小桃音まい、アイドル卒業「皆さんが私をアイドルにしてくれました」
Pop'n'Roll 編集部
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桃色革命のメンバーでソロアイドルとしても活動していた小桃音まいが、卒業公演<on1y>を9月1日に神田明神ホールにて開催した。
この日をもって"アイドル卒業"となる小桃音まいの姿を見るために、キャパ700の会場には海外からも多数のファンも訪れ、満員で溢れかえった。
卒業メンバーも参加した当公演では、初期メンバーでのライブや、最大16名での圧巻のパフォーマンスも披露した。ソロ時代の2680日とユニット時代の1108日を足した、活動日数3788日をカウントダウンする映像からスタートした小桃音まいのソロステージでは、アンコール含め14曲を披露した。
白いウェディングドレス風の衣装で登場した小桃音まいは、「コズミック☆UNIVERSE」「恋愛サーキュレーション」など5曲連続で披露。トークすることなく続けて9月発売予定の1st写真集のオフショットを中心とした映像が流れた後、これまでの衣装をつなぎ合わせた歴代リメイク衣装で登場する。
その後は初のオリジナル曲「ちょっとLOVEしてるんだってば」やメジャーデビュー曲「BANG BANG鼓笛サンバ」など懐かしいナンバーを中心に披露し、アンコールではファンへの言葉を伝えた。
小桃音まい:
「これまでお話したことがなかったですが、私は、お母さんを小さいころに病気で亡くしていて、心の中で、自分もそうなると思って生きてきました。だからただただ楽しければいいや、と思ってこれまで勉強もしてこなかったし、”人生なんてそんなものだ”と思っていたりもしたけれど、大好きだったモーニング娘。さんの『I WiSH』の”人生って素晴らしい”という歌詞に出会い、生きる勇気をもらって、これまで何ひとつ頑張ることがなかった私が、アイドルというものを10年以上も続けるきっかけともなりました。今では、まいにゃを見ると元気をもらえる、嫌なことがあっても曲を聴くと勇気が湧くと言ってもらえることもあって、本当に人生は素晴らしいし、皆さんが私をアイドルにしてくれました。本当にありがとうございます」
これからの活動は未定という小桃音まい。彼女は「また必ず皆さんと会いたいと思っています」という言葉を残してステージを降りた。
世界最大級のアイドルフェス<TOKYO IDOL FESTIVAL>へ8年連続9回出演、ソロ・ユニットともにメジャーデビューを果たすなど、身長147㎝の小さな巨人、アイドル界のレジェンドがまさに惜しまれつつ幕を閉じた。