WHITE SCORPION［ライブレポート］2周年ワンマンで完全燃焼！ACE復帰＆AOI初代キャプテン就任

秋元康総合プロデュースの11人組アイドルグループ WHITE SCORPIONが、結成2周年を記念したワンマンライブ＜WHITE SCORPION 2nd Anniversary LIVE＞を開催した。

オープニングを飾ったのは『Satisfaction graffiti』。NICOの「WHITE SCORPION 2nd Anniversary LIVE、アーユーレディーーー？」という煽りで一気に会場のボルテージを高めると、『非常手段』でも立て続けに熱量の高いパフォーマンスを展開。約1ヵ月ぶりにステージへ復帰したACEが姿を現すと、客席からはひときわ大きな歓声が送られた。

最初のMCでは、ACEが活動再開への想いと感謝を涙ながらに語り、HANNAからはTikTokで配信中の縦型ショートドラマについての報告も。続くブロックでは、ドラマの「転生シーン」を彷彿とさせる演出から『動く唇』へとつなぎ、真紅の衣装と照明がWHITE SCORPIONらしい重厚な世界観を際立たせた。

ライブ中盤では、オーディション期を振り返る映像を挟み、生ドラマ仕立てで当時の名シーンを再現。CHOCOがファンに向けて手紙を読み上げる場面では、SCOPISTへの深い感謝と「東京ドーム」という夢を語り、会場全体が感動に包まれた。その流れで披露された『心が目を閉じる』では、ファンとの大合唱が起こり、2周年ライブならではの一体感を生み出した。

後半は、2nd MINI ALBUM『Corner of my heart』の楽曲を中心に構成。『純愛トースター』『I do love you!』では、これまでとは異なるポップでカラフルな一面を提示し、『なんて僕は無力なんだろう』では「NAVIのスーパーNAVIタイム」が2回用意された特別演出で会場を沸かせた。

終盤には、3年目に向けた新たな挑戦として「新Overture制作」と「キャプテン＆副キャプテン制度導入」を発表。初代キャプテンにAOI、副キャプテンにALLYとCOCOが任命され、それぞれが力強い決意を語った。

本編ラストは、ACEの曲振りから『愁情』を披露。アンコールでは新Overtureとともに再登場し、『純愛トースター』『眼差し Sniper』、そしてダブルアンコールの『Satisfaction graffiti』でこの日最大の盛り上がりを見せ、大円団で幕を閉じた。

2年間の集大成とも言えるスケール感あるステージングで、グループの絆と進化を強く印象づけたWHITE SCORPION。3年目へと踏み出した彼女たちの今後の活動にも、大きな期待が寄せられる。


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