「最後までマイペースでゆるいアイドルでごめんなさい」さいごうみずき、Ange☆Reveを卒業
Pop'n'Roll 編集部
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Ange☆Reveのメンバー・さいごうみずきの卒業公演が7月15日(月・祝)に東京キネマ倶楽部で開催された。
本公演を持って芸能界の引退も発表していたさいごうみずきは、今月11日に25歳の誕生日を迎えた。公演はそのお祝いも兼ねており、彼女の約7年にわたるアイドル人生の終わりを惜しむファン400人が会場を埋め尽くした。
セットリストもみずからを考えたという曲目の中には「リトルピ」「Reality」「イトシラブ」などAnge☆Reveの代表曲を立て続けに披露。さらに、自身がアイドルを目指すきっかけとなったAKB48の「RESET」や「ファーストラビット」やSilent Sirenの「チェリボム」などを織り交ぜ、涙を見せることなく前向きなメッセージを込めた楽曲で終始笑顔のまま進むライブに「卒業」の二文字を微塵も感じさせないまま、会場は熱い熱気と大声援が絶えることなく本編を終える。
そんな笑顔のステージも大きなアンコール開けのMCで一変、サプライズでメンバーが用意した”卒業”と”誕生日”の二つのケーキがステージ上に届けられ、さらにファンが用意したメッセージが詰まったアルバムのプレゼントと、ヒストリービデオの上映に遂に涙をうるませる。
そんな最後のMCで口下手という彼女は手紙を取り出し、メンバーとファンからアイドル・さいごうみずきに関わった全員に至るまでの感謝の言葉を涙ながらに丁寧に読み上げた。
「あんじゅれ(Ange☆Reve)になって二年半。こんなにも”大好きで五人で一つだ!”って、強く思えるメンバーに会えた事、とっても幸せだなと思います。そして、嬉しい時も、自信を無くした時もファンの皆さんの存在と期待の言葉が何度も勇気をくれました。最後までマイペースでゆるいアイドルでごめんなさい!沢山の愛をありがとうございました、私をアイドルとして輝かせてくれて本当にありがとうございました!」
続き披露された最新シングル「サマ☆ラブ」のカップリングナンバーで初めてセンターを務める楽曲「キミエモーション」を歌い始めると、ステージの上のメンバー同士抱きしめ合いながら、涙ぐみんでの歌唱に会場全体が熱い声援と涙に包まれた。
実はこの「キミエモーション」の歌詞には隠れたメッセージがあり、落ちサビにかけての歌詞を縦読みすると「ありがとうみずき」というメッセージが浮かび上がるのだ。
そんな、たっぷりの笑顔と涙でさいごうみずきを送り出したAnge☆Reveだが、早くも今週末からは滋賀で行われる<SEKIGAHARA IDOL WARS 2019>の他、夏の大型アイドルフェス<TOKYO IDOL FESTIVAL2019>や<@JAM EXPO2019>の出演を予定しており、グループの活動はとどまることなく続く。
本日18日(木)21:00から配信されるSHOWROOMの冠番組『Ange☆Reveの「Angeroom」』では新メンバーオーディションによる合格者が発表になることがアナウンスされており、新体制での活動発表にも期待が高まる。
SHOWROOM『Ange☆Reveの「Angeroom」』
2019年7月18日(木)21:00〜放送
新メンバーオーディションの合格者を発表
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