STU48、チャリティー東京公演で「瀬戸内の方たちはもちろん、全国のみなさんに勇気や笑顔を届けられたらいいな」
Pop'n'Roll 編集部
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STU48が、10月3日に新宿文化センター 大ホールにて、<⻄日本豪雨支援活動「がんばろう!瀬戸内」チャリティーコンサート>を開催した。本記事ではオフィシャルレポートをお届けする。
<⻄日本豪雨支援活動「がんばろう!瀬戸内」チャリティーコンサート>
大阪公演・福岡公演と続けて開催してきたSTU48のチャリティーコンサートツアーの最終日1曲目は、「ペダルと車輪と来た道と」。メンバーの登場を待ちわびたファンの声援が上がる中、「思い出せてよかった」「STU48(瀬戸内ver.)」とSTU48のオリジナル曲を立て続けに披露。
パフォーマンス後は全メンバーでのMCとなり、岡田奈々(AKB48 Team 4/ STU48 キャプテン兼任)が“「がんばろう!瀬戸内」STU48チャリティーコンサートツアー東京公演始まりました〜!” と元気よく挨拶し、瀧野由美子が“みなさん、瀬戸内の風は届いてますか〜!”と会場に呼びかけた。その後、今回の公演が7月に発生した⻄日本豪雨を受けてのチャリティーコンサートということで、土路生優里が“7月に各地を襲った⻄日本豪雨により被害にあわれた方々、そして、日本各地を襲っている自然災害に遭われた方々にメンバー一同謹んでお見舞い申し上げることとともに、1日も早い復興をお祈り申し上げます”と話し、メンバー全員で深く一礼。福田朱里からは“今回は 「がんばろう!瀬戸内」と称したチャリティーコンサートツアーになっています。 会場に募金箱を設置していますので、みなさん、もしよろしければご協力のほどよろしくお願いします”と会場内の募金箱の説明も行った。今回のチャリティーコンサートツアーに岡田奈々が初めて参加することもあり、メンバー全員で喜び合う場面もあり、冒頭から大きな盛り上がりを見せていた。
自己紹介を挟み、「希望的リフレイン」、「ポニーテールとシュシュ」と、フレッシュなアイドルソングを披露。その後、残りの16人がキャッチフレーズとともに自己紹介。そしてユニット曲パートへ。「てもでもの涙」を、仲良しコンビの“とろみちゅ”こと、今村美月と土路生優里が披露。続けて「誰かがいつか 好きだと言ってくれる日まで」「片想いの入り口」を歌唱した。「片想いの入り口」を披露したあとのフリートークでは、薮下楓から岡田奈々への“今日久々に (STU48)メンバーに会っていかがでしたか?”という問いに、岡田が“今日みんなに会ったら(メンバーのみんなが)可愛すぎて……久々にこうやってみんなに会えて、ステージに立ててることが嬉しいです”と答え、STU48のコンサートへの参加の喜びを表していました。瀧野由美子は、“「誰かがいつか 好きだと言ってくれる日まで」も久々にオリジナルメンバーの5人でやることができて、本当に嬉しかったです。奈々さんがいる33人では、みんなの意識だとか、私のモチベーションが違います”など、岡田奈々への愛にあふれたトークで会場を和ませた。
MCのあとは、再びユニット曲パートへ。「非全力」「僕たちはシンドバッドだ」、そして「遠距離ポスター」を初披露。石田千穂が“「遠距離ポスター」は、ずっとやりたいと思っていた曲だったのですごく嬉しかったです。みなさんどうでしたか〜!”と会場に呼びかけ、今回のチャリティーコンサートツアーを振り返り“チャリティーコンサートでは各公演1人ひとりユニット曲を担当させていただいていたんですけど、その感想を聞いてみたいと思います!”と各メンバーに これまでの感想を投げかけた。田中皓子は“大阪公演で「ハート型ウイルス」をやらせていただいて、(曲中の)セリフを言ったり……福岡では「背中から抱きしめて」をやったり、普段の可愛い系とはまた違うセクシー系の曲をやらせていただきました”、瀧野由美子は“大阪公演で福田朱里ちゃんと“たきふく”で「てもでもの涙」をやらせていただいて、私たちは歌がウマいコンビではなくて、すごく緊張してしまいましたが、機会があったらまた“たきふく”でリベンジしたいと思います!”と答え、“まだ広まっていないんですけど、私と石田みなみちゃんと福田朱里ちゃんとの“にゃーぽっぽ”でも何かやりたいと思っています!”と各公演での思い出話を語った。
