SKE48[ライブレポート]力強いパフォーマンスとともに揺るぎない決意を宣言した超世代コンサート「必ず私たちは今までのSKE48を超えます!」
Pop'n'Roll 編集部
Pop'n'Roll 編集部
-
ポスト
-
シェア
-
ブックマーク
SKE48が、本日12月18日(日)に中野サンプラザホールにて、9期生以降のメンバー総勢26名が出演する<SKE48 超世代コンサート2022>を開催した。本記事では。オフィシャルレポートをお届けする。
<SKE48 超世代コンサート2022>中野サンプラザホール(2022年12月18日)
制服衣装をまとい、今年3月にリリースした29thシングルのカップリング曲で青海ひな乃がセンターを務める「じゃないロマンティック」で幕を開けた<超世代コンサート>。
続いて林美澪がセンターを務めた29thシングル「心にFlower」、原優寧がセンターを務めた30thシングルのカップリング曲「New Ager」、「未来とは?」を全員で披露。
MC後は合格期に分かれて歌唱。11期生は「夕立の前」を傘を使った可愛らしい演出で、10期生は「渚のイメージ」をカラフルなスカーフを使い普段とは違ったパフォーマンスで見せた。9期生は「滑り台から」でミニライトを使った演出で、会場を照らした。
ユニット曲1曲目は、昨年卒業した松井珠理奈のソロ曲である「Who are you?」を青海が11期研究生・大村杏、山村さくらとともに魅せた。「雨のピアニスト」、「制服を脱ぎたくなってきた」などの人気曲を経て、林はソロ曲「私の時計」を熱唱。中でも盛り上がったのは、ダンスを得意とする西井美桜と篠原京香の2人がキレのよいダンスを見せた「野蛮な求愛」、青木莉樺がソロで大人っぽく歌い上げた「焦燥がこの僕をダメにする」の2曲。超世代ならではの挑戦でもあり、今後のSKE48により一層期待ができるような内容となった。
続けて、全員でSKE48史上最高難易度とも言われている「Escape」を、この日のための特別な振り付けでパフォーマンスして、ユニットコーナーを締めくくった。
全員でクリスマスパーティをイメージしたコーナーへ。「あなたとクリスマスイブ」では岡本彩夏がピアノ演奏を披露。「ディスコ保健室」、「ハイテンション」、「オキドキ」、「パレオはエメラルド」、「12月のカンガルー」と超世代らしさ全開の明るく元気な曲や、今の季節にピッタリな冬の楽曲で本編を終えた。
アンコールでは、最新シングル「絶対インスピレーション」で客席を沸かせ、昼公演では「お楽しみは明日から」、「Stand by you」、夜公演では「We’re Growing Up」、「ソーユートコあるよね?」をパフォーマンス。
夜公演のアンコールではメンバーからファンへ嬉しいお知らせとして、青海より大手食品メーカーの伊藤ハムとSKE48超世代メンバーとのコラボが決定したことを発表。伊藤ハムが作る商品のアンバサダーをSKE48超世代が務めるとのことで、来年1月下旬に東海エリア(愛知/岐阜/三重/静岡)限定で開始予定(具体的な商品や期間などのキャンペーン詳細は後日発表)。
ラストには、“先輩たちを超えていく”という決意表明として、SKE48 1期生の楽曲「神々の領域」をフルver.で届けて、9期生の青海は“「超世代」とは今までのSKE48を超えるという意味で、必ず私たちは今までのSKE48を超えます!”と力強く宣言した。
コメント
Team S 9期生・青海ひな乃:
今回、チームKⅡメンバーは新公演の準備も並行していたり、研究生はコンサート経験が少なかったりする中、全員揃って合わせる時間が少なく厳しい状況での準備期間でしたが、後輩が前に出られる機会もなかなかないし、この機会を無駄にしないようにという気持ちで臨んだ<SKE48超世代コンサート2022>は、私たち若手にとってはチャンスの公演でした。
普段チームが違うとなかなかコミュニケーションを取れる機会がなく、超世代コンサートのリハを通してSKE48の一員として気持ちが1つにまとまっていったと思います。足りない部分はあるけど、“超世代”は“今までのSKE48を超える”という意味で、今までを超えていくのがこの9期以降の世代だと胸を張って言えるようになるまで時間は掛かるかもしれないけど、これからのSKE48を楽しみにしていてほしいです。私たちがいる限り、SKE48の未来は明るいと今回のコンサートで証明できたかなと思います。私たちは人生を懸けてアイドルをしているので、ファンのみなさんにはついてきてほしいし、応援してくれたら嬉しいです。
Team KⅡ 10期生・青木莉樺:
2022年は偉大な先輩方が卒業された年で、SKE48は今後どうなるんだろうと心配しているファンの方もいらっしゃると思いますが、今日のコンサートを観て安心してほしいなという気持ちがすごくあります。10期生もですが、後輩が入ってきて世代が新しくなっていく中でも先輩方に学んだことを活かしていき、今までのSKE48を絶対になくさないという気持ちで全員がコンサートに挑みました。その中でも超世代らしく9期、10期、11期らしい新しいこともさせていただいたので、この先も安心してSKE48を応援していただけたらなと思います。
Team E 10期生・林美澪:
今回は9期生から11期生まで3世代でやらせていただいて、去年の<SKE48新世代コンサート2021>は8期生、ドラフト3期生の先輩もいて、10期生が1番後輩でした。
今年は10期生も先輩になったということでドキドキでしたが、とても楽しくレッスンも取り組めたし、11期生にアドバイスできることは伝えられたかなと思います。
コンサートを作り上げるまでに時間がかかったし、正直不安な部分も多くて本番当日になっても不安は消えなくて、去年よりも余裕がないと感じていましたが、本番を終えてよいパフォーマンスができたかなと思えました。
ファンのみなさんにはまだまだSKE48の未来は明るいなと思ってほしいですし、若いメンバーだけでもこんなステージが作れるんだって思っていただけたら嬉しいです。これからもっとよいパフォーマンスができるように私たちも頑張っていきます。
11期研究生・原優寧:
自分がセンターを務めたカップリング曲「New Ager」を披露させていただいたのですが、前回のガイシホールコンサートではウマくできず悔しかったので、今回は自分の納得いくパフォーマンスができたと思います。
「夕立の前」では11期生6名で傘を使った演出を披露させていただきました。研究生だけで1曲を披露できるのはとてもありがたいことだったので、みんなでお互い言い合ったりして納得いくまで練習したので、その成果が発揮できたと思います。
今日は11期生がファンの方の前で初めてパフォーマンスを披露した日(6月18日)からちょうど半年なのですが、その頃に比べて成長した姿が見せられたと思います。