲタクのみなさんとコミュニケーションをはかっていきたい」|『QUIZ JAPAN』制作・セブンデイズウォー(後編)
寺嶋 由芙
Pop'n'Roll Chief Idol Officer
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「寺嶋由芙の推しごと訪問記」株式会社セブンデイズウォー編の後編では、寺嶋と同社代表取締役社長の大門弘樹さんが、“クイズアイドル”ブランドの作り方や、アイドルとクイズを組み合わせた新しいイベントについてトークを展開。アイドルクイズ王が日本クイズ界の総本山を訪れてクイズマスターと歓談した今回の推しごと訪問記は、終始クイズ愛が溢れ、さまざまなアイディアが飛び出した知的好奇心を刺激する時間となった。
「寺嶋由芙の推しごと訪問記」第5回:株式会社セブンデイズウォー編(後編)
撮影:曽我美芽
打席にたくさん立って経験値を積むことが大事(大門)
寺嶋:
私は<TIF>のクイズ大会のおかげでクイズにハマったので、これからも頑張りたいです。自分が頑張るのはもちろんなんですけど、あんなに面白いんだから、みんなもやればいいのにって思うんです。だから、広めていける人になれるように頑張ります。<TIF>のクイズ大会は2連覇したんですけど、<TIF>に出演したアイドルが全員クイズに出たわけではないですし。一応、ペーパークイズの予選を勝ち抜いた人が出場する大会なんですけどね。まだまだ私には実績がないので、今後“クイズが好きです、クイズアイドルです”と名乗れるような信頼を勝ち得るには、どうしたらいいでしょうか?
大門:
いや、<TIF>で2連覇って相当な実績だと思いますよ(笑)。どのクイズ番組でも、番組に新しい風を送り込んでくれるニューウェーヴを求めていると思うんです。なので、“<TIF>の2年連続チャンピオンです”と営業すれば、きっと声がかかると思いますよ。
寺嶋:
そうなんですね! 私も、そういうところに出ていけるようになりたいです。クイズで活躍できれば、それをきっかけに私の曲を聴いてくださるかもしれませんし、逆に私のファンの方が“そんなに由芙ちゃんがハマっているなら、自分もクイズをやってみよう”と思ってくれるかもしれない。そんな風に相互作用が生まれるようになったら嬉しいです。それで、クイズが強くなるにはどうしたらいいですか?
大門:
クイズは場数がものをいう部分がけっこう大きいんですよ。初打席でいきなりホームランを打つのはなかなか難しいですよね。
寺嶋:
クイズ番組って独特の緊張感がありますしね。
大門:
そうなんです。なので、打席にたくさん立って経験値を積むことが大事。例えば、カズレーザーさんは、クイズ好きのタレントさんを集めてクイズの勉強会をやっていますし、実は私もプライベートでタレントさんを対象にしたクイズイベントも開催しています。寺嶋さんも、ぜひ参加してみてください!
寺嶋:
参加したいです! 私、クイズ友達がいなくて、1人で『みんはや(みんなで早押しクイズ)』(クイズアプリ)をやっているんです(笑)。
大門:
あのクイズアプリは、早押しクイズに特化しているから、かなりレベルが高いですよね。一口にクイズといっても、知識を問う「みんはや」のようなクイズから、右脳で考える“ひらめき系”まで、いろいろな種類のものがあります。それと、やっぱり実際に人と対面して競ってみるのも大事ですね。私が運営している「クイズルームソーダライト」は同じレベルの人と対面でクイズを競えるのがウリなんです。週5日ほど、クイズイベントを開催していて、これはどなたでも申し込みをすれば参加できます。最初は週末だけイベントをやっていたんですけど、すぐに定員がいっぱいになってしまうような状況が続いたので、平日にも開催するようになったんです。
寺嶋:
すごく人気があるんですね。
大門:
クラス別に分かれていて、初心者向けの“スタータークラス”に始まって、“ビギナー”“ビギナープラス”“スタンダード”、そして最上級の“ガチ”まで5クラスあります。クイズって、同じレベルの人とやらないとつまらないんですよね。囲碁や将棋と一緒で、自分よりも実力が上の人とやると、とたんに答えられなくなってしまう。なので、まずは“スターター”から始めてもらえれば。参加していただければ、私たちがその人の実力を見て、“次回はビギナーに参加されるといいですよ”という具合いに、実力に合ったクラスをアドバイスしますので。
寺嶋:
すごい親切!
大門:
クイズに参加するからには、みなさん、どんどん答えたいと思うんですよ。でも、飛び抜けて強い人が入ってしまうと、その人が場を支配してしまうので。なので、自分に合ったクラスを紹介しますので、こちらにもぜひ遊びに来てください。
寺嶋:
ありがとうございます! 絶対に参加します!
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