兒玉遥[インタビュー]表現者としての新章に馳せる想い「これからが楽しみな女優だなって思ってもらえるように頑張ります」

兒玉遥[インタビュー]表現者としての新章に馳せる想い「これからが楽しみな女優だなって思ってもらえるように頑張ります」 舞台<私に会いに来て>インタビュー

鈴木 健也

Pop'n'Roll Editor in Chief(編集長)

2019.08.15
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元HKT48の兒玉遥の新章が幕を開ける。今春、活動を再開した兒玉は、9月より舞台<私に会いに来て>に出演することが決定。アイドルから女優へ――表現者として新しいフィールドに足を踏み入れた彼女は、これからの活動に対して、今どのような想いを抱いているのか? “演じること”をテーマに、兒玉に話を訊いた。

撮影:曽我美芽

幼稚園の頃から、人前で何かを表現するのが好きでした

――まず活動再開するにあたって、女優という仕事を選んだ理由を教えてもらえますか?

兒玉遥:
もともとお芝居にすごく興味があって、演じることを深く勉強してみたいと思っていたので、女優の道に挑戦しようって決めていました。ただ、女優としての初めての仕事は、映画でも、ドラマでも、舞台でも、お話があったらなんでもやってみようっていうスタンスでしたね。

――その中で、<私に会いに来て>のオファーをもらったことがきっかけで、舞台への出演が決まったということですか?

兒玉遥:
はい。舞台は公演日に向けて稽古がしっかりできるので、そういった意味ではアイドルから女優への切り替えがしやすいんじゃないかなっていう考えもありました。舞台は、自分自身がお芝居しているっていう感覚が得られるので、女優としての第1歩として最適だと思っています。

――演じることに対する興味を覚えたのは、いつぐらいですか?

兒玉遥:
幼稚園ぐらいの頃から、人前に立って何かを表現するのがすごく好きでした。それこそ劇をするってなったら、主役に進んで立候補するような子どもでしたね(笑)。

――人生で最初に演じた役って覚えてます?

兒玉遥:
『リトル・マーメイド』の人魚姫。金髪のかつらを被ってやりました(笑)。

――希望通りの主役だったんですね。その時から役に入り込めた?

兒玉遥:
さすがに役に入り込むって感覚はまだなかったけど、楽しいなと思ってました。

――小さい頃に好きな俳優さんはいましたか?

兒玉遥:
え〜誰だろう? 小さい頃は、ドラマというより『セーラームーン』をよく観てました。セーラームーンが変身するシーンがめっちゃ好きで。だから、今はアニメとか洋画の吹き替えとかにも挑戦したいですね。

――最近観た映画で面白かったのは?

兒玉遥:
あまり観てないんですけど……あ、この前、広瀬すずさんの『チアダン(チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~)』を観ました! 学生の役をやりたいっていう気持ちがすごいあって。青春時代の学生ならではの絆みたいなストーリーがすごく好きなんです。

――部活で頑張る的な展開ってこと?

兒玉遥:
そう。“青春、汗、キラキラ”みたいなものに心揺さぶられちゃうんです(笑)。学生の役をいただけたら、学生時代の想い出を追体験して、そういった感覚になれるかなって思っていて。

――児玉さんはグループアイドル時代に、そういう青春ストーリー的な経験をしていたのではないですか?

兒玉遥:
アイドル時代も毎日が青春ではあったけど、思い描いていたような高校生活は過ごせなかったので、学生役を演じることでタイムスリップできたら嬉しいなって思っています。

――もし青春ドラマに出演できるとしたら、どういう役をやってみたいですか?

兒玉遥:
『花ざかりの君たちへ(〜イケメン♂パラダイス〜)』に出たいなって思ったんですけど、男子校に入っちゃう非現実的なストーリーなので、主役の女の子以外全員男の子なんですよね(笑)。ですけど、面白そうだなって思います。

――ドラマの中でやってみたい部活ってあります?

兒玉遥:
え? 部活? 何だろう……『チアダン』の影響で、チアガール部ですかね。あの映画って、実話がもとになっているんですよね。それもすごいなって思いました。

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