<B.L.T. W LIVE + vol.1>duo MUSIC EXCHANGE(2024年8月29日)

きゃんちゅー、バチュン、マイディアらが真夏の渋谷の夜に躍動! <B.L.T. W LIVE + vol.1>開催

Pop'n'Roll 編集部

Pop'n'Roll 編集部

2024.08.31
  • ポスト
  • シェア
  • ブックマーク

雑誌『B.L.T.』によるライブイベント<B.L.T. WONDERLAND LIVE>の姉妹イベント第1弾<B.L.T. W LIVE + vol.1>が、8月29日(木)にduo MUSIC EXCHANGEにて開催された。

<B.L.T. W LIVE + vol.1>duo MUSIC EXCHANGE(2024年8月29日)

<B.L.T. WONDERLAND LIVE>は、『B.L.T.』編集部が注目するこれからのアイドルグループを紹介するライブシリーズ。第1回目は、同誌にたびたび登場してきたCANDY TUNEや、同誌で連載を持つSWEET STEADYをはじめ、ライブアイドル界の中心を担う6組のグループが登場。真夏の渋谷のライブハウスを熱く盛り上げた。

まず最初に登場したのは、元鉄工所勤務でグラビアアイドルとしても活躍し話題を呼ぶちとせよしのや、SNSで投稿された写真がバズった中川心ら多彩なメンバーが“つめあわされた”2024年にデビューしたばかりのあまいものつめあわせ 。新たなライブシリーズの幕開けを飾った楽曲は、彼女たちの代表曲「すぃ~ちゅパラダイス」。元気なイメージの定番曲に続き、「おねだりゲーム」などの可愛い曲でフロアを魅了していく。トップバッターとして計6曲を披露し会場を熱狂へと誘った。

続けてステージに上がったのは、同誌で連載「すいすてのいちページ」を持つSWEET STEADY。彼女たちもまた2024年3月デビューのフレッシュなグループ。「ハートの魔法」「始まりの合図」「Sweet Cafe」といった可愛い曲で観客をときめかせると、「Call me, Tell me」「なんてねっ!」でさらにすいすての可愛さが全開に。締めは、2024年12月に1stシングルCDとして発売することが先日発表されたばかりの彼女たちの代表曲であるポップでキャッチーな「ぱじゃまぱーてぃー!」。動画撮影可能曲だけあり、スマホを構えるファンも多くいた。お馴染みとなった白石まゆみの《おやすみ!》のフレーズで客席のハートをとらえつつ、30分にわたるスイステのパーティは次のグループへバトンタッチ。

“興奮と昂揚をアナタに。”をコンセプトに活動する7人組グループ・アンスリュームは、カラフルな色合いのステージ衣装に身を纏って登場。幅広い楽曲を持つアンスリュームがはじめに披露したのは、代表曲の「にゅーかおすっ!!!!」。会場は、コールやジャンプで一気にヒートアップ。ファンが推しメンのお兄ちゃんの気分になって楽しめる楽曲「おにぃちゃんス」、あざと可愛さ全開の「恋のお注射」など計6曲を畳み掛ける。8月30日に誕生日を迎える伊藤詩乃を中心に会場を大いに盛り上げ、あんす1番の沸き曲である「だだだっ!!!!」で締められた場内は、さらに熱気に包まれていく。

4番手は、6月にTOKYO DOME CITY HALLでのワンマンライブを成功させたMyDearDarlin’。7月末より新メンバー・濱田菜々を加えた新たな体制で、夏フェスなど連日止まらず走り続けてきたメンバーたち。夏の終わりを迎えようとしているこの日は、ライブで人気曲の「ナノLOVE」からスタート。会場全体、踊れる曲でフロアの気持ちが一丸になっていくと、「告白」「MDDシンドローム」といったクールなサウンドとキレのあるメンバーのダンスで会場を興奮の渦に包み込んでいく。激しい曲を中心にノンストップで飛ばしていく中、最後はエモーショナルな楽曲「君の声」で場内の空気感を一変させる。全員が拳を上げて声を出すこの曲ならではのパートはとても印象的。パフォーマンスの幅広さが特徴の、マイディアのライブを全面に押し出した30分のショータイムとなった。

ライブの盛り上がりで話題のMerry BAD TUNE.は、“from MY ROOM to the World”がコンセプト。フードをかぶってクールに登場したメンバーは、疾走感が心地よい「トーキョーアンダーグラウンド」から飛ばし始める。そして、対バンライブなどでは貴重な「小さな世界の片隅で。」からライブでお馴染みの定番曲「真夏のユーレイ!!」まで、ファンの間でもどよめきが起きるディスコチックなナンバーの数々で畳みかける。2024年もガチな夏を過ごしたバチュンラストの曲は、「World Coaster!」。会場は印象的なコールや合唱でこの日1番の一体感に包まれ、ボルテージは最高潮に。

そして、新たな対バンシリーズのトリを務めるのは、アイドルファンの間でさまざまな楽曲が話題となっているCANDY TUNE。オープニングは、キャッチーな振り付けと楽曲の勢いで常に口ずさんでしまう「備えあれば無問題」で全力準備運動。アップテンポな「倍倍FIGHT!」、ポップでキャッチーな「CATCH YOU」など代表曲でファンを魅了していく。MCでは、メンバーの桐原美月が8ページで登場するB.L.T.10月号(現在発売中)の撮影秘話を披露。“撮影の日は雨予報だったにもかかわらず、「晴れ女」なので晴れにしました”と笑顔で告白。“タイトルも「雨上がり」なんです!”とアピールも欠かさなかった。連日ライブを行なう彼女たちは、女子を中心に“可愛すぎる”とTikTokで話題沸騰の1stシングルCD表題曲「キス・ミー・パティシエ」を中心に7曲を披露。

現在のライブアイドルシーンを代表する6組が、どのグループも本気の30分セットリストで今の自分たちを詰め込んだ<B.L.T. W LIVE + vol.1>は幕を閉じた。