透色ドロップ[ライブレポート]<透色の秋 全国ツアー2022>開幕!「一生ついてきてください!」
Pop'n'Roll 編集部
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透色ドロップが、9月3日(土)東京・SHIBUYA DIVEで<透色の秋 全国ツアー2022>初日の東京公演を開催した。新曲含む14曲を披露し、グループ史上最大箇所をめぐる秋ツアーの開幕を華々しく飾った。
本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。
透色ドロップ<透色の秋 全国ツアー2022>SHIBUYA DIVE(2022年9月3日)
ツアー初日公演は見事完売。急遽YouTubeで無料生配信することが決定。当日は満員の会場に加え、画面越しから全国のファンがツアー初日を見守った。
SEが流れステージに7人が揃うと、先日MVがサプライズ公開されたばかりの新曲「自分嫌いな日々にサヨナラを」からライブがスタート。1曲目が新曲という驚きと喜びにわくフロア。その反応に応えるようなメリハリのあるパフォーマンスで新章への扉を開くと、「きみは六等星」、「君色クラゲ」とドリーミーな恋の曲で会場は和やかな空気感に包まれた。
“今回初めて東京からツアーが始まるということで、慣れ親しんだ地で最高のスタートを切って、みなさんに地方公演も行きたいなと思ってもらえるように精一杯届けます!”と瀬川奏音が意気込むと、佐倉なぎは“私がDIVEで初パフォーマンスした時とは比べものにならないくらい、たくさんの人にお集まりいただけて本当に嬉しいです。今の7人のライブを一生懸命伝えるので、今日は最後まで楽しんでください!”と思いを込めた。
次のブロックではライブの定番曲が続く。「ぐるぐるカタツムリ」や「恋の予感!?」はキュートに、「やさしさのバトン」ではグループ始まりの曲という初心を忘れないパフォーマンスで盛り上げていく。
先日サプライズ公開された「自分嫌いな日々にサヨナラを」MV撮影のエピソードでは“勉強に励む学生役だったんですけど、ノートに書くシーンで「あいうえお」しか書いていませんでした(梅野)” “オーディションを受けるかどうか悩んでる役で、応募用紙に◯をつけると言われ綺麗に◯を書けるように練習して行ったのに、現場ではスマホでの応募になってました(見並)” “みんな普段と変わらなくてすごい!(天川)”など初演技の裏側を話し、“これまで以上に愛される曲になると思うので、いっぱい聴いてください!”と橘花が呼びかけ次の曲へ。
数秒前の笑顔から一瞬で真剣な表情に変わり、「≒」「アンサー」「衝動」「孤独とタイヨウ」を続けて披露。不安や戸惑いで揺らぐ気持ちを全力で曲にぶつける7人のリアルさはぜひ生で見てほしい。
ライブも後半戦にきてここで少しブレイク。天川の仕切りでメンバーの「透色ドロップで好きな曲」を言っていくことになり、瀬川はこの曲を聴いて透色ドロップに加入したいと思った「アンサー」、見並は一周回って「桃郷事変」、佐倉はステージから見るファンの振りが揃ってるという「夜明けカンパネラ」を理由とともに紹介した。
ふたたび楽曲披露に戻り、「ユラリソラ」からスタート。次の曲前に“ツアー初日も残りあと少しです! ラストスパート、飛ばしていけますかー?(見並)” “透色の夏はすごい幸せでした! 秋も冬も私たちがそばにいる限り、みなさんの人生は絶対幸せで間違いありません! 一生ついてきてください!(橘花)”とハートフルなメッセージとともに流れてきたのは「だけど夏なんて嫌いで」。MVが自身最高の再生数を記録中で、アイドルフェスやイベントでも注目を集めた曲で会場は真夏のような熱気に。勢いそのまま「ネバーランドじゃない」「夜明けカンパネラ」と鉄板のラインナップで、初日から多幸感に包まれて終了した。
最後に嬉しいお知らせとして、ツアー開催を記念して各開催都市にてオリジナルCMの放映が決定。ツアーは来週9月10日(土)に佐倉の地元新潟で開催された後、見並の地元福岡、愛知、大阪、宮城、再び東京でファイナルを迎えるまで6都市をめぐる。
なお、この日の模様はアーカイブ配信されている。
「【ライブ配信】『透色の秋 全国ツアー2022 〜初日〜』」