ライブ後半戦では、「大声ダイヤモンド」「清純フィロソフィー」を2曲連続で披露。AKB48ではお馴染みの人気曲に、待ってましたと言わんばかりにファンの声援が飛び交いました。2曲続けてパフォーマンスしたあとは、今回のチャリティーコンサートツアーでは恒例となってきている「2ショットワイドチェキ写真撮影・抽選会」へ。抽選会のあとは「心のプラカード」を歌唱。メンバー各々が「復興への想いを込めた応援メッセージ」を書いたプラカードを手にして、客席内を自由に練り歩いた。ファンの撮影も可能な時間のため、メンバーは自由にファンとの時間を楽しんでいた。この曲の終わりにはメンバーが全員ステージに一列に並び、持っていたプラカードを開くと、「ともに未来へ!がんばろう瀬戸内」と書かれた1枚のプラカードに変わった。
「心のプラカード」のあとには、デビューシングルの「暗闇」、9月19日にリリースとなったAKB48の最新シングル曲「センチメンタルトレイン」、そして陸上公演や出張公演など各会場で歌ってきた「NEW SHIP」を、メンバー全員で3曲続けて披露。アンコール明けは、「夢力」「少女たちよ」を全力でパフォーマンス。チャリティーコンサートグッズとして販売していた7色のリストバンドを振りかざし、一体感のあるステージを展開した。「少女たちよ」明けのMCで、岡田奈々は、“私はこのチャリティーコンサートでは、最後の東京公演しか参加することができなかったんですけど、メンバーの頑張りをファンのみなさんがSNSで教えてくれたりだとか、メンバーやSTU48の公式ツイッターを見た時に、「みんな可愛いな、頑張っているな」と思っていました。キャプテンなのに参加できていない自分がすごく情けないなと思ってしまったりもしたんですけど……こうやって時間をおいてみんなと会った時に、メンバーがすごく成⻑していたりだとか、ファンのみなさんとの絆が深まっていたりというのを感じて、こんな素敵なグループと兼任できていることがすごく嬉しいです。私たちのパフォーマンスで瀬戸内の方たちはもちろん、全国のみなさんに勇気や笑顔を届けられたらいいなと今日改めて思いました。本当にみなさんいつも温かく応援してくださって、メンバーも一生懸命で、何もできない私を1人ひとりが支えてくれていて、そんなメンバーにいつも甘えてしまっているんですけど、本当にこのグループが大好きなので、私もこれからもできることをしてたくさんの人にSTU48を知っていただけるように頑張っていきたいと思います!”と熱く語った。
そのあとは、瀧野由美子のサックスと兵頭葵のピアノによる「瀬戶内の声」へ。曲が終わり、サックスを舞台裏に戻してきた瀧野由美子が“奈々さん、サックスと引き換えに紙をもらいました。これを岡田奈々さんに……”と手紙を岡田奈々に手渡し、“何もらってきたの……?”と恐る恐る手紙を開くと、“ここでみなさんにお知らせがあります! 延期となっておりましたSTU48の2ndシングルの発売が決定致しました! 発売日も決まっております! 発売日は2019年2月13日となります! シングルの発売が決まったということで、これを復興への新たな一歩としてみなさんの元気に繋げられたらといいと思います!”と延期となっていた2ndシングルの発売日の発表を行った。念願のシングル発売日の発表に、会場全体が喜びで溢れた。 瀧野由美子は“2ndシングルも延期になったし、船も延期になって、船に関しては1年以上私は待っているんですよ。もう私は2ndシングルが発売する前に卒業してしまうんじゃないかなって……。(発売が決まって)よかったです! 2月がすごく楽しみです。みなさん楽しみにしていてください!”と話し、チャリティーコンサートは幕を閉じた。
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