I MY ME MINE[ライブレポート]エネルギッシュなパフォーマンスで大きな熱狂を生んだ2ndワンマン「これからもまだまだもっと大きくなっていきたい」
Pop'n'Roll 編集部
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I MY ME MINEが、8月10日(水)に新宿BLAZEにて2ndワンマンライブ<I MY ME MINE ワンマンライブ -レモネードソーダ->を開催した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。
I MY ME MINE<I MY ME MINE ワンマンライブ -レモネードソーダ->新宿BLAZE(2022年8月10日)
取材&文:石山喜将
撮影:新井克実
I MY ME MINEは、奇抜な楽曲やダンスでありながらも、それを盛り上がりに落とし込み、さまざまなアイドルの中でも一線を画す存在。パレードをコンセプトにし、人々に愉しさを提供しながらアイドルシーンを盛り上げ続けているグループの1つである。
そんなI MY ME MINEが、デビュー以来最大規模となる新宿BLAZE公演に挑んだ。
会場には、アイマイの晴れ舞台を観ようと多くの人が集まった。
開演時間になると、OPムービーが流れる。そこでは、今回のライブタイトル<レモネードソーダ>に合わせて、レモンの可愛らしい背景にメンバーのテロップが表示。ピコピコと鳴る、電子音が強調されたパレードを想起させるSEが流れ、観客を煽っていく。メンバーが登場し、クラップの掛け声を合図に、冒頭から会場を熱を帯び始める。
2ndワンマンライブの1曲目は、ライブタイトルにもなっている新曲「レモネードソーダ」から。清涼感のあるキラキラとしたサウンドに合わせて、手を上下にしたり、ジャンプしたりと、爽やかかつ可愛らしいパフォーマンスを魅せる。サビでは、メンバー曰くレモンを絞りながら自転したり、レモネードソーダの飲み物を持ったりするダンスを披露。終始ノリノリで、この新曲を披露していった。
MCで自己紹介をした後、観客へ「レモネードソーダ」の振り付けをレクチャー。
それを踏まえて、次も再び「レモネードソーダ」を披露。2回目のため、早速振りコピをする観客の姿が見られた。会場はどんどんヒートアップしていく。
「IQ2」をドロップ。しっとりとしたイントロから一気にギアが上がっていく。疾走感が溢れる楽曲に乗りながら、ピースを振ったり、両手を前に出したりと、愉しげで活気のあるステージを展開した。気合いが入り、キレがあるパフォーマンスにファンは呼応するように身体を揺らし、盛り上がっていく。
デビューから歌い続けている、1度聴いたら頭から離れないアイマイの代表曲「アイマイパラレル」へ。《I MY ME MINE》と歌うこの曲は、盛り上がり必至。歌詞にある《○か×か》を手で表現するわかりやすい振り付けで、ファンとの一体感を高めていく。
次のブロックでも、デビューステージから披露し続けた楽曲を届ける。
人間をテーマに歌い、行進する振りや身体を横に揺らす振りが印象的な「にんげんフェスティバル」、《シャベルとスコップ何が違うのか》《もみじとカエデは何が違うのか》《いくらとすじこは何が違うのか》と世の中の“謎“をテーマに歌い上げる「ハテナイハテナ」、指差しをするなど、キュートさ全開の恋愛ソング「恋はプリズム」、ゆっくりとした優しいイントロから一気にギアが上がり、歌詞《ママ》を連呼する「ママママ☆マッスルママ」をアクト。手を大きく回したり、流動的にフォーメーションを変えながら、立体的なステージを作り上げた。
本編は、ラストスパートへ。
アッパーナンバー「アピバグハッピーヒロイン」では、ハイテンションで激しく踊り、盛り立ていく。ファンもジャンプでこのパフォーマンスをアシストした。
「アイマイスターマイン」では、さらにダンスの激しさが増す。メンバー8人がそれぞれ歌い継ぎながら、頭を揺らして、エネルギッシュに舞い踊った。終盤になっても、熱量は落ちることはない。むしろ全員のエネルギーは上がり、会場は“パレード”状態に。楽しさいっぱいの空間が広がっていた。
本編最後は、この日3回目の「レモネードソーダ」。
最後のMCでは、記念撮影をしようとしていたメンバーだったが、ここでサプライズが。習字で書かれた紙を渡され、そこには“I MY ME MINE 2023年4月12日(水) Spotify O-EASTにて3rd ワンマンLIVE開催決定!!”と書かれていた。このサプライズ発表に、メンバーからは驚きと歓喜の声が上がった。事前に“このライブで発表はないよ”と言われて落ち込んでいたそうだったが、この発表にテンションが上がっている様子だった。
本編が終了し、メンバーがステージを去ると、すぐに観客からのアンコールが発生。
再登場したメンバーは、この日4回目の「レモネードソーダ」を投下。何度もパフォーマンスしているが、熱量は落ちることはなく、むしろ全員のテンションが上がっていく。さらに「アイマイスターマイン」 「アピバグハッピーヒロイン」を再度届ける。この2曲のパフォーマンスで、会場には熱い余韻が残った。
アンコールを終えてメンバーがステージから去るも、その余韻からかオーディエンスがさらにアンコール。もともと予定にはなかったが、ダブルアンコールに応えて、3度目の「アイマイスターマイン」 へ。このダブルアンコールで、熱量は最高潮になった。
最後に百千もねが、“今日も発表があったとおり、これからもまだまだもっと大きくなっていきたいと思います! まずは、ここまで来れたのは、ここにいるみんなと、日頃応援してくれているみなさんのおかげです。これからもみんなと一緒にもっとI MY ME MINEを大きくしたいと思います!”とコメント。
I MY ME MINEの2ndワンマンライブは、大成功の中、終幕した。唯一無二のパフォーマンスを展開し、楽しさを共有し続けているI MY ME MINE。この日発表した Spotify O-EASTでのワンマンライブも非常に楽しみだ。今後、その独自の路線と熱く激しいパフォーマンスを武器に、どんどんアイドルシーンを盛り上げていくに違いない。ぜひアイマイのライブに足を運んでもらい、その楽しさを体感してみてほしい。今後のI MY ME MINEの未来に期待したい。