エビ中[ライブレポート]最多161人で大合唱!秋田分校5周年をお祝い
Pop'n'Roll 編集部
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私立恵比寿中学が、10月19日(土)に秋田・秋田県立体育館にてワンマンライブ<私立恵比寿中学秋田分校〜5th Anniversary of our gakugeeeekai〜>を開催した。
本企画は「秋田の魅力を私立恵比寿中学を通じて全国に発信する」というコンセプトのもと、エビ中と秋田県のコラボレーション企画としてABS秋田放送の主催で2015年にスタート。
令和元年、エビ中10周年の節目に本公演も5周年を迎え市内のショッピングビルやCDショップ、書店ではエビ中にまつわる作品が街中に展開され、街中にフラッグやビジョン映像が掲示されるなど例年以上の歓迎ムードに包まれた。
会場ではABS秋田放送「タマリバ」で準レギュラーを務める小林歌穂が考案したオリジナルキャラクター「平凡人」と「たけや製パン」のコラボ商品や、なんと「秋田分校米」などとことん秋田にこだわったグッズも展開。
オープニングでは皆勤賞となるABS秋田放送の関向良子アナウンサーが登場”秋田分校・生徒会長”小林歌穂が例年同様に呼び出されるかと思いきや秋田のライジングスター「キャミソウルブラザーズ」が突如登場。アンコールを要求するなど必要以上のオープニングアクトを務め上げる。
改めて小林の開会宣言に続いて同じく初登場“スコップ戦士 ジャミセリオン”が「ebiture」(出囃子)に乗せて”スコップ三味線”をかき鳴らす。さらに”NAMAHAGE郷神楽”の力強い和太鼓演奏に乗せて遂にエビ中が登場。冒頭から秋田コラボでパフォーマンスを繰り広げた。
5人は年に1回の秋田分校ならではの秋田弁でMC&自己紹介。12月11日に発売される6th full Album「playlist」からエビ中史上最速テンポの最新曲「PANDORA」を披露するなど序盤からフルスロットル。
続いて秋田のスーパーヒーロー・超神ネイガーが登場、邪神クレーガとほじなし戦闘員ホジーネ、そしてエビ中・星名美怜に瓜二つの新人子分”ホッジーネ”が5年連続で秋田分校を乗っ取ろうとするもピンチを乗り越えるべくネイガーは5周年の節目にネイガー・大豊作フォームに変身。見事、生徒会長・小林と共に今年も秋田分校平和を守ると、「フォーエバー中坊」で早くも大団円ムードのコラボを果たす。
エビ中の所属事務所の後輩グループである桜エビ〜ずといぎなり東北産が続々と登場すると、先輩エビ中との楽曲交換コラボを熱演。それぞれのファンが大いに盛り上がるとさらに秋田県各地のご当地キャラオールスターズが登場、どんどん増していくステージ上の大人数で「MISSION SURVIVOR」でタオルを振り回す。
会場がさらに一体となった所で改めて関向アナが登場。5年間の交流に改めての感謝と伝えると、なんと秋田県知事・佐竹敬久氏がサプライズ登壇。今後のさらなる活躍に期待を寄せてエビ中が「あきた美の国ガールズ」として任命される。
秋田県として「あきた美の国大使」(加藤夏希,佐々木望,チョン・ジュノ)、「あきた音楽大使」(高橋優)に続く初のグループとしての大使として委嘱されることとなった。
祝福ムードに続いて登場したブラボー中谷による自称「世界一へたくそなマジック」で会場は大いに驚きと笑いに包まれると、もはや秋田分校の”名物”となった藤原美幸一座が登場。昨年生中継されたニコニコ生放送でもユーザに衝撃を与えた「でかどんでん」と、新コラボ「EBINOMICS」で原曲のブラックミュージック・ライクなフェイクをまさかの秋田民謡節で歌い上げるとボルテージは最高潮に。
一転、秋田県内の5校が結集した合同合唱団とバラード曲「星の数え方」、さらに明桜高校吹奏楽部が加わったストレートな青春ナンバー「青い青い星の名前」を秋田分校らしく学生たちと爽やかにコラボレーション。小林が全ての生徒たち(=ゲスト)を呼び込むと総勢161人による「BUZZER BEATER」の大合唱でエビ中10周年、秋田分校5周年を盛大にお祝いして幕を閉じた。
エビ中は10月18日に安本彩花が休養発表をしたばかりだが、12月11日に今年2枚目となるフルアルバム「playlist」をリリース。現在開催中の全国ツアーに加え、12月には幕張メッセでバンド編成でのアリーナコンサート、さらに初のカウントダウンライブを控えるなど10周年最大の年末企画を多数控えている。
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