まなみのりさ[六本木アイドルフェスティバル2022ライブレポート]高い表現力で魅せるパフォーマンスとともに届けたあふれる感謝の気持ち まなみのりさ[六本木アイドルフェスティバル2022ライブレポート]
Pop'n'Roll 編集部
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<六本木アイドルフェスティバル2022>が、7月29日(金)、30日(土)、31日(日)に六本木ヒルズアリーナにて開催された。今年は3年ぶりに3デイズ開催となり、これからシーンを牽引していくであろうニューカマーから、長年活躍を続けるベテランまで、熱量の高いパフォーマンスをくり広げた。本記事では、7月31日に登場したまなみのりさのライブレポートをお届けしよう。
まなみのりさ<六本木アイドルフェスティバル2022>六本木ヒルズアリーナ(2022年7月31日)
鼓動やピアノの音色が会場を包み込み、何か静かに物語が始まるようなSEで登場したのは、まなみのりさ。まなみがしっとりと「風蝉の灯」を歌い出し、歌詞とリンクしたしなやかなダンスを展開する。アカペラパートでは、3人が見事なハーモニーを響かせてステージを自分たちの空気に変えていった。
“みなさんこんにちはー! まなみのりさです! <六本木アイドルフェスティバル>最高に楽しんでいきましょう!”と、りさが挨拶をしてエモーショナルなナンバー「変わらなきゃ」へ。サビでは手を突き上げ、足を蹴り上げる。続く、ジャズ調の「Escape」では、社交ダンスを思わせるパフォーマンスと、足の先まで伸び切った流麗なステージングをくり広げた。
MCでは、“<六本木アイドルフェスティバル>は私たちにとって本当に本当に大切な場所で、主催をされている『アイドルお宝くじ』さんの番組で11週連続お世話になって、その番組をきっかけに今の繋がりがたくさんあります。上京してすぐで、本当に何もわからない状態だったんですけど、そんな私たちにたくさんの出会いを導いてくれたと思ってます。今日はこのステージに帰って来れて本当に嬉しいです! ありがとうございます!”とこの舞台に帰ってこられた喜びや、番組を通じて得られた出会いへの感謝を述べる。
“この曲がないと私たち帰れません! 今日会場のみんなと回っていきたいと思います! 回った想い出を作りましょう!”と、まなみのりさのパフォーマンスの代名詞である“回る”振りが印象的な「bye bye バイナリ」へ。それまで3人の魅せるパフォーマンスに見入っていたオーディエンスも、この曲では手拍子をしながら、その場で回り、会場の一体感はより高まっていった。
パフォーマンスを終えると、2023年4月1日(金)に中野サンプラザでのワンマンライブを持って解散することなどを伝え、深々と頭を下げて、まなみのりさとしては最後の<六本木アイドルフェスティバル>のステージに幕を下ろした。