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和泉芳怜、山岡雅弥、天野きき、辻優衣、大島璃乃、内藤花恋[舞台挨拶レポート]板尾創路からのサプライズメッセージにニッコリ!

Pop'n'Roll 編集部

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2022.08.26
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映画『グリーンバレット』が、8月26日(金)にヒューマントラストシネマ渋谷にて<映画『グリーンバレット』初日舞台挨拶>を開催した。<ミスマガジン2021>出身で、全員殺し屋役に挑戦した、和泉芳怜、山岡雅弥、天野きき、辻優衣、大島璃乃、内藤花恋、“最強殺し屋”国岡役の伊能昌幸、阪元裕吾監督が揃って登壇。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。

無事に初日を迎えた今の心境について和泉は、“26日0:00を過ぎた瞬間に、グループLINEで「公開おめでとう!」と送りました”とニッコリ。

MCが、グループLINEでも仲がいいんですねと話を振ると、天野は“ずっとうるさいです(笑)”とメンバーからのメッセージが次々に届いていることを明かした。イベントなどでは、あまりしゃべらないイメージが定着している山岡は、“LINEではめっちゃしゃべる!”とメンバーから指摘され、ちょっぴり恥ずかしそうな様子を見せた。もじもじする山岡に、会場からは温かい拍手が送られた。

役作りについて監督から“何も考えないでお芝居をすること”とリクエストされた天野は、“お芝居は、役の気持ちを考えてやるという固定概念がありました。何も考えないことは難しくて、「もうちょっと、何も考えてない感じで」と何度も言われて半泣き状態で本読みをしました”と撮影を振り返った。

演技初挑戦の辻󠄀の役作りは、“ナチュラルに演じられるよう努力しました。(演技と意識せず)一旦、自分自身で演じられるようにという気持ちで挑みました”と説明した。

大島は“とにかくお菓子がなくなる現場でした”と暴露。寒い時期の撮影で“暖を取る場所の近くにお菓子があって、とりあえずお菓子を手に取って、こたつに入るのがお決まりでした”と笑顔で話した。

阪元監督曰く、本作は7割が当て書き。この発言に“そうなんですか?”とすぐに反応したのは内藤。普段の姿とギャップがあるとメンバーにも言われている役だったため、確認するかのように“(私にも)闇を感じましたか?”と尋ねる内藤に、阪元監督は“目の奥にある何かを感じます(笑)。でも、なにより負けず嫌いとおっしゃっていたので、勝気な感じを出しました”と丁寧に解説していた。

“確かに負けず嫌いです!”とキッパリ話した内藤は、“普段から、言葉遣いや素行を悪くする努力をして、役作りをしました。(気を抜くと)上品な部分が出ちゃうから(笑)”と茶目っ気たっぷりに微笑んだ。

伊能との初対面を振り返り大島は、“殺し屋の国岡役のイメージが強すぎて、知らないうちに私たちの人数が減っていくんじゃないかと思いました。最初はとても怖かったです”とコメント。伊能は“前作は僕ひとりを追う話でしたが、今回はちょっと違う。どんな国岡なら(みなさんの)期待を裏切らないかを考え、(初対面の時に)「これ以上近づくな!」みたいな空気を出していました。そうすることでウマくいくと考えていました”と、役と作品のイメージを考慮した上での対応だったことを明かした。

先日コミカライズが発表されたばかりの同作。「○○編」と題し、毎年作品を出してほしいという声もあるという。阪元監督は“構想は4つくらいあります。国岡の話を含めたらもっとかな? このメンバーが絡む作品もあるし、『グリーンバレット2』も撮りたいです”と想いを明かすと、ステージ上の<ミスマガ>6人は大盛り上がり。大きな拍手に包まれ、新作の期待が高まっている会場を見渡した阪元監督から、“またこの6人で面白いことしたいですね!”と、続編をほのめかす発言も飛び出していた。

イベントでは、この日参加できなかった“殺し屋”合宿所のインストラクター浜辺役を演じた板尾創路より、<ミスマガ>6人に向けたサプライズメッセージも読み上げられた。

“グリーンバレット公開おめでとうございます! そして、撮影お疲れ様でした! 実は私、この完成品を観る前に、『トップガン』をIMAX上映で観てしまいました! そして、興奮し、感動し、涙しました……。そんな『トップガン』モードのままで『グリーンバレット』を観ましたが、なんと、なんと、6人の少女たちの無垢な演技に心を持って行かれ、『トップガン』の感動を上書きしてしまいました! 何がすごいって、この短期間と低予算でトム・クルーズは、こんな良質な映画作れないんじゃないかな。1つ負けているとすれば、『グリーンバレット』がIMAX上映じゃないところだけです。いやー、<ミスマガジン>すげー! 貴女たち6人なら、芸能界の『トップガン』に、きっとなれると思います。今後の活躍に期待してます。最後に、街で会っても絶対に声はかけないでね。その代わり、現場で会った時は絶対に声かけてね。次、会えるの楽しみにしてます。 板尾創路 阪元組バンザイ!”

板尾の印象について“とにかくおおらかな人”と声を揃えた6人。内藤は和泉が板尾に人生相談をしていたことに触れると、和泉が“撮影4日目くらいの時に、今の現場が楽し過ぎて「次の現場で頑張れるか心配です」と話したら「そう思えることが大事。1回目の現場がいい現場でよかったね。大事にしな!」と言われました”と大先輩からのアドバイスが支えになったことも明かした。

最後の挨拶で、阪元監督が“ぜひ、お買い求めください!”とアクリルキーホルダーやTシャツなどの物販をアピール。イベント終了後には、物販コーナーに行列ができるほどの大盛況だった。

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