B.O.L.T[ライブレポート]高井千帆21歳の誕生日当日に愛と笑顔が溢れたワンマン開催!

B.O.L.T[ライブレポート]高井千帆21歳の誕生日当日に愛と笑顔が溢れたワンマン開催!

Pop'n'Roll 編集部

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2022.11.21
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B.O.L.Tが、11月20日(日)に東京・ダンスホール新世紀にて<B.O.L.T Autumn SP>を開催。当日は4thシングル「Accent」を初披露し、両部併せて延べ32曲をパフォーマンスした。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。

<B.O.L.T Autumn SP>ダンスホール新世紀(2022年11月20日)

撮影:塩崎亨

<B.O.L.T Autumn SP>ダンスホール新世紀(2022年11月20日)

何よりみなさんにお礼を伝えたくて

B.O.L.Tのメンバーの高井千帆が21歳の誕生日を迎える11月20日当日に行なわれた<B.O.L.T Autumn SP>は、あいにくの雨模様。ファンもメンバーも心晴れやかではないかと思いきや、高井千帆は生粋の自称”雨女”。ことあるごとに雨を降らせるという逸話もある彼女にとってはまさに祝福の雨が降る中で、東京・ダンスホール新世紀にて<B.O.L.T Autumn SPが>開催された。

1部は<21 year-old Chii’s Party 「You & I」>と名付けられ、高井千帆主催の21歳を祝うパーティに。今までファンからもらったたくさんの愛を、全力でお返ししたい!という愛がテーマのこのライブは、タイトルに自身が好んで使う駄洒落も入れ込まれた実に高井千帆らしいものとなった。

ライブの幕が上がると、高井千帆自身が描いたライブタイトルイラストのフラッグを背負って、黒を基調としたこの日のための新衣装に身を包んだメンバーが登場。満面の笑みを浮かべながら、主役の高井千帆が“<21 year-old Chii’s Party 「You & I」>に来てくれてみんなありがとう! 私たちからの愛をたくさん受け取ってねー!”と開幕を告げると、会場には高井千帆の誕生日を祝福する大きな拍手の雨が降り注いだ。まさに誕生日当日にふさわしく、冒頭は高井千帆が歌い出しの「Reborn」から始まると、続いての楽曲は「淡い空」とB.O.L.Tにしてはしっとりとしたスタートに。もちろんこれも“愛”をテーマにしていることから、よりメッセージが伝わるような楽曲をセレクト。続くMCで改めて高井千帆から“来てくれてありがとうございます! 今日で21歳になりました! 21歳初日を大好きなみなさんと一緒に迎えられて嬉しいです。今日は私だけじゃなくて来てくれたみなさんも楽しくなるようなパーティを用意しましたので、ぜひ楽しんでいってください!”とファンへ感謝を述べるとともに、“ライブタイトルも描かせていただきました!”とフラッグを紹介。“21歳の1を”I(=私)”に見立てて、さらに漢字の”愛”をかけて。みなさんからいただいたたくさんの愛をお返ししたいというライブタイトルです”と、ライブのテーマを気持ちを込めて語った。

続くパートは、まさにパーティらしくこの日ならではのパーティーブロックへ。松浦亜弥の「♡桃色片想い♡」を白浜あやと、Official髭男dismの「115万キロのフィルム」を青山菜花と、自身が以前所属していたロッカジャポニカの「ワールドピース」を同じく所属していた内藤るなとそれぞれデュエット。“あやちゃんは「あや」ということで。なのちゃんは2人ともOfficial髭男dismさんが大好きなので。るんぱんとはロッカジャポニカ時代の曲を歌いたいなと思って”と選曲の理由などを明かすと、続いてはテレビ番組の企画で同じくスターダストプラネットに所属する秋本帆華・清井咲希と高井千帆で結成されたユニット『ほのさきちぃ』による南野陽子作詞のオリジナル楽曲「私の魔法」をソロで歌唱した。

その後、「わたし色のトビラ」「未完成呼吸」をパフォーマンスすると、高井千帆から“20歳の生誕ライブでも披露させていただいたのですが、今年も私、叩きたいと思います!”と宣言。昨年は「Don‘t Blink」を披露したが、今年は「夜を抜け出して」で歌いながらの圧巻のドラムパフォーマンスを披露。“去年よりもドラムの音を楽しめました。メンバーの歌を聴きながら、一緒に叩けるのがめちゃくちゃ楽しかったです!”と緊張を口にしながら堂々と叩き切った。

「雨のち晴れ」「More Fantastic」で本編を締めくくり、アンコールではメンバー全員が高井千帆の生誕グッズであるロングTシャツに着替えて登場。ロッカジャポニカの「記憶のサイズ」を届けると、会場はファンの有志のサプライズで高井千帆をイメージした黄色のペンライト一色に。ファンからの大きな愛に包まれながら、“素敵な想い出は伝説になるもの”という歌詞のとおり、これからも一緒に想い出を重ねていこうというメッセージをこめて歌い切った。

続けてMCへ入るかと思いきや、青山菜花がサプライズでケーキを運んでくると、驚きながらも高井千帆は満面の笑みを浮かべて“ありがとうー!”と、メンバーそしてファンとの絆を深め合った。

改めて、高井千帆から“今日は来てくれてありがとうございます。何よりみなさんにお礼を伝えたくて。ライブテーマに「愛」を入れさせていただきましたが、届きましたでしょうか。誕生日当日にこんな素敵なライブをさせていただけることも本当に嬉しいです。20歳で叶えられなかった夢も叶えていけるような21歳にできればと思います。改めて「にじゅういちぃ」もよろしくお願いします!”と自身のニックネームである“ちぃ”を得意の駄洒落で絡めながら、誕生日を祝ってくれたファンに“愛”のこもった感謝を述べた。楽しいパーティには終わりはつきものということで、回り道しながらも前に進んでいく自身を見つめていてほしいというメッセージがこめられたかのように、「まわりみち」「Don‘t Blink」と続けて、この日限りのパーティでは合計14曲をパフォーマンスした。

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