AVAM[ライブレポート]結成から1年半のデビューライブは7人の強い絆と想いが詰まったステージに
Pop'n'Roll 編集部
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7人組アイドルグループAVAMが、4月4日(火)白金高輪SELENEb2にて<debut LIVE『猶予期間』>を開催した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。
2023年4月4日(火)、満員の白金高輪SELENEb2にて新たなアイドルがデビューした。デビューライブを迎えたのは7人組のアイドルグループ・AVAM(アベアム)。
メンバーは2021年に開催された「みっきーアイドルオーディション」にて応募者15,000人の中から選ばれ結成された「MiKiOdA IDOL PROJECT」としてデビューを目指していたが、プロデューサーのみきおだの活動休止に伴い当プロジェクトが終了。今後の方針についてメンバー間で協議した結果、同一メンバーで新プロジェクト新グループとしてデビューを目指すことを決断。グループ名を”AVAM”としてデビューを飾ることになった。
定刻を少し過ぎ満員の会場の期待感が高まってきたころ、ステージ上のスクリーンに流れるグループ紹介映像とともに荘厳なOvertureが流れると会場のテンションもMAXに。曲の終わりに合わせ7人のメンバーが登場。4ヵ月の充電期間、ユニットでの活動のみをしてきた彼女たちが初めて7人揃ってステージに立った瞬間だった。
ライブは先日配信リリースされた表題曲「僕の世界は蒼で染まっていく」からスタート。正統派の爽やかなサウンドとステージ映えのする鮮やかな衣装に包まれたメンバーのパフォーマンスにより、会場はライブ開始から大きな盛り上がりを見せるとそのまま次の曲へ。2曲目はメンバーがかねてから希望していたという自己紹介曲「Seven deadly sins」。メンバーが考えたという歌詞とメンバーパートごとに変わる個性が前面に押し出されるサウンドとダンス、ファンとのコール&レスポンスで会場の一体感も高まった。
盛り上がりも冷めぬ中、リーダー姫宮ゆかの“白金高輪SELENEb2にお越しの皆さん、私たち、せーの”という掛け声に合わせ7人で“AVAMです!”とAVAMとして初めての挨拶をすると、会場からは大きな声援が。その後メンバーが1人ひとり自己紹介をしMCを挟み後半戦へ。
振り付けは大原乙葉が尊敬する雅雀り子、楽曲は月深乃絢の友人である歌い手のkonocoの提供という「今日、依存して。」メッセージ性の強い「Re リアル」爽やかな恋愛ソング「ヒャクニチソウ」と雰囲気の違う3曲を披露するとメンバーは挨拶をして退場。
客席からの大きなアンコールにこたえ、ライブTシャツに着替えたメンバーが再登場。Tシャツのデザインでもあるライブロゴやライブタイトルの説明、とうとう決まったというAVAMのポーズを紹介。そして事前にSNSでも告知していた1曲限定の動画撮影コーナーへ。客席からたくさんのスマートフォンが向けられる中、2回目となる「今日、依存して。」を披露。
曲が終わり、ファンからサプライズで届けられたメンバーカラーの花束とともに集合写真の撮影。その後のMCでは桔梗花香、大原乙葉、小鳥遊あみ、東雲青空、佐伯七海、月深乃絢、姫宮ゆかの順にメンバーからのスピーチ。それぞれがグループ結成から1年半をかけてようやくデビューを迎えた気持ちや想い、これからに向けての強い決意を表明。あたたかいファンの声援がかかる中、笑いも涙もありながら7人の口から共通して出てきたのはファンの方へはもちろん、他メンバーへの感謝の言葉。AVAMメンバーの強い絆が感じられるスピーチだった。
メンバーのマイクを使わないコール&レスポンスによってボルテージが高まった会場。ライブを締めくくるのはMV映像を背景にした「僕の世界は蒼で染まっていく」1曲目以上にメンバーの気持ちがこもったパフォーマンスに会場はこの日一番の盛り上がりを見せた。余韻の残る中メンバーからの“ありがとうございました”の挨拶でライブは幕を閉じた。
グループ結成から1年半、ともに時間を過ごし困難を乗り越えてきた7人だからこそ作り上げられる、メンバー同士の強い絆と想いが詰まったデビューライブを終えたAVAM。2023年注目のグループの今後の活動に注目したい。
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