26時のマスカレイド[六本木アイドルフェスティバル2022ライブレポート]夏開幕!笑顔全開ステージで「素敵な想い出になりました」 26時のマスカレイド[六本木アイドルフェスティバル2022ライブレポート]
Pop'n'Roll 編集部
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<六本木アイドルフェスティバル2022>が、7月29日(金)、30日(土)、31日(日)に六本木ヒルズアリーナにて開催された。今年は3年ぶりに3デイズ開催となり、これからシーンを牽引していくであろうニューカマーから、長年活躍を続けるベテランまで、熱量の高いパフォーマンスをくり広げた。本記事では、7月31日に登場した26時のマスカレイドのライブレポートをお届けしよう。
26時のマスカレイド<六本木アイドルフェスティバル2022>六本木ヒルズアリーナ(2022年7月31日)
三日間にわたるイベントの大トリをつとめたのは26時のマスカレイド。<六本木アイドルフェスティバル>には2018年から毎年出演してきたが、今年は10月末でのグループ解散が発表されている中、最後の<六本木アイドルフェスティバル>を彼女たちらしいパフォーマンスで彩った。
夜空とともに会場のペンライトが青く客席を満たすなか、1曲目はニジマスの夏ナンバー「ちゅるサマ!」。来栖りんが客席をまぶしげに見回しながら歌い出し、サビごとに《Jump, jump》のコールで5人が可愛らしくその場に跳ぶ愛くるしい出だしだ。続く「アイスティーラブ」ではメンバーと観客が共に大きく手を振って会場がひとつになった。
ステージを転調させたのはピアノのアンニュイなメロディが印象的な「ゼンキンセン」。メンバーそれぞれ切なげな表情や吉井美優と江嶋綾恵梨の2人歌唱が織りなすハーモニーで魅せたあと、《好きだよ。ねぇ、気づいてよ…》という歌詞から来栖りんの《バカ!》という渾身のセリフに胸がキュンと動かされる。
MCタイムでは、江嶋が“六本木はいつも雨が降ってるイメージしかなかったんだけど、晴れてよかった!”と過去の出演を振り返りつつ笑う一コマも。今年の夏フェス出演はこれが最初ということで、メンバーも“こんなに汗かくんだね”“みーちゃんですら汗かいてるもん!”と驚きつつ、会場のアイドルファンに“今日は盛り上がり系セトリなので”と水分補給を呼びかけていく。
後半戦ではさらに夏らしく「メロサマ」、そして波を思わせるフォーメーションで弾ける「君は青のままで」と続いて、ニジマスの夏には絶対に外せない鉄板ナンバー「ハートサングラス」へ。今年は観客側が発声できない状況ながら、手振りでのコール&レスポンスを冴え渡らせて会場全体で熱量を生み出していく。大サビ前にはニジマスの5人がステージで円陣を組み、江嶋の「ラストいくよー!」の声でクライマックスへ。メンバーも観客も汗だくになりながら笑顔全開でライブを締めくくった。
ニジマスはステージ終了後イベント全体フィナーレにもそのまま出演。リーダーの江嶋綾恵梨からは、イベントができるようになってきたこの時期に<六本木アイドルフェスティバル>へ出場できたことへの感慨と“今日は夏曲を多めにさせていただいたので、みんなにもたくさん暑さとともに夏を感じてもらえたかなと思います。素敵な想い出になりました”と感謝のコメントがよせられた。
また、全体MCをつとめた玉井杏奈(元PASSPO☆)からはメンバー5人へむけ“女性として、美しくて尊い年頃のこの時期をアイドルというジャンルで一生懸命頑張ってきた経験って、解散した後それぞれの人生でも必ずいろんな形で役に立つときが来るので。解散のその日まで、5人で力を合わせて楽しんで頑張ってください”という応援の言葉が贈られた。