ももクロ、渡辺美優紀[イベントレポート]松崎しげる主催<黒フェス2019 ~白黒歌合戦~>で2,500人に笑顔の花を咲かす!

ももクロ、渡辺美優紀[イベントレポート]松崎しげる主催<黒フェス2019 ~白黒歌合戦~>で2,500人に笑顔の花を咲かす!

Pop'n'Roll 編集部

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2019.09.07
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9月6日の“松崎しげるの日(日本記念日協会認定)”に毎年恒例で行われる松崎しげる主催の音楽フェス<黒フェス2019 ~白黒歌合戦~>が、東京・豊洲PITで開催された。

同イベントは、松崎と親交の深いアーティストが集結し、夏の終わりに大騒ぎする音楽フェス。2015年から毎年開催され、今年で5回目を迎える。今回は、松崎、ももいろクローバーZといったレギュラーメンバーから、渡辺美優紀、純烈、鬼龍院翔(ゴールデンボンバー)といった人気アーティストに加え、東京ゲゲゲイ、大橋純子、氏神一番(カブキロックス)といった世代、ジャンルを超えたアーティストたちが約2,500人の観客を楽しませた。

竜馬四重奏がフロントアクトで会場を温めたあと、司会進行を務める伊津野亮と中村葵が登場。 伊津野から紹介を受けた松崎が登場すると会場は大いに盛り上がり、松崎の開会宣言に大歓声で応えていた。

竜馬四重奏<黒フェ ス2019 ~白黒歌合戦~>|豊洲PIT(2019年9月6日)

トップバッターは渡辺美優紀。渡辺は“みなさん、一緒に楽しみましょう〜!”と笑顔で語り、「MilkyLand」「Milky way」など全3曲を熱唱。MCでは、“今回、<黒フェス>に出演するのが初めてで、みなさんの熱気がすごくて楽しいです! フェスに出演するのが初めてで、今日はドキドキしていたのですが、みなさんが温かい目で観てくださっていてすごく楽しいです”と心境を明かした。また、松崎の印象について“ダンディなパワーあふれる、素敵な紳士だなって思いました。今日もすっごく天気が良くて「太陽すら味方するんだな」って(笑)”とコメントした。

渡辺美優紀<黒フェ ス2019 ~白黒歌合戦~>|豊洲PIT(2019年9月6日)

続いて、東京ゲゲゲイが登場。「日本アゲゲイ」「捧げたい」「Sence of immorality」の3曲を圧巻のパフォー マンスで披露。MCでは、ボウが“楽屋のモニターで「こんなに人入るの!?」って思いながら観てたんですけど、ステージに立って本当にお客さんがたくさんいてびっくりしました”と感想を語った。

東京ゲゲゲイ<黒フェ ス2019 ~白黒歌合戦~>|豊洲PIT(2019年9月6日)

3番手は純烈。「星降る街角」歌唱後のMCでは、小田井涼平が“俺は48歳で、いつもは自分よりも年齢高めのお客さんの前で歌っているけど、今日は明らかに(年代が)低いな!”と話して笑いを誘い、酒井一圭は以前ももいろクローバーZと共演した際の裏話を披露するなど、会場を大いに沸かせた。その後、「Propose」「Junretsu no happy birthday」を歌唱。「Propose」では小田井と酒井が客席に降りて歌うなど、終始観客を楽しませるステージを展開した。

純烈<黒フェ ス2019 ~白黒歌合戦~>|豊洲PIT(2019年9月6日)

<黒フェス>2回目の出演となる大橋純子は「シルエット・ロマンス」をしっとりと歌い上げ、持ち前の美声で観客を魅了。がんを患い1年半ぶりのステージだという大橋はパフォーマンス後、“気持ちいいですね。みなさんの前に立たせていただくことが嬉しい。気持ちよく歌えました。ありがとうございました”と笑顔を見せた。

大橋純子<黒フェ ス2019 ~白黒歌合戦~>|豊洲PIT(2019年9月6日)

鬼龍院翔は、「Miren」「Life is SHOW TIME」「女々しくて」など全4曲を熱唱。黒い衣装に白塗りの顔で登場した鬼龍院は“黒を強調しようと思って顔を白くしたら、ほぼMALICE MIZERでした(泣)”と言って爆笑をさらい、“出演者は年も性別も色もバラバラですけど、不思議な一体感のある素敵なイベントですね。バラバラな出演者が1つになれるのは、松崎さんの成すパワーなんじゃないかと”と明かし、“(ステージに)出る前はドキドキ してたんですけども、温かいフェスでした!”と感想を口にした。

鬼龍院翔<黒フェ ス2019 ~白黒歌合戦~>|豊洲PIT(2019年9月6日)

大歓声の中、登場したのはももいろクローバーZ。「吼えろ」「黒い週末」「あんた飛ばしすぎ」など全6曲をパフォーマンス。MCでは、百田夏菜子が“<黒フェス>には5年連続で出させていただいて、今年もありがとうございます! (松崎)しげるにはいつもお世話になって”とコメントすると、高城れにが舞台袖に向かって“しげる、ありがとー!”とお礼をして観客を笑わせた。パフォーマンス後、玉井詩織が“(<黒フェス>では)初めてバンドさんと一緒にステージに立たせていただいて、今までとは違うライブステージになったと思います”と感想を述べた。ほか、本人役として出演する10月11日(金)公開の映画『最高の人生の見つけ方』の撮影秘話を明かす一幕も。最後に、百田が“これからもしげるに付いて行きたいと思います!”と笑顔で話した。

ももいろクローバーZ<黒フェ ス2019 ~白黒歌合戦~>|豊洲PIT(2019年9月6日)
ももいろクローバーZ<黒フェ ス2019 ~白黒歌合戦~>|豊洲PIT(2019年9月6日)

氏神は代表曲の「OEDO」で会場をヒートアップさせた後、“最近はライブハウスツアーばっかりやっていて、こんな大きいところはデビュー以来……(苦笑)”と自虐的なコメントで笑いを誘った。また、松崎とのエピソードについて“「俺、“黒の日”やってるから、お前、“白の日”やれよ」って言われて、4月6日にライブをやってるんです”と告白。

氏神一番<黒フェ ス2019 ~白黒歌合戦~>|豊洲PIT(2019年9月6日)

満を持して登場した大トリの松崎は、「ルパン三世のテーマ2019」で観客たちの心を掴んだ後、「スタートライン」「愛のメモリー〜チェイサー」など5曲をパワフルな歌声で熱唱。そして、最後に「上を向いて歩こう」を歌いながらももいろクローバーZ、鬼龍院、氏神を呼び込み、しっとりとした曲に深みのある歌声を乗せてライブパフォーマンスを締めくくった。さらに、“ありがとう! また来年ー!!”と2020年開催を宣言してイベントの幕を下ろした。

松崎しげる<黒フェ ス2019 ~白黒歌合戦~>|豊洲PIT(2019年9月6日)
松崎しげる、ももいろクローバーZ、鬼龍院翔、氏神一番<黒フェ ス2019 ~白黒歌合戦~>|豊洲PIT(2019年9月6日)