【ライブレポート】エビ中、フレンズとの相思相愛コラボで生んだ圧倒的な多幸感

【ライブレポート】エビ中、フレンズとの相思相愛コラボで生んだ圧倒的な多幸感 <私立恵比寿中学とフレンズ中学合同合唱コンクール>レポート

Pop'n'Roll 編集部

Pop'n'Roll 編集部

2019.05.24
  • ポスト
  • シェア
  • ブックマーク

私立恵比寿中学が、5月23日(木)に東京・Zepp DiverCity TOKYOにて、フレンズをゲストに迎えて<私立恵比寿中学合同合唱コンクール>3デイズの最終夜<私立恵比寿中学とフレンズ中学合同合唱コンクール>を開催した。

<私立恵比寿中学とフレンズ中学合同合唱コンクール>|東京・Zepp DiverCity (2019年5月23日)

エビ中と同じく渋谷区にゆかりをもつ”神泉系男女混合5人組バンド”フレンズは、昨夏のフェスでフレンズのライヴを観覧したエビ中メンバーからの待望のオファーに応えての出演となった。

先攻はフレンズ。1曲目の「ビビビ」からクラップ&ハンズアップで会場をあっという間にまとめあげると、早速“エビ中”コール&レスポンスでファミリー(エビ中ファンの総称)全員も乗せてしまう。ひろせひろせ(MC,Key)がマイクを握り“東京都渋谷区神泉から来ましたフレンズです!”と煽ると、「パーティしよう」「夜にダンス」をプレイ。メンバー紹介では“東京都渋谷区神泉から来たシンデレラガール”おかもとえみ(Vo)がコールされるなど、ユーモアたっぷりのMC&ライブ感と、シャイなオーディエンスも巻き込んでしまう圧倒的パーティグルーヴで、冒頭からフレンズのカラーへと染め上げていった。

“エビ中ファミリー、さすがめちゃくちゃ温かい”“とんでもないところに来てしまった”と、ゲストとしてオファーをくれたエビ中に感謝を伝える。ひろせひろせは“(過去に)今年1番聴いたアルバムにエビ中の『エビクラシー』(2017年発売の4thアルバム)挙げてるから”“今回のオファーのことを地元の友達に話したから”と喜びの大きさを表現すると、ファンからは温かい拍手が送られた。

続いてテレビ東京24『きのう何食べた?』エンディングテーマとしてオンエア中の「iをyou」、「地球を越えても」で多幸感を増していく。一転「夜明けのメモリー」ではメロウな雰囲気に。おかもとのアカペラが空気を一変させ、フレンズらしい誰の日常にも有り得るような歌詞が彼女の伸びやかなボーカルを通じて染み渡る。

“フレンズのギター、いや、物販担当大臣。三浦太郎です!”とギターの三浦がハイトーンボイスでコラボグッズを紹介。エビ中のせいで若くなってしまった、と“あげぽよ”を連発する三浦にメンバーからのツッコミはやや冷ややかである。

“以前番組でエビ中に曲を書きたいと言ったが、いまだ音沙汰なし”と告白しつつ、“今日はみなさんがいる前で改めて宣言したい”とオーディエンスを巻き込むと大きな拍手が発生。“この日のために名刺を作ってエビ中マネジャーと名刺交換した”という、ひろせひろせの気合いがエビ中マネジャーに届いたかは、今後の展開を楽しみにしたい。

終盤戦は、ブラックビスケッツの1999年のヒットソング「タイミング」のカバーで一気にダンスモードに。ラスト「Love,ya!」では“みなさんにお願いです! みんなで手を挙げて一緒に歌ってくれますか?”と、ひろせひろせが会場を引っ張ると、この日のためのアドリヴ歌詞も交えながら最後までサービス精神溢れるスタイルでポジティヴなムードを作り上げた。

フレンズ<私立恵比寿中学とフレンズ中学合同合唱コンクール>|東京・Zepp DiverCity (2019年5月23日)
フレンズ<私立恵比寿中学とフレンズ中学合同合唱コンクール>|東京・Zepp DiverCity (2019年5月23日)
フレンズ<私立恵比寿中学とフレンズ中学合同合唱コンクール>|東京・Zepp DiverCity (2019年5月23日)

次ページ