IDOLATER[ライブレポート]独自の世界観で会場を包み込んだ<ぽぷろないと vol.9> IDOLATER<ぽぷろないと vol.9>ライブレポート
鶴岡 舞
Pop'n'Roll Editor(編集者)
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当サイト名を冠したアイドルイベント<ぽぷろないと vol.9>が、2019年9月26日(木)に南青山Future SEVENにて開催された。同イベントのライブステージには、notall、CoverGirls、IDOLATER、BYOBらが出演。本記事では、多彩なカルチャーを吸収したIDOLATERが20分間に渡り、洗練されたパフォーマンスをくり広げたライブレポートをお届けする。
IDOLATER<ぽぷろないと vol.9>
IDOLATER は、“求ム、次世代カルチャーの担い手。世界に羽ばたくニッポンのアイコン。”をテーマに開催された<ASOBISYSTEM THE AUDITION 2018>を経て、今年4月に結成されたグループ。
SEなしで登場した月代来実、奥田彩友、伏木結晶乃は、“IDOLATERなりの夏曲”である2ndシングル「Still in the beginning」からライブをスタート。爽やかなメロディとブラスソロに合わせて舞うメンバーがクールな印象を与える。
グループの説明と、自己紹介を済ませると、月代が“みんなでサビの部分でブンブン手を回す曲になっておりますので、楽しんでいきましょう”と煽りながら「Growing pains」へ。カラフルなライティングの中、ステージとフロアが一体となって楽しめるポップチューンで観客を沸かせた。最後は“ラストの曲も楽しんでいきましょう”という伏木のアジテートから「Swipin’ Flickin’」を投げ込む。ビートに身体を委ねるIDOLATERらしいダンサブルな楽曲で会場を包み込んだ。
八木みなみと青野千聖を欠いての3人でのステージとなったが、アイドルの枠にとらわれず、カルチャーの境界領域を開拓していくグループのコンセプトを見せつける堂々としたステージングを披露した。