【密着レポート/インタビュー】26時のマスカレイド<江嶋綾恵梨生誕祭>、明日への決意をギターで奏でたハートウォーミングな一夜 26時のマスカレイド<江嶋綾恵梨生誕祭>密着レポート
鶴岡 舞
Pop'n'Roll Editor(編集者)
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26時のマスカレイドが、2019年5月4日(土)に渋谷WWWにて<江嶋綾恵梨生誕祭>を開催した。今回、Pop’n’Roll編集部は、「えじのカフェ de すいとーよ」を連載している江嶋の誕生日当日に行われた本公演に密着。リハーサルから会場に潜入し、彼女にとって初めての挑戦となったギターの弾き語りや自身で考えたセットリスト、生誕委員からのサプライズなどで彩られた江嶋の魅力が溢れたメモリアルな本イベントのレポートをお届けする。
26時のマスカレイド<江嶋綾恵梨生誕祭>写真
今日を皮切りにいろいろなことにチャレンジできるようにしたい
【リハーサル】
15時45分からスタートしたこの日のリハーサル。メンバーは江嶋が待ちのぞんだ生誕祭のステージ本番に向けて、丁寧に1つひとつの進行を確認していく。ニジマスの生誕祭では、その日だけほかのメンバーのパートを主役であるメンバーが歌うことができるのが特徴の1つ。江嶋は、さまざまな曲の中でも「仮面に隠れたセレナーデ」の始まりのセリフと“踊りましょ?”の掛け声のチェックを入念に行っていた。
生誕祭の醍醐味であるソロ企画のリハーサルでは、客席からメンバーが江嶋のギターの弾き語りを見守る。この数ヵ月間、初めて弾き語りに挑戦する江嶋を側で見てきた彼女たちは真剣な眼差しでステージを見つめ、江嶋の奏でるメロディに合わせて、歌詞を口ずさんだり、身体を揺らしていた。
【リハーサル後の吉井美優インタビュー】
――江嶋さんの演奏を聴いてみての感想を教えてください。
吉井:
個人的に落ちサビが素敵すぎて、うるってきました。歌がウマい。さすがニジマスの歌姫です。ギターもすごいなって思いました。
――練習しているのは知っていたんですか?
吉井:
知ってました! 空き時間とかでよくギターを弾いていて、そこで少し聴かせてくれていたんですけど、実際ちゃんと聴いてみたら本当に素晴らしいなって。本番も楽しみです。
【リハーサル後の江嶋綾恵梨インタビュー】
――リハーサルを終えましたがいかがでした?
江嶋:
この1週間ぐらいギターの禁断症状みたいなのが出ていて。ほかの曲を歌っている時も頭の中では“ギター、ギター、ギター、ギター”って(笑)。
――ギターに取り憑かれてしまっていますね。
江嶋:
そうです(笑)。リハで実際に弾いてみて、1回目はなんとなくできたけど、やっているうちにどんどんわかんなくなってきちゃったから、もう途中でやめたんですけど(笑)。まぁ、初めてなので甘く見てほしい!
――この日のために一生懸命に頑張ったんだぞって?
江嶋:
はい。去年の冬から頑張ったぞっていうのを観てほしいですね。今回ギターの先生に、“座って弾いた方が簡単だよ”って言われて、座って弾こうかって話もしていたんですけど、それは嫌だと言い。“オケを流した方が弾きやすいよ”って言われたのも嫌と言い、今、追い込まれているので自業自得なんですけど(笑)。もう本番は、意地で頑張ろうと思います。
――吉井さんにリハの感想をに聞いたら、“うるっとした”って言っていました。
江嶋:
え、本当? 私、聞いてない(笑)。でも、嬉しいですね! メンバーの前では、レコーディングの待ち時間とかレッスンの前とかにちょっと弾いていたくらいなので、今日初めて観くれて。“よく頑張ったね”とか言ってくれたから嬉しい気持ちです。うるっときたなら成功ですね。ふふふ。
――お客さんはどんな反応をすると思いますか?
江嶋:
ギターを弾くとは言ってないけど、けっこう匂わせていて(笑)。だって、生誕のファイルなんてギターを持っているし。江嶋推しの人は“きっと今日ギターを弾くであろう”と思っていると思うけど、もちろん知らない人もたくさんいると思うから驚かせたいですね。最前あたりにいる生誕委員のファンの子たちは、きっと親みたいな目線で温かく観てくれるんだろうなって思ってます(笑)。
――最後に本番前の意気込みをお願いします。
江嶋:
23歳になって初めてのライブだし、ライブでギターを弾くっていうチャレンジをすることも初めてなので、今日を皮切りにいろいろなことにチャレンジできるようにしたいから、今日のギターは本当に意地で頑張って(笑)、大成功させるので観ていてください!
